“美容筋膜”を引き締めるマッサージ取り入れて、さらに美肌へ。
スキンケア中のセルフマッサージを2週間継続することで
頬部を中心に、肌が引き締まって立体感を感じていただけます。
加齢画像研究所 ONI 所長 奥田 逸子先生に
肌の美容筋膜の撮像・解析のご協力をいただきました。
美容筋膜とは、真皮の奥にある皮下組織の脂肪層の中にある薄い膜で、顔の構造を支える重要な組織です。
皮膚の裏側から、ピッタリとしたウェットスーツのように支える役割があり、
美容筋膜がしっかりしていると重力に抵抗でき、たるみのないハリのある肌になります。
皮下に見える薄い膜の構造が美容筋膜で、赤線で示しているのが美容筋膜の幅です。
起きた状態(上の画像)と寝た状態(下の画像)の画像を比較すると美容筋膜の幅が広がっており、大きく変化していることが分かります。
この変化率を「美容筋膜 ゆるみ指数」と考えました。
50代女性のCT画像
Okuda I,et.al. Basic analysis of facial ageing: The relationship between the superficial musculoaponeurotic system and age. Exp Dermatol.2019,28 Suppl 1:38-42. doi; 10.1111/exd. 13827. revised by I OKUDA © 2020 加齢画像研究所 ONI
下記のグラフから、40歳未満のグループ(●)は美容筋膜 ゆるみ指数が低いのに対し、
40歳以上のグループ( ◇ )は美容筋膜 ゆるみ指数が高いことがわかります。
加齢に伴い、起きた状態と寝た状態で美容筋膜幅が変化する=ゆるんで伸びやすくなるということが言えます。
Okuda I,et.al. Basic analysis of facial ageing: The relationship between the superficial musculoaponeurotic system and age. Exp Dermatol.2019,28 Suppl 1:38-42. doi; 10.1111/exd. 13827. revised by I OKUDA © 2020 加齢画像研究所 ONI
上記でご紹介した美容筋膜マッサージの効果を測定するため、2週間のマッサージ(スキンケア中)の前後で、モニターの方の美容筋膜をCT撮像し、美容筋膜幅を測定比較しました。
効果実証:美容筋膜幅・高さの変化(著効例)
※美容筋膜マッサージにより5人中4人の美容筋膜幅が狭く、高さが高く変化
施術前
施術後
上記の結果から、スキンケア中に美容筋膜マッサージを2週間続けることにより
膜幅が狭く、高さが高くなっていることから、
頬を中心に、
肌が引き締まって立体感が出た
ことがわかります。
“美容筋膜”は加齢とともにゆるむ!