大人の赤リップ入門!
バブリーに見えない小慣れテク
この秋冬もリップメイクは主役級となっています。中でもトレンドとなるのが、赤リップです。ブーム当初は、10代、20代が人気モデルやアーティストを真似して真っ赤なリップをこぞって塗っていましたが、今は、40代以上の大人の女性からも支持されるようになっています。赤リップをひと塗りすると、顔の印象がパッと明るくなるせいか、心に栄養を与え、ぐっと女っぷりが増すようでテンションが上がります。
“こなれた赤リップ”はいくつかのコツがある!
私もメイクポーチには必ず入っている赤リップですが、今っぽく見える、“こなれた赤リップ”に見せるコツがいくつかあるんです。言い換えると、“コツを知らないで赤リップを塗ると、古臭い顔になる”ということ。美人なんだけど、昭和っぽい感じ……といいましょうか、もったいない印象になります。
赤リップの色と質感は「肌色と洋服」で決める
ではさっそくそのコツをご紹介しますね。まずは色選びです。赤といっても、コーラル系の赤、オレンジ系の赤、ブラウン系の赤などなど、バリエーションが豊富です。自分の肌の色やお洋服に合わせて選んでみましょう。何色か試しているうちに、必ず自分の肌色と似合う赤が見つかります。
ちなみに、私の肌は黄味寄りなので、オレンジ系の赤が似合います。肌色がぱっと明るく見えて、とても元気な印象になります。次に、質感です。パール感のあるツヤ、キラキラとラメが入った輝き、ツヤがないマットなどいろいろあります。これは好みにもよるんですが、ツヤや輝きがあるタイプは幅広い層の方に似合います。マットな質感は、とてもかっこよくてクールな印象に仕上がります。普段からモードな服がお好みの方、個性を引き出したい方にはとても似合いますね。
赤リップを選ぶには、自分の肌の色に似合う色と質感を見つけること。それには、自分の唇に色をのせるしかないと思います。色を選ぶ際のポイントは、肌色と赤リップとの相性。私のように黄味よりな肌は、オレンジン系の赤、色白の方はピンク系の赤リップ、小麦色の肌はオレンジ系、もしくはベージュ系の赤リップがいいでしょう。ボルドー系の赤リップに関しては、塗ったときにテンションが上がる、もしくは印象の変化を楽しめそうなら、ぜひチャレンジしてほしいカラーですね。
また、赤リップを塗った後の顔写真をスマホで撮影してチェックすると、鏡で映る自分とはまた違って、より客観的に自分を見ることができます。そして、1本だけではなく、できれば2、3本お気に入りの赤リップをセレクトしておくと、いろんなファッションにハマることができます。ちなみに私の場合、オレンジ系の赤リップはカジュアルなデニムに、ボルドー系の赤リップは、フェミニンなパンツスタイルに活躍中。赤リップって、服との相性もあるんです。
こなれた感じを出すには唇のアウトラインはぼかす
次に赤リップの塗り方のコツを紹介します。冒頭でお話しました“こなれた赤リップ”に見せるのがゴールです。“こなれた=ラフ、自然、カジュアル”という言葉があてはまります。リップブラシで丁寧にラインをとって塗ってしまったら、こなれた印象にはなりません、それは“昭和のいい女”。美人ですけど、平成顔ではないんです、残念。
ではさっそく実践! こなれた赤リップの塗り方は、3パターンほどあります。
<パターン①>
赤リップを直接唇にあてて、トントンと軽く叩くように塗る。アウトラインはあえてぼかす感じにします。そして、塗り終わったら“んっぱっ”と唇の上下をなじませて。
<パターン②>
中指に赤リップを適量とり、指先を唇にあててトントンとなじませる。
<パターン③>
①、②のいずれかの方法で塗った後、赤グロスを唇の真ん中に重ねる。
どうです? ものすごく簡単な方法ですよね。ラフに見せるためには、丁寧に塗ってはダメなんです。
そうそう、それと赤リップを美しく見せるとても大切なコツがあります。それは、素の唇の状態を良くすること。乾燥していたり、皮むけなんてもってのほか! リップクリームやバームなどで、唇のケアを忘れずに!
『おすすめリップ』
エルシア 顔色アップ ラスティングルージュ
唇をパッと明るく、つややかに彩り表情までもいきいきと輝かせる持続型ルージュ。うるおい美容成分とうるおいオイル層が乾燥しがちな唇をしっとり保ちます。
エルシア 顔色アップ エッセンスルージュ
上品なツヤとうるおいで、縦じわを目立たなくし表情をいきいきと彩り、輝かせる高保湿ルージュ。つけたての上品でつややかな美発色な仕上がりを保ちます。
エスプリーク エクラ ルージュブーケ
ひと塗りで、ぱっと華やぐ口もとへ。顔色まで美しく魅せるルージュ。「魅せ顔レッド成分」が血色の良い、きれいな発色を叶えます。
くすんだ唇もカバーし、顔色までいきいきとした印象にします。