肌が敏感な冬時期のくすみケアは「血行アップ」がカギ

あたたかい布団から出るのが名残惜しい冬。
寒さをこらえてなんとか身支度を整えて、いざメイクをする時、
ファンデーションのりが悪いと感じることはありませんか?
それはもしかして、肌代謝が低下しているサインかもしれません。

外気温が下がり冷え込む冬時期は、血管がきゅっと収縮して血行が悪くなります。
これにより、血液によって全身へ運ばれる栄養分や酸素が十分に行き渡らず、
新陳代謝や免疫力が低下。
肌が生まれ変わるサイクル(ターンオーバー)が乱れ、
古い角質が肌表面に蓄積されることで、
くすみやごわつきといった肌悩みを引き起こすのです。

通常、肌のターンオーバーを促進するならピーリングやマッサージが効果的ですが、
敏感になりがちな冬の肌に対して、強い刺激は禁物。
身体をじっくりと温めて血行をアップし、新陳代謝を正常に整えるのが得策です。

そのためには、毎晩湯ぶねに浸かってじんわり汗をかき、
水分をしっかり摂取することを心がけて。
身体をあたためるショウガを食事に取り入れるのもおすすめです。
毎日の洗顔は直接肌をこすらず、泡のクッションを使ってやさしくおこない、
化粧水は肌の老廃物を流すようにデコルテまでたっぷりとなじませましょう。
なるべく負担をかけないくすみケアで、
透き通るような美肌づくりを目指してみては?