夏の肌トラブルの一因、それは「汗」!
気温や湿度の上昇で、夏は一年でもっとも汗をかきやすい季節です。
実はこの汗が、肌を敏感状態に傾けることがあるのをご存知でしょうか?
汗は、水と塩化ナトリウムや微量の尿素などで構成されています。
気温により、汗の水分が蒸発すると、塩化ナトリウムの濃度が高まり、
それが肌への刺激になることがあります。
また、大量に汗をかくと表皮がふやけて汗の出口がふさがれるため、
汗管内に小さな水ぶくれができることがあります。
これが、肌トラブルのひとつ、あせもです。
また、汗を拭き取らず放置して肌が濡れたままの状態にしていると、
あせも、そしてかゆみなどの肌トラブルが起こりやすくなります。
汗をかいたら、清潔なタオルでこまめに、こすらずにふき取るのが、
肌のためにも大切です。
汗により肌が敏感状態に傾いてしまった場合は、
スキンケアを敏感肌用に差し替えるのもひとつの手です。
敏感肌用化粧品は低刺激処方のものが多いので、ゆらぎがちなときでも、
心地よくお手入れができるからです。
夏の肌を健やかに保つために、ちょっとした一工夫をしてみませんか?