ストレスが原因で肩こりになることも。肩こりを放置すると美容にどんな影響があるの?

ストレスが原因で肩こりになることも。肩こりを放置すると美容にどんな影響があるの?

ストレス社会ともよばれる現代、仕事や家事、育児など様々な原因からストレスを受けます。ストレスは肩こりの原因になる場合もあるため、できるだけ避けたいところでしょう。また、肩こりを放置すると美容にも悪影響が及ぶ可能性があります。今回はストレスが原因で肩こりが起こる理由と、美容への影響、肩こりの解消法までわかりやすく解説していきます。

肩こりの原因とは

ストレスが原因で肩こりになることも。肩こりを放置すると美容にどんな影響があるの?

ストレスが原因で肩こりになることも。肩こりを放置すると美容にどんな影響があるの?

肩こりの原因は、肩周りの「筋肉の緊張」と「血流の悪化」です。肩周りの筋肉を緊張させたり血流を悪化させたりする原因は、普段の生活の中に隠れています。どのような原因があるのか、詳しくみていきましょう。

同じ姿勢でのデスクワーク

デスクワークで同じ姿勢を長時間続けると、筋肉が緊張して肩こりにつながります。デスクワークに限らず、食器を洗うときなどに常に同じ姿勢でいる方も肩がこりやすいでしょう。

目の疲れ

長時間、パソコンやスマホ、テレビなどを見ていると目が疲れてしまします。さらに度が合わないメガネやコンタクトレンズの使用も慢性的な目の疲れに繋がります。目が疲れると、目の周りの筋肉が緊張し、結果として肩こりを引き起こす場合があります。

運動不足

運動不足だと、筋力の低下によって筋肉が緊張しやすくなります。筋肉は血流に深く関わっているため血行不良にも繋がるのです。このように筋肉の緊張と血行不良の両方が起こるため、肩こりの大きな原因になります。

ストレスが原因で肩こりになることも

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ストレスが原因で肩こりになることも。肩こりを放置すると美容にどんな影響があるの?

肩こりはストレスによっても引き起こされます。これは身体の様々な機能を調節する自律神経をストレスが乱すためです。

自律神経には、活動的なときに優位になる交感神経と、安静時に優位になる副交感神経があり、ストレスを感じたときは交感神経が優位になります。その結果、血管が収縮し、血行が悪化するのです。

肩だけではなく全身の血行が悪くなるため、様々なところがこります。

肩こりが慢性化すると美容にも影響が…

ストレスが原因で肩こりになることも。肩こりを放置すると美容にどんな影響があるの?

ストレスが原因で肩こりになることも。肩こりを放置すると美容にどんな影響があるの?

肩こりを放置すると、肩周りの筋肉の緊張と血行不良がひどくなり症状が悪化します。そればかりか美容にまで悪影響を及ぼすのです。特に顔に対して次のような影響があります。

顔色がすぐれない

肩こりが悪化すると交感神経が優位になり、ますます血行が悪くなります。その結果、顔の毛細血管が収縮して血流が悪化し、顔色が悪くなるのです。また十分に血液が行き届かないことで肌の新陳代謝にも悪影響が及び、顔の肌トラブルにも繋がります。

疲れた表情になりやすい

顔の血流が悪くなることで、疲れ顔になります。疲れた表情は老けた印象を与える場合もあるため、美容を気づかう方は十分に注意が必要です。

顔のバランスに左右差がでてしまう

顔は、必ずしも左右対称ではありませんが、肩こりが慢性化している方は顔の左右差が大きくなっている可能性があります。顔のゆがみは、首のねじれやゆがみが原因とされています。首のねじれやゆがみは、肩こりも引き起こすため、顔の左右差と肩こりは密接に関係しているのです。

肩こりを解消するにはどうすれば?

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ストレスが原因で肩こりになることも。肩こりを放置すると美容にどんな影響があるの?

放置すると日常生活や美容に悪影響を及ぼす肩こりは、どのように解消すればいいのでしょうか。次のような解消法を試してみましょう。

体を動かして血行を良くする

肩こりは血行不良によって引き起こされるため、身体を動かして血行を促すことで改善が期待できます。ウォーキングやジョギング、水泳やサイクリング、ストレッチなど全身を動かしましょう。

無理なく続けられるように、運動不足の方はウォーキングやストレッチから始めるといいでしょう。

肩、首を冷やさないようにする

肩や首を冷やすと、筋肉の緊張と血行不良をまねきます。冬はマフラーやカイロなどで対策しましょう。夏はエアコンの効きすぎによって冷える場合もあるため、設定温度に注意してください。

同じ姿勢にならないようにこまめに動く

同じ姿勢を続けると筋肉が緊張したり血行が悪くなったりするため、こまめに動くようにしましょう。例えばデスクワークの方は1時間に1回以上、席から立つなど意識的に動くことが大切です。

肩こりを予防するには

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ストレスが原因で肩こりになることも。肩こりを放置すると美容にどんな影響があるの?

肩こりは、すぐに解消することが難しいため、普段から予防を心がけておきましょう。次のような予防法を習慣づけることが大切です。

全身浴で血行を良くする

38~40℃程度のぬるま湯にゆっくりつかることで、全身の血行が良くなり肩こりを防げるでしょう。また熱いシャワーと冷たいシャワーを2~3分ごとに交互にかけ、最後は熱いシャワーをかけるという方法も肩こり予防に役立ちます。

適度に運動をする

適度な運動を習慣づけることで、筋肉の衰えによる血行不良の予防に繋がります。ウォーキングやジョギング、水泳やサイクリングなどの運動がおすすめですが、仕事や家事、育児などが忙しくて運動ができないという方もいるでしょう。

そんなときは普段の通勤で1つ手前の駅や停留所で降りて少しでも長く歩くなど、工夫することが大切です。エレベーターやエスカレーターではなく階段を使ったり、車ではなく公共交通機関を利用したりするのもいいでしょう。

エアコンなどで肩、首を冷やさないようにする

肩こり解消法と同様に、エアコンなどで肩や首を冷やさないことも大事です。夏場はついエアコンの設定温度を低くしすぎたり、扇風機に直接当たったりしがちです。涼しすぎると感じた場合はエアコンの設定温度を上げましょう。

そのときの体温で体感温度が変わるため、熱中症に注意しつつ最適な温度に設定することが大切です。扇風機は必ずスイングにして、常に風が当たっている状況を避けましょう。

まとめ

肩こりはストレスや冷え、運動不足など様々な原因で引き起こされます。筋肉の緊張と血行不良が肩こりのメカニズムのため、普段の生活環境や仕事環境を見直すことが改善に有効です。適度な運動やお風呂にゆっくりつかるなど、普段から肩こりを防ぐことを意識してください。肩こりが起きた場合には早めに対処し、美容に悪影響が及ばないように注意しましょう。