紫外線対策は1年中必須!UVケアきちんとできてますか?

紫外線対策は1年中必須!UVケアきちんとできてますか?

紫外線対策をするのは夏だけでいいと思っている方は多いのではないでしょうか。実は、紫外線は1年を通して降り注いでいるため、外出時はUVケアを欠かさないことが大切なのです。どのようなUVケアが紫外線対策に効果的なのか気になりますよね。そこで今回は、UVケアの基礎知識から日やけ止めの使い方まで詳しくご紹介します。

UVケアとは?UVケアの基礎知識

紫外線対策は1年中必須!UVケアきちんとできてますか?

紫外線対策は1年中必須!UVケアきちんとできてますか?

まずは、UVケアの基礎知識からみていきましょう。

UVケアとは

UVケアとは紫外線から肌を守るためのスキンケアのことです。日差しが強い夏以外の季節にも紫外線が降り注いでいるため、外出するときは必ずUVケアをしましょう。紫外線は、肌の奥深くにあるコラーゲンやエラスチンなどのハリ成分に悪影響を及ぼし、たるみやしわを引き起こします。

さらに、メラニン色素を過剰に生成させることで、シミの原因にもなるのです。

UVケアの基本

UVケアの基本は次の2つです。

日やけ止めを塗る

日やけ止めクリームやオイルなどは、紫外線を吸収したり散乱させたりすることで、肌を守るアイテムです。露出しているところだけではなく、服で隠れているところにも日やけ止めを塗りましょう。

日傘、帽子を利用する

UVカットの日傘をさしたり帽子をかぶったりすることもUVケアに役立ちます。紫外線は繊維を通過するため、必ずUVカットのものを選びましょう。

SPF、PAとは?UVケアには日やけ止めが必須!日やけ止めの選び方

紫外線対策は1年中必須!UVケアきちんとできてますか?

紫外線対策は1年中必須!UVケアきちんとできてますか?

日やけ止めを選ぶときは、SPFとPAの値に注目しましょう。日やけ止めの正しい選び方をご紹介します。

SPFとPAの違い

日やけ止めのSPFとPAについて詳しくみていきましょう。

SPF

肌の表面に炎症を引き起こすUVBの影響をどれだけ引き延ばせるかを表します。UVBの影響が肌に現れるまでにかかる時間は15~20分です。そのため、SPFの数値に15~20をかけることで、肌に影響が現れるまでの時間をどれだけ引き延ばせるかがわかります。

例えば、SPF30の場合は、SPF30×15~20分=450~600分です。

PA

PAは、肌の奥へと侵入してコラーゲンやエラスチンに悪影響を及ぼすUVAに対する効果を示します。PAの「+」の数が多いほどに、UVAを防ぐ能力が高くなります。

日やけ止めの選び方

日やけ止めには、SPAやPAの値だけではなく、ジェルタイプや乳液タイプ、ウォータープルーフタイプなど、さまざまな種類があります。シーン、つけ心地、機能の3つに分けて、日やけ止めの選び方をご紹介します。

【シーン別】おすすめしたい日やけ止め

日常の買い物や炎天下でのスポーツなど、シーン別に日やけ止めを選びましょう。日常の散歩や買い物ではSPF10~30、PA+~++、屋外での軽いスポーツやレジャーにはSPF10~30、PA++~+++、炎天下でのマリンスポーツやレジャーには、SPF30~50、PA+++~++++のものがおすすめです。

【つけ心地別】おすすめしたい日やけ止め

さらっとしたつけ心地を求めるのならジェルタイプ、肌に水分と油分を与えたい場合は乳液タイプを使いましょう。

【機能別】おすすめしたい日やけ止め

海やプールに行くのなら、水に濡れても落ちにくいウォータープルーフ、同時に美白ケアをしたい場合は美白成分配合の日やけ止めがおすすめです。日やけ止めは水や汗で流れてしまうため、ウォータープルーフタイプを積極的に選びたいところでしょう。

きちんと塗らないと効果なし?日やけ止めきちんと塗れてますか?

紫外線対策は1年中必須!UVケアきちんとできてますか?

紫外線対策は1年中必須!UVケアきちんとできてますか?

日やけ止めは、正しく使わないと効果を得られません。次のようなポイントを押さえて、日やけ止めの効果を引き出しましょう。

少し多いと感じるくらいの量を手に取る

日やけ止めは、十分な量を塗らなければ効果がないため、多めに手にとりましょう。塗るところの面積によって必要量が異なるので、何回か塗って適量を確認してください。

顔、体全体にムラなくなじませる

日やけ止めは、顔や体全体にムラなく塗ることが大切です。ムラがあると、薄く塗ったところにシミができたり、たるみやシワができやすくなったりします。背中は手が届きにくいため、友人や家族、パートナーに塗ってもらいましょう。

また、顔に塗るときは、両ほお、おでこ、鼻、あごに日やけ止めを置いて、円を描くようになじませてください。このとき、顔を包み込むように塗ると、ムラになりにくいですよ。

忘れがちな、耳、襟足、背中、胸元も気を付けて塗る

耳や首の裏、背中、胸元まで丁寧に塗り込みましょう。紫外線は、地面の照り返しによって、全身に影響を与えます。そのため、一見塗る必要がないと思えるところにも日やけ止めを塗ることが大切です。

2~3時間に1回は塗り直す

日やけ止めは汗で流れるため、2~3時間に1回は塗り直しましょう。SPFの値がどれだけ大きくても、汗で流れてしまえばUVカット効果は失われます。夏は汗をかきやすいため、状況によってはさらに小まめに塗り直す必要があります。

規定量を守ってぬる(ケチらない)

日やけ止めを節約したいからといって少ない量しか塗らない場合、十分な効果を得られません。かえって日やけ止めが無駄になるため、規定量を守って塗ることが大切です。

また、べたつくことを理由に日やけ止めをしっかり塗りたくない場合は、サラサラタイプを選びましょう。

天候に関係なく、日やけ止めを塗る習慣をつける

日やけ止めと言えば、日差しが強い日にしかつけなくていいと思っている方が多いのではないでしょうか。紫外線は、曇りや雨の日でも降り注いでいるため、UVケアを毎日欠かさないことが大切です。

毎日のUVケアを欠かさないことで、塗り忘れを防げるでしょう。

まとめ

UVケアは、10代から始めることが大切です。今はシミやたるみ、しわなどがなくても、30代や40代になると肌トラブルが目立ち始めます。また、間違ったUVケアは紫外線を十分に防げないため、正しい方法を身につけましょう。天候や季節に関係なく、毎日UVケアをしてシミやたるみのない肌を保ってくださいね。