地域社会とともに

調和と共生を目指して

コーセーグループは、事業を行なう国・地域との調和と共生を重要な課題として捉え、これらの国・地域の持続可能な発展に貢献する上で、現地雇用や現地調達が重要な役割を果たすという考え方(ISO26000等)に賛同しています。当社はこの考え方に基づき、現地雇用・現地調達等の事業活動を通じた経済貢献や社会貢献活動に努めています。
また、産学連携や化粧品を通じた社会貢献活動にも積極的に取り組んでいます。
今後も国・地域で必要とれる企業であり続けるために、活動の場を広げ・質を高め、いち企業市民として持続可能な社会の発展に貢献していきます。

災害地への支援

コーセーグループは、大規模災害等により被害に合われた皆さまにむけて、少しでもお役にたてるように、状況に応じた支援等を行なっております。

スポーツ振興へのさまざまな取り組み

下記ページをご覧ください。
スポーツ振興へのさまざまな取り組み

ビューティー講座の開催

各エリアの営業拠点には、地元の養護・介護施設、各種学校、NPO団体などより、化粧品メーカーならではのビューティー講座(メイクアップ実習・スキンケア実習・身だしなみ講習など)の開催要請が届きます。その中で、可能な限りスケジュール調整を行い、ご要望に応じたビューティー講座を実施しています。参加される方々の笑顔を見ることが、実施する営業拠点メンバーの励みになっています。

ビューティー講座実施件数実績:

サステナビリティ関連データへ

「ツクイサンシャイン町田東館」様の様子

まんが大研究! 化粧品のちからの制作に協力

株式会社講談社ビーシーが制作している「まんが 社会見学シリーズ」の制作に協力しました。次世代を担う子供たちに、化粧品の役割や健康な肌の大切さについて楽しく学んでほしいという願いから制作されたもので、全国の小学校と国公立図書館へ無償で配布しました。電子ブックとして、こちらから読むこともできます。

一般の方にもご相談のうえで差し上げております。ご興味をお持ちの方はお問い合わせください。
(コーセー広報室 pr@kose.co.jp まで)

コミックの画像

「大研究! 化粧品のちから」

次世代の健やかな成長をサポート

次世代を担う子ども達が、豊かな感性を大切にしながら健やかに成長できるよう、さまざまな取り組みを推進しています。子どもの職業・社会体験施設「キッザニア東京」において、楽しみながら多様な感性を育むパビリオンを出展し、ダイバーシティ&インクルージョンの考えに基づいた美容に関連する職業体験を提供しています。また、幼保施設等を拠点に、幼少期から子ども達自身がスキンケア・紫外線防止ケアを習慣化できる取り組みを行い、健やかな肌づくりをサポートしています。

  • 美容体験をする子どもたちの画像

    キッザニア東京:性別にとらわれず美容体験にチャレンジ

  • 子どもの頬を触る女性の画像

    幼保施設:スキンケア習慣化の取り組み

産学連携

ファンデーションによるQOL向上難病の方の生活をサポート

皮膚ポルフィリン症とは、日光過敏症の一種の難病です。現在、根本的な治療法は確立されておらず、発症予防のため全身を衣類などで厳重に遮光することが必要です。コーセーでは、この原因物質であるポルフィリン体の作用に対する防御効果の高いファンデーションで試用試験を行った結果、一部の方はファンデーションなどの使用により、屋外での活動範囲が拡大できるようになったことを確認しました。その結果を踏まえ、提携病院の皮膚科医と連携して、2012年から患者さんへの製品の無償提供を行っています。
コーセーでは今後も、従来の化粧品の役割の範囲を拡大するため、研究と人材の育成を続け、誰もが健康で幸せな生活が営めるように取り組みます。

ポルフィリン症患者さん支援実績:サステナビリティ関連データへ

企業訪問学習への対応

文部科学省が推進する「総合的な学習の時間」への取り組みの一環として、企業訪問を実施する中学・高校が増えてきています。 生徒や学生が自らが関心のある分野の企業を選び、その企業との対話で学んだことを、後日授業で発表する学習方法が多いようです。 当社も、会社への訪問の受け入れや、オンラインを活用した対話・質疑のほか、学校に出向いての講座等、色々な方法で学生への支援を行っています。将来の進路や職業を考える場の提供を通じて、中学・高校生の未来を応援していきます。

2020・2021年度は、新型コロナウイルス感染予防のため受け入れ活動は中止しました。

講座受講の様子

化粧品学コスメトロジーの発展に貢献

公益財団法人コーセーコスメトロジー研究財団は、1990年にコーセーの創業者である小林孝三郎により設立され、コスメトロジー(化粧品学)に関する研究課題に対し資金助成を行うことにより、人々の健康や美容の増進に役立ち、美しく豊かな生活の実現に貢献することを目的に活動を続けてまいりました。現在、財団ではコスメトロジー研究に意欲的に取り組む全国の研究者に向けて「コスメトロジー研究助成」「特定課題研究助成」「国際交流助成」「学術集会支援助成」の4つの助成プログラムと、学術論文による発表を奨励して研究成果の社会還元を促進することを目的にした表彰プログラム「コーセーコスメトロジー奨励賞」を実施しています。コーセーは、財団設立以来継続して活動の支援を行っています。
公益財団法人コスメトロジー研究振興財団

2022年6月、財団の第四代理事長に小林 一俊(株式会社コーセー代表取締役社長)が就任しました。

2019年11月に法人名称を公益財団法人コスメトロジー研究振興財団から、公益財団法人 コーセーコスメトロジー研究財団に変更しました。

本財団は内閣府より公益認定を受け、2011年10月に公益財団法人へ移行しました。

財団の事業内容・事業実績
受賞者の集合写真

第34回表彰・贈呈式 コスメトロジー研究助成受賞者

美容専門学校から未来を担う人材を育成

コーセーの創業者である小林孝三郎は、美容の専門家を育てることも重要であると考え、1968年に東京都北区に「コーセー高等美容学校」を設立し、自ら初代校長を務めました。以来、約半世紀にわたって当校から美容を担う人材が多数輩出されてきました。1997年より「東京ヘアメイク専門学校」、2016年度からは「コーセー美容専門学校」に名称を一新しました。「人づくりを大切に」という理念のもと、美容師やヘアメイクアーティスト、ブライダルスタイリストを目指す「ヘアデザイナーコース」、ビューティコンサルタント・アイリスト・ネイリストを目指す「ビューティデザイナーコース」の2つのコースを設け、共に、美容師国家資格も取得できるカリキュラムで、美を追求するプロとして活躍できる人材育成に取り組んでいます。
コーセー美容専門学校

学生の画像

ヘアデザイナーコース

学生の画像

ビューティデザイナーコース