先輩社員紹介埼玉支店
教わる側だった自分が今度は教える側に
ビューティコンサルタントとして5年間、百貨店に勤務し、昨年から埼玉支店のトレーナーとしてビューティコンサルタントの研修やトレーニング※、ご販売店様向けセミナーの企画と実施を担当しています。ビューティコンサルタント時代は、経験豊かな先輩スタッフに囲まれ、常に教わる側だった私が、教える側に立つということは非常に大きな変化であり、日々、責任の重さを痛感しています。
ビューティコンサルタントの仕事は、お客さまに最適な商品やメイク方法をお伝えすることを通じて「お客さまの美しさを最大限に引き出し、最高の笑顔をいただく」ことが大きな魅力です。私自身もそのやりがいに惹かれて入社しましたので、教育する側になってからは、トレーニングやセミナーでご販売店様の従業員様やビューティコンサルタントがお客さまの魅力を最大限に引き出せるよう、商品知識やメイク方法を伝えることはとても大切だと思っています。
トレーナーの立場を経験した今、「伝える」ということは非常に難しいことだとも実感しています。私の企画したプログラムを受講いただく方々は、キャリアや経験もそれぞれ違いますので、みなさんにわかりやすく、実践しやすい活動内容にするにはどうすべきか、その点を最も意識しています。トレーニングやセミナーの後に、受講したアプローチの方法を店頭で実践していただくことが大切ですので、参加者から「今日の情報はお客さまの役に立つ」「店頭ですぐにやってみたい」と笑顔をいただけたときはとてもうれしく、やりがいを感じます。
ビューティコンサルタントが美容知識や接客技術を高めるために受ける研修のこと
接客で大切なことは「お客さま目線の美しさ」の追求
入社して6年目になりますが、言葉遣い、接客スキル、ビジネスマナーについては、入社当初と比べるとかなり身についてきたと思います。お客さまはもちろん、ご販売店様やお取り扱い企業様に接するときも、言葉遣いやマナーは非常に重要です。業務にあたる中で、その都度、先輩方に指導いただきながら、仕事をしていく上での礼儀を確実に習得するよう心がけてきました。
また、店頭の接客では、来店されたお客さまの美しさを最大限に引き出すよう努めていますが、その際に、自分から見た美しさではなく、「お客さま目線で見た美しさ」を引き出して差し上げることがとても大切です。ビューティコンサルタントとして経験を積む中で、この「お客さま目線」という視点がもてるようになってから自分自身が一段ステップアップしたように思います。
新人の頃は、精一杯お客さまに接しているつもりでしたが、ときには接客がうまくいかないこともありました。どうしてうまくいかないのか悩み、先輩スタッフに相談したところ、「自分から見た美しさではなく、お客さまから見た美しさを考えてみたら」とアドバイスをしてくれました。その言葉を聞いた瞬間に、自分には「お客さま目線」がなかったのだと気づきました。それ以来、接客のやりとりの中でお客さまの話をよく聞き、お客さま目線の美しさを探り、それを引き出して差し上げるよう努めました。この「相手の目線に立つ」という気づきは、現在の仕事であるセミナーやトレーニングの場面でもとても役に立っています。
専門性を兼ね備えた、信頼されるトレーナーに
現在は、主に「プレディア」というブランドの担当をしていますが、今後はさらにこのブランドに対する知識を深め、これまで以上に充実した研修が実施できるよう努力したいと思います。「プレディア」ブランドの教育担当としてより周囲から信頼されるトレーナーを目指します。
就職活動中の学生へのメッセージ
「“好き”を仕事にする」ということに関してはさまざまな意見がありますが、私自身は好きなことを仕事にして心からよかったと思います。仕事ですから、もちろん悩むことや困難にぶつかることはありますが、好きだからこそ乗り越えることができたのかもしれません。
就職活動中の学生の皆さんも、好きなこと、やりたいことがあるなら恐れずに貫いてほしいと思います。たくさんの出会いの中で “好き”を実現できる、自分に合った企業ときっと出会えるはずです。