紫外線対策を徹底して美肌へ!日やけしたあとの対処法も解説

紫外線対策を徹底して美肌へ!日やけしたあとの対処法も解説

いつまでも美肌をキープしたい方は、紫外線対策を徹底することが大切です。紫外線は、将来的にシミやシワなどのトラブルを引き起こすため、若いころから対策を始めましょう。また、日やけをした後は、適切に対処しなければ肌トラブルが起こる恐れがあります。ここでは、紫外線対策の方法や日やけ後の対処法について詳しくご紹介します。

お肌の大敵!紫外線が肌に与える影響について

紫外線対策を徹底して美肌へ!日やけしたあとの対処法も解説

紫外線対策を徹底して美肌へ!日やけしたあとの対処法も解説

まずは、紫外線が肌に与える影響について詳しくみていきましょう。

紫外線とは

そもそも紫外線とは、太陽光の一種でUVAとUVBに分けられます。UVAは肌の奥深くへ侵入して、ハリ成分のコラーゲンやエラスチンを破壊したり変性させたりします。その結果、しわやたるみを引き起こすのです。

また、UVBは肌の表面に炎症を引き起こし、メラニン色素の生成を加速させることが特徴です。メラニン色素は新陳代謝によって排出されるのですが、加齢とともに代謝が低下すると、排出しきれず肌に沈着するようになります。これが、紫外線によるシミの正体です。

紫外線は、日差しが強い日だけではなく、雨や曇りの日にも降り注いでいます。また、季節によって紫外線量は異なるものの、春や秋、冬にも降り注ぐため、1年を通して紫外線対策が必要です。

紫外線が肌に与える影響

紫外線は、肌の赤みや乾燥、シワ、たるみ、シミ、そばかすなどを引き起こします。コラーゲンやエラスチンなどのハリ成分に悪影響が及ぶと、肌のハリが失われ、重力に従ってたれてしまいます。

その結果、たるみが起こると同時に、皮膚が寄ることでシワになるのです。また、シミとそばかすはどちらもメラニン色素が肌に沈着したもので、紫外線を浴びることで濃くなります。

日やけ止め、日傘…紫外線対策にできることについて

紫外線対策を徹底して美肌へ!日やけしたあとの対処法も解説

紫外線対策を徹底して美肌へ!日やけしたあとの対処法も解説

紫外線対策と言えば、日やけ止めを塗ることを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。実は、他にもさまざまな方法で紫外線をシャットアウトできるのです。日やけ止めの効果や塗り方とあわせて、紫外線対策の方法を詳しくご紹介します。

日やけ止めを塗る

日やけ止めは、紫外線が肌に作用したり肌の奥に侵入したりするのを防ぐケアアイテムです。十分な量の日やけ止めを手にとって、ムラなく塗り広げましょう。また、汗で流れ落ちるため、2~3時間に1回は塗りなおしてください。

日やけ止めには、UVAの防止効果を示すPAと、UVBの影響が出るまでの時間を延長する効果を示すSPFが定められています。日常の買い物や散歩にはSPF10~30、PA+~++、炎天下でのスポーツやレジャーにはSPF30~50、PA++~+++など、シーンに合わせて使い分けましょう。

日傘

日傘は、全身に浴びる紫外線の量を減らしてくれるアイテムです。必ず、UVカット機能のある日傘を選びましょう。さまざまなデザインの日傘があるため、ファッションの1つとしても取り入れられます。

帽子、ストール

帽子やストールは、おでこや頭皮、首元を紫外線から守れるアイテムです。日傘と同じくUVカット機能があるものを選びましょう。

サングラス

目とその周りを紫外線から守るために、サングラスを利用しましょう。色が濃いサングラスは、光の量を抑えることができますが、瞳孔が開いて紫外線が侵入しやすくなります。そのため、紫外線吸収剤が含まれたレンズのものを選びましょう。

また、広範囲を守れるように、大きいサングラスをおすすめします。

ラッシュガード

海やプールでは、ラッシュガードを着用しましょう。露出度が高い水着では、紫外線の影響をそのまま受けてしまいます。日やけ止めは水で流れてしまうため、少しでもUVカット効果が高いラッシュガードを選ぶことが大切です。

対策は夏だけでなく、1年中必須!

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紫外線量は、5~9月にかけて多くなります。特に、7~8月は1年でもっとも紫外線量が多くなるため、普段以上に入念な紫外線対策が必要です。また、他の季節にも紫外線が降り注いでいるので、外出時は必ず紫外線対策しましょう。

紫外線を浴びて日やけしてしまったときの対処法とは

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強い紫外線を浴びると、メラニン色素が大量に生成されて肌に沈着します。これが、日やけのメカニズムです。強い紫外線を浴びると、火傷のような状態になるため、次のように十分にケアしましょう。

冷やしたタオルやローションで熱をとる

冷やしたタオルやローションで肌を冷やしましょう。熱をとることで、炎症が静まりやすくなります。熱いシャワーや入浴は日やけ後の肌に刺激を与えるため、ぬるめのシャワーを浴びましょう。

化粧水、クリーム等で十分に保湿をする

紫外線による熱の影響で、肌の水分が失われます。そのため、化粧水や乳液、クリームなどで、肌に水分と油分を補給することが大切です。保湿ケアをせずに放置すると、少しの刺激でダメージを受けてしまい、シミができやすくなります。

日やけ後の肌は敏感なため、低刺激の保湿ケアアイテムを使いましょう。

抗酸化作用のあるビタミン類を含む野菜、果物をとる

紫外線は活性酸素を大量に発生させることで、コラーゲンやエラスチンにダメージを与えます。そのため、活性酸素に抵抗する抗酸化作用のある栄養素をとることが大切です。抗酸化作用のある栄養素は、ビタミンAやビタミンC、ビタミンEなどで、緑黄色野菜や果物に多く含まれています。

例えば、ビタミンCは赤ピーマンやブロッコリー、レモン、ビタミンEはアーモンドに多く含まれているため、これらの食材を積極的に取り入れることが大切です。また、野菜や果物を色づけているポリフェノールにも強い抗酸化作用があります。さまざまな野菜や果物を食べて、日やけ後の肌を整えましょう。

まとめ

紫外線は1年中降り注いでいるため、外出時は紫外線対策を欠かさないことが大切です。普段から紫外線をシャットアウトしておくことで、シワやたるみ、シミなどができにくくなります。いつまでも美肌を保つためにも、日やけ止めやUVカットの日傘、帽子などを活用しましょう。