先輩社員紹介人事部 – 2013年入社
「働く喜び」を
感じられる会社へ。
社員の状況や
特性に応じた働き方を、
人事面から
提案・支援していきます
人事部
賃金・障がい者雇用
2013年入社
日々、専門知識を獲得しながら社員をサポート
2013年の入社以来、人事部に所属しています。人事部には労務、安全衛生、福利厚生、人材教育、健康管理など、様々な業務がありますが、社員の給与や身上情報を管理する賃金業務と障がいを持って働く方のサポートをする障がい者雇用が私の主な担当です。雇用契約や規定・法令に基づいて給与の支給を行う賃金業務は、社内規則だけではなく社会保険や税務など、幅広い分野の知識が求められます。
また、結婚、出産、転居等、社員の状況も日々変わる度にそれぞれの手続きが必要です。覚えること、対応すべきことは山とあり、その内容も毎回異なりますが、税理士や社会保険労務士に相談したり、自らも納得するまで調べるなどして、知識の引き出しを増やしています。
最近では、働き方改革などの社会要請をふまえ、各部門の方からインセンティブや制度改定についての相談を受ける機会が増えてきました。これまで培ってきた経験や知識を活かして専門的な立場からアドバイスをしたり、事前に問題点を察知して改善提案をするなど、この仕事の新たな面白さを感じ始めています。社員の皆さんから必要とされ、直接感謝の言葉をいただけることが、一番の喜びです。
自分ができることで、最大限の力を発揮する
今でこそ、人事として社内で一番多くの社員と関わっていると自負していますが、入社当時からそうだったわけではありません。私は聴覚に障がいがあり、人とのコミュニケーションに苦手意識がありました。私の障がいに配慮いただき、最初はあまり会話を必要としないデータ入力から業務を始め、徐々に仕事の幅を広げていきました。その中で、コーセーには企業理念にもあるように誠実であることや心を重視する風土があり、相手の立場や考え方を尊重してくださる方が多く、私に障がいがあることを気にされることも少なく、逆に配慮してくださっているのを感じ、多くの方と安心してコミュニケーションがとれるようになりました。
また、私は電話対応ができないため、非対面のコミュニケーションはメールが中心です。時には電話で会話をすることが必要な事案も出てきますが、上司や先輩が「いつでも代わりに電話するよ」と言ってくださっており、お願いすることもあります。周囲のサポートに感謝しながら、自分は自分にできるベストパフォーマンスを心がけています。
多様な人材が安心して働ける職場を目指して
現在の目標は、職場環境を整備して多様な働き方を推進することです。人事部は化粧品と関わるようなことはないと思うかもしれませんが、多様な人材が働く環境を作ることはそれだけ多様な化粧品を生み出すことに繫がると思っています。例えば視覚障がいのある社員がいれば見やすいパッケージデザインの提案ができるでしょうし、手に障がいのある社員は持ちやすい・押しやすい容器のアイデアを出すこともできるはずです。
その目標に向け、障がいの特性に合わせた仕事の仕方を、職場と本人の両方に提案しながら就労を支援する「企業在籍型職場適応援助者(ジョブコーチ)」の資格を取得しました。また、障がいに起因する悩みや体調面の相談ができる制度も設けています。私自身、入社当時に話を聞いてほしいと思う場面があり、その経験をふまえて立ち上げたものです。
多様な社員が働いているからこそ、多くの人に愛される商品を生み出すことができる。これからも、社員の皆さんが働く喜びを感じながら、自分の力を最大限に発揮できるようなサポートを続けていきたいと思っています。
ある一日の流れ
9:30
出社。メールチェックし、重要度・優先順位をつけ1日の段取りを決める
10:00
入社・退職・身上変更などのデータ処理
13:00
昼食
14:00
障がい者サポートの打ち合わせ。時には直接事業所へ出向いて面談することも
17:00
1日のフィードバック。サポートしている方の今後の取り組み課題や支援策を考案
18:30
退社
※その他、毎月中旬に給与計算、年二回の賞与計算。4月新入社員対応、5月昇給、12月年末調整等。
人事担当として、給与や身上情報を管理する賃金業務と障がい者雇用が主な仕事です。所得税・住民税・年末調整など税務分野にも対応します。