先輩社員紹介商品開発部 – 2015年入社
さりげないサポートは
“人”を見てくれているからこそ。
安心してスキルアップを目指せます
商品開発部
商品情報
2017年入社
美容業界で働きたいという希望を胸に
就職活動は、美容業界を中心に行いました。もともとは美容師を目指していましたが、病気の後遺症から難しいのではないかと感じ、それなら別の形で美容に携わろうと思ったのです。美容関係で障がい者採用を行っているのは大手企業が多く、私はアルバイト経験もなかったので、内定をいただけるかとても不安でした。そのため他業種の採用試験も受けていましたが、最終的にコーセーを選んだのは、希望の業種だったこと、そして人事の方の雰囲気がよかったことが理由です。とても自然体で、人事の方同士の仲もよさそうでした。
自分の仕事がお客様に届く喜び
現在は、パッケージや容器に記載する商品特徴や使用法などの文章を作成する業務を担当しています。そうした文章は「能文」と呼ばれます。その商品はどのようなものなのか……、タッチはしっとり? なめらか? 仕上がりはどうなる?など、企画・開発部門からのヒアリングや要望をふまえ、商品情報を限られたスペースの中で端的に、それでいて魅力的に伝えるのが私の役割です。開発部門から提供される情報だけでなく、実際に商品を使用して自ら感じたニュアンスを入れ込むこともあります。そうして作り上げた商品が売り場に並び、お客様がSNSなどで発信してくださっているのを見ると、とても嬉しくなります。
私には左麻痺の後遺症がありますが、パソコンでの作業が中心のためサポートが必要な機会はそう多くはありません。それでも重い荷物を持つ時などは、周囲の方に手伝っていただいています。こちらからお願いせずとも「やるよ」と声をかけてくださるので、安心して働くことができています。
柔軟な働き方ができる環境で
現在、力を入れて取り組んでいるのが、薬事法に適合する表現方法の習得です。特にスキンケア商品は薬事法に細かな決まりごとがあり、使ってはいけない表現や言葉が多数あります。もちろん法律に則ることは大前提なのですが、そこですぐに考えることをやめてしまっては、せっかくの商品特徴がお客様に伝わりません。ですから法規制内で可能な限り開発コンセプトを表現できるよう、模索する日々です。既存品を確認したり、「こんな表現はどうかな」と思いついては先輩に確認したり。これを、何度も何度も繰り返しています。
今後、コーセーがグローバル展開を加速させるにあたり、現在私が担当している業務はさらに重要性を増していくと思います。同じ商品でも、日本と海外とでは書ける情報に違いがあるからです。海外ではエビデンスやデータを基に、より多くを伝えることができるので、それまでにたくさんの表現スキルを身につけていきたいと思っています。
ある一日の流れ
9:30
出社 メール・スケジュールチェック
11:00
プレゼンテーション
12:00
お昼
13:00
所属する商品情報開発課の課会参加
16:00
「能文」の打ち合わせ
18:30
退社
※週に一回の課会に参加する他、月に一回部会に参加。能文発行は月によって異なるが5~15品ほど。
商品のパッケージや容器に記載する商品特長や使用法などの文章を作成する業務を担当しています。