エテルナ世代の救世主!スキンケアクリームの選び方や使い方のコツをお届け!
肌に油分を届けてくれるクリーム。必要に応じて上手に使いたいスキンケアクリームの選び方、使い方のコツをレクチャーします!
スキンケアにクリームが必要な理由
「保湿効果」「柔軟効果」「閉塞効果」のあるクリームは、バリア機能が低下しがちな現代人には必須のアイテム。美容液は肌の悩みに特化するものですが、クリームは肌に油分でふたをするイメージです。また乳液より油分が高いといえます。
最近では、ハトムギエキスやウコンエキスなどの和漢植物配合により、乾燥からのくすみをケアできるものや、毛穴のひきしめに効果的なもの、化粧下地にもなるものなど、様々な効能が期待できるようになりました。
また油分が多いクリームなので、美容成分を豊富に配合できるというメリットがあります。潤いを閉じ込めるだけでなく、積極的な肌への働きかけも期待できます。
毎日のスキンケアに使いたいクリームの選び方
●選び方
肌質にあわせて選ぶことが大切なので、例えば敏感肌の方にはバリア機能を高め、肌荒れを防ぐ薬用の保護クリームを季節の変わり目にセレクトしたいですね。オイリー肌の方には、ニキビや炎症になる場合もあるので、さらりとした軽いものから試すとよいでしょう。
●選ぶときのコツ
「保湿系」
水分を逃がさないセラミド・ヒアルロン酸・尿素・グリセリンなど、頼れる保湿成分でバリア機能を高めましょう。乾燥肌や年齢を重ねた肌には乳液よりクリームがおすすめ。べたつきが気になる部分にはうすく塗り、ニキビなどの吹き出物には避けるようにしましょう。
「美白系」
シミやくすみが気になる方は、メラニンの生成を抑えて排出をうながすクリームを使ってみてください。保湿力があるかどうかも確認してくださいね。
「エイジングケア系」
シワやたるみが気になる方は、シワ改善効果の高いレチノールや、肌にハリと弾力を与えるコラーゲン、毛穴をひきしめるビタミンC誘導体入りのクリームがおすすめです。
また、クリームは乳化のタイプで分類することができます。「乳化」とは水と油を均一に混合し、クリーム状、乳液状にすること。水に油を溶け込ませた親水型と、油に水を溶け込ませた親油型があります。
・弱油性クリーム:油分は10~25%。比較的さっぱりしている親水型です。
・中油性クリーム:油分は25~50%の親水型。多くのクリームがこれにあたります。
・油性クリーム:50%以上の油分を含みます。コクのあるリッチな使用感の親油型。
好みの使用感と目的にこだわって、気持ちよくお手入れできるクリームを選びましょう。
スキンケアでクリームをつける順番と使い方のコツ
クリームは皮脂が少なくなる40代以降のお手入れにプラスしたいアイテム。生理がある年齢は、自分の皮脂分泌があるため極力避けます。ただし目元や口元には皮脂腺がほとんどないので、この部分のつっぱりや乾燥が気になる場合は、年齢に関係なく、そこにだけクリームを塗る部分使いもOKです。
・塗り方のコツ
肌のバリア機能を高めるクリーム。寒い季節はこってりとした重めのテクスチャーのクリームを選ぶなど、外的環境も気にしてみましょう。クリームは「正しい量を塗ってこそ効果がある」ことを忘れずに。
①適量は10円玉大
てのひらに適量をとります。
②体温であたためる
かためのクリームなら、手を合わせてあたためてから塗ると、なじみやすく浸透力もあがります。
③しっかりとなじませる
てのひら全体にクリームを広げたら、顔の中心から外へ肌を押えるようになじませます。額、鼻、両頬、あごの5カ所においてみましょう。
④重ねづけ
目元や口元など、かさつきやすい部分には重ねづけしましょう。ただし、つけすぎるとニキビの原因になるので、つけた後にべたべたする部分はティッシュで優しくおさえます。
⑤首元
老化が目立つ首元を上から下へ優しく最後に塗りましょう。
クリームだけのスキンケアについて
シンプルケアが流行する中、いわゆる「ガッテン塗り」という、洗顔後のスキンケアはクリームのみに絞るケアをおこなっている方もいるかもしれません。しかし、化粧水からしっかりつける方がエテルナ世代にはおすすめです。肌の乾燥が気になるからと、油分を多く含むクリームを塗りすぎるのは考えもの。必要なのは、あくまでも角層の水分だからです。化粧水でうるおいを与えてからクリームで水分をキープすることで、乾きにくい肌を保つことができます。
まとめ
乾燥や老化など、いろいろなお肌の悩みがたえないエテルナ世代には、クリームはかかせない存在です。油分の多さゆえ、選び方や使い方にコツが必要ですが、毎日のスキンケアの締めに使って美しいお肌を目指しましょう。
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