【年代別】スキンケアのおすすめ方法をご紹介!
みなさんは、いつも同じスキンケアを繰り返していませんか?実は、それでは十分なスキンケアとは言えません。その時その時の自分にいちばん合うスキンケアが必要です。今回はケアの方法と化粧品の選び方をお伝えします。
スキンケアの役割と目的とは?
スキンケアの主な目的は、「肌を清潔にする」「乾燥対策」「紫外線の防止」です。スキンケアを行うことで、私たちの肌は生まれつき備わっている力を発揮できます。その肌の力を「素肌力」といい、肌が生まれ変わる力(ターンオーバー)、肌の潤いを守る力(バリア機能)が備わっています。美しいい肌には、「素肌力」を保つこと、毎日続けること、肌の変化に応じたケアを行うことが大切です。
効果的なスキンケアに大切なのは正しく順番を守ることです。「洗う・補う・守る」のシンプルケアを日々重ねていきましょう。基本のスキンケアには「化粧水」「美容液」「乳液・クリーム」「UVケア化粧品(日中のみ)」を使用します。ポイントは水分から油分の順でつけることです。
スキンケア方法の基本&スキンケアアイテムの使い方
ここでは、スキンケアで使用する基本的なアイテムの使い方や洗顔方法についてご紹介します。
・洗顔
一日をすごした肌は汚れてしまっています。油性の化粧品と余分な皮脂の除去には洗顔料が必要ですが、ほこりや汗は水でも落ちるので乾燥する時期は、朝の洗顔をぬるま湯で済ませてもOKです。もちろん肌に熱いお湯は厳禁です。少し冷たく感じる30度程度のお湯がベストです。洗顔後、保湿しても乾燥を感じるときは「乾燥肌用」「敏感肌用」の洗顔料がおすすめです。
・化粧水
スキンケアのベースである化粧水。角層を柔軟にし、水分を補給してくれます。角層が整うとすぐにキメが細かくなり、きれいな肌に見える効果もあります。化粧水をつけたとき「気持ちいい」と感じれば、それは肌がよい状態である証拠です。また、日本人は表皮が薄く水分を保つ力が低いため、化粧水の保湿成分もチェックしましょう。
・美容液
肌に成分をいきわたらせ栄養を与えてくれ、使い続けることでゆっくりと効果が望めます。肌の悩みにダイレクトに働きかける30代からは必須のアイテム。高価な美容液だと適切な量より少量で使ってしまう方もいるかもしれませんが、これだと効果が出にくくなってしまいます。また、乳液やクリームに比べて肌を保護する成分が弱いため、美容液でスキンケアを終わらせないようにしましょう。
・乳液、クリーム
肌のうるおいを閉じ込める乳液やクリーム。肌を健康で正常な状態にし、年々低下する肌の水分と油分を補います。気温差の激しい気候や大気汚染などの外的要因に負けないバリア機能も現代人には必須。用途によって種類は豊富で、テクスチャー(使用感)も様々。実はクレンジングやマッサージにも使える万能アイテムです。
スキンケアアイテムの選び方のおすすめをご紹介!
選び方を、悩み別、肌質別にご紹介していきます。
【悩み別】
・肌荒れ
敏感肌や肌荒れという問題には、極力シンプルなケアを行い、刺激を与えないことが大切です。クレンジングには刺激が少ないクリームタイプや乳化ジェルタイプを。オイルやリキッド、ミルクタイプのクレンジング料は、洗浄力が強くかなりの刺激を与えてしまいます。また化粧水は省き使用アイテムをなるべく減らします。
・毛穴
「詰まり毛穴」「たるみ毛穴」「開き毛穴」の見極めが大切です。毛穴が目立つといって汚れをとるパックをする方が多いと思いますが、どの毛穴にも効果があるわけではありません。洗顔も優しくオフし、オイルクレンジングは避けましょう。
・透明感がない
肌の白さや透明感を失わせるのが、くすみです。まずはピーリングでケアをしてから種類別にお手入れをしましょう。「メラニンぐすみ」(日焼け)には美白ケア。「血行不良ぐすみ」(睡眠不足や冷え性)にはピーリングの後にマッサージを。「陰影ぐすみ」(乾燥)には保湿ケアを集中的に行います。
【肌質別】
・敏感肌
肌が敏感になっているときは敏感肌用の化粧品を選ぶのが王道です。しかし敏感肌用にもたくさんあり選ぶのが難しいこともありますよね。そんな場合は成分表をチェックしましょう。植物エキスは、一見よさそうですが刺激があるので敏感肌には適さないものもあります。
・混合肌
部分的にスキンケアをかえることが大切。洗顔で適度に皮脂をとった後は、顔全体を保湿成分入りの化粧品で整え、乾くところだけに乳液やクリームを塗ります。
・脂性肌
オイリー肌は皮脂が多くメイクがくずれやすいので、油分をふくむ乳液やクリームはつけないようにしましょう。皮脂を抑えるにはビタミンC誘導体配合の化粧水が効果的です。
年代別にじっくり解説!おすすめのスキンケアについて
肌の老化は、ケア次第で遅らせることもできますし、間違ったスキンケアで肌の老化を早めてしまうこともあります。一般的には20代半ばごろが「お肌の曲り角」と言われますよね。しかし、実際は肌の老化は16歳ごろの成長がとまるころから始まります。
・10~20代前半
15歳くらいまでは肌のターンオーバーが早いので、紫外線にたいして神経質になる必要はありません。20歳ごろからは皮脂も多いので、きちんと洗顔をして保湿美容液をプラスしましょう。
・20代後半
肌の水分が少しずつ減っていきます。油分と水分のバランスを整えるようなケアがベストです。
・30代
仕事のストレスや妊娠など、肌があれることも多い年代。生活管理がスキンケアと同じくらい重要になります。肌の薄い目元や口元専用のクリームで集中ケアをしましょう。
・40代~
エイジング肌に変化する年代。しみ、しわ、たるみなどに向けた積極的なケアをし、コラーゲン増加を目指しましょう。
まとめ
スキンケアはリラックス効果もかねているので、日々のお手入れは丁寧にするのが理想的。 基本のスキンケアアイテムで日々丁寧にお手入れしていけば、鏡をみるのがどんどん楽しくなりますよ。