普段のお手入れに美容オイルをプラスして
エイジングケアをしよう!

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最近になり、オイル美容が国内でも注目されるようになりました。ゆらぎ肌などの老化現象にも適応できる心強い味方で、乾燥はもちろん、洗顔後の肌にそのまま使えるので化粧水と美容液の間にはさんで保湿力を高めることもできます。手に取ったオイルはそのまま髪にも使えて一石二鳥。今回は、良質なオイルについて知識を得てエイジングケアにも取り入れてみましょう。

美容オイルの役割と効果について

植物オイルは私たちの基本単位である細胞膜をつくり、目や心臓、血管、皮膚や髪の毛ななどにも働きかけ、女性ホルモンに大きな影響を及ぼします。

顔や体にも使える万能さで支持されているオイル美容は、保湿で肌にハリと弾力を与えながら肌をなめらかにする効果が期待できます。柔らかくなった肌は、化粧品の浸透を助けるのでさらなる美容効果をもたらしてくれるでしょう。

エイジングケアに効果的な美容オイルの選び方をご紹介

オイルの種類

・ピスタチオオイル

独特の香りと味、栄養価の高さから「ナッツの女王」と呼ばれています。豊富なオレイン酸によって便秘解消に効果があります。ビタミンA、ビタミンE、ビタミンKを含有するオイルは珍しく、高い抗酸化力でアンチエイジングが期待できます。

・パンプキンシードオイル

1リットルのオイルをつくるのに、約35個のかぼちゃが使われる貴重なオイルです。抗アレルギー効果も期待でき、妊娠線などのストレッチマークも軽減、予防ができます。抗酸化作用の強いβカロチン、ビタミンEによって肌の老化を防ぎながら、再生をサポートしてくれます。

・ローズヒップオイル

オレンジの約20倍ものビタミンEを含有していて、医薬品として認可されるほどの強力な抗酸化成分があります。アントシアニンやトリペノイドが豊富で、抗酸化作用、美白効果があります。

・ホホバオイル

肌を保護し皮脂バランスを整えてくれるので、乾燥肌、脂性肌のどちらでも使うことができます。皮膚や毛髪、角膜など体の外側に存在するワックスエステルという成分を補うことができるので、肌の水分保持力を高めてくれます。肌への浸透度も高く、軽い質感で使いやすいため多くの化粧品にも使用されています。

・アルガンオイル

古くから美容や民間療法に使われてきた歴史的なオイルで、一躍ブームにもなりました。豊富なビタミンEで体内の活性酸素を除去し、むくみ予防や脂肪燃焼効果があります。抗炎症に効果があり皮膚や紫外線のダメージを修復します。

・ブラッククミンシードオイル

100種類以上の成分が凝縮している驚異的なオイルです。免疫システムに作用し、抗ヒスタミン、抗炎症効果があります。

美容液を使う順番

エイジングケアで効果を発揮するオイルの選び方とは

肌の悩みは、元々の肌質や年齢、その時々の皮脂のバランスで症状も異なります。オイルにも、それぞれ選び方が異なります。 食べられるほど安全なら肌に塗ってもいいはずというのは、ありがちな勘違いです。食用とスキンケア用は生成方法が違いますし、生命力の強い植物オイルはとてもパワーが強いので、そのまま肌に塗ればアレルギー反応が出ることもあります。 純度の高いオイルを選ぶこと必須です。しかし、例えばココナッツオイルはマッサージクリームとして使われることもありますが、ラウリン酸という成分が経皮接種にはやや刺激があり敏感肌や乾燥肌にはおすすめできません。マカデミアナッツオイルは皮脂やホルモンの状態で選ぶことが必要ですし、美容成分豊富な米ぬかオイルは、酸化のリスクがあるので、酸化安定力の高いオイルとブレンドして使う必要があります。アボカドオイルは保湿効果も優れ、シミ、くすみを予防しますが、やや質感が重く、伸びがよくありません。やはり酸化安定力のあるオイルとブレンドすることで、使い勝手がよくなります。

エイジングケアが期待できる美容オイルの使い方

まず封を切ったオイルはだいたい2か月以内に使用してください。一度に複数は使用せず、一本をきちんと使い切って効果が出たか、出なかったのかをみきわめるようにしましょう。自身の年齢分の日数がおよその目安と考えてもよいでしょう。肌や髪の感じがよくなってきたら継続します。

オイルを使ってニキビが出来てしまった場合、毛穴で脂質が酸化して角栓ができ、炎症を起こしているか、オイルに含有している脂肪酸が菌を増殖させてしまっている可能性があるので注意しましょう。

・ポイントメイク落とし

精製されたオリーブオイルでポイントメイクを落とすことができます。界面活性剤が入っていないので肌に負担をかけず落とすことができます。敏感肌の人や、専用リムーバーで肌荒れしてしまう人に特におすすめです。

・オイルマッサージ

オイルを掌に2プッシュし、両手でこすりあわせて温めます。顔全体にさらっとオイルを塗り、指を開いて耳裏のリンパを刺激します。指は軽く曲げて、輪郭の曲線にフィットするようにすることがコツです。毒素を排出する首筋ラインから耳下、鎖骨へとなでおろします。親指をアゴ裏の骨にひっかけ、指を引き上げて鎖骨を刺激し、親指をこめかみにおいて頬を引きあげて、最後は中央から外向きに額をなでます。むくみの原因、血流の滞りを解消する部分をもみほぐすことがポイントです。

月見草オイルやボリジオイル、ローズヒップオイルなどをブレンドした美容液を塗ると、潤いのある肌になり、毛穴も目立ちにくくなります。

・入浴でのスキンケア

マッサージだけでなく、お風呂にオイルを入れると乾燥に効果があります。クレンジングをした後、保湿をするまでに肌がつっぱる方は洗顔後にオイルをつけると、湯気でラップ効果があり、もっちり肌が期待できます。

・メイク

メイクの際、ファンデーションにオイルを数滴まぜてみましょう。多すぎるとメイクがヨレてくずれるので注意です。

・更年期障害

エイジングケア世代になると、これまでになかった肌トラブルに加え、内臓機能が衰え、免疫力が低下して疲れやすくなります。亜麻仁オイルと米ぬかオイルで、体の巡りの改善が期待でき、老化の加速を緩めることができます。

エイジングケアが期待できる美容オイルの使い方

私たちの体は、約60~100兆個もの細胞で成り立っています。この細胞に必要不可欠なのがオイルです。オイルを摂取することでエネルギー代謝が促進されます。食用とともに、スキンケアでもオイルを取り入れることで、水分や美容成分が空気中に失われることがないよう肌を守ります。多くのオイルは熱、空気、光に弱い性質があるので、間違ったオイルを肌につけてしまうと酸化してオイル焼けを引き起こします。くれぐれも使用方法に注意し、エイジングケアに取り入れていきましょう!

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