40~50代になると、シワが気になり始める方が多いのではないでしょうか。シワの改善は難しくても、メイクで隠すことは難しくありません。少しの工夫でシワが隠れて、若見え肌になりますよ。そこで今回は40~50代でとくに気になるシワをファンデーションでカバーするコツをご紹介します。
シワにファンデーションをのせると余計に目立つ?
シワにファンデーションをのせると、余計に目立ってしまう場合があります。なぜ、シワがファンデーションで目立つのか詳しくみていきましょう。
シワを隠そうとついファンデーションを重ねている
シワを隠すためにファンデーションを重ねると、シワにファンデーションが入り込むことで余計に目立ってしまいます。近くで見ないとわからないシワまで目立つため、ファンデーションの塗り方には注意が必要です。
ベースメイク前の肌が乾燥している
乾燥している肌にファンデーションを塗ると粉っぽくなりシワを目立たせてしまいます。ベースメイク前の肌が乾燥していないか十分にチェックしましょう。化粧水や乳液などの保湿ケアで、肌の水分と油分のバランスを整えることが大切です。
ほうれい線だけではなく、ちりめんじわや目元のシワにも十分に保湿ケアをしてください。
下地やコンシーラーの塗りすぎ
下地やコンシーラーを塗りすぎると、シワに入り込むことでシワを目立たせてしまいます。そこにファンデーションを重ねることで、さらにシワが目立ってしまうでしょう。
シワのカバーにおすすめ!ファンデーションを選ぶ際のコツ
シワをカバーしたいときはリキッドファンデーションがおすすめです。シワのカバーに役立つファンデーションと、選び方のコツについて詳しくみていきましょう。
リキッドファンデーション
リキッドファンデーションには水分が多く含まれています。そのため肌に密着しやすく、シワのカバー力が高くなります。またルースパウダーと組み合わせることでマットな質感に仕上がります。シワを隠すという点では、もっとも優秀なファンデーションといえるでしょう。ただし使用感が重いため、いくつか試して自分に合ったものを選んでください。
パウダーファンデーション
パウダーファンデーションはマットな仕上がりになるため、テカリを抑えるのに役立ちます。しかし、シワを隠すのには不向きです。パウダーファンデーションは厚塗りしがちなため、シワを目立たせてしまう恐れがあります。
クッションファンデーション
クッションファンデーションは、リキッドファンデーションとパウダーファンデーションの中間の性質を持ちます。シワを隠すのにも使えますが、厚塗りするとシワが目立ってしまうでしょう。クッションファンデーションを使うなら、リキッドファンデーションとルースパウダーで質感を調節するとよいでしょう。
シワを目立たなくするファンデーションメイクのポイント
シワを目立たなくするファンデーションメイクのポイントを詳しくご紹介します。
メイクのポイント
メイクのポイントを部位ごとにみていきましょう。
・額
下地には肌をなめらかに整えるプライマーを使用してください。その後にファンデーションを塗ると、シワに入り込むのを防ぎます。ファンデーションは均一に塗ることが大切です。
・目元
目元は皮膚が薄いため乾燥しやすい部位です。入念に保湿ケアをしてからメイクをしましょう。ただしクリームをゴシゴシと塗り込むと、くすみやシミの原因になるため優しくていねいに塗ることが大切です。
・ほうれい線
下地とファンデーションを少しずつ均一に塗ることが大切です。深く刻まれたほうれい線にはシワが入り込みやすいため、鏡で確認しながらていねいに塗りましょう。
・ちりめんじわ
ちりめんじわは顔のさまざまな部位に現れます。1つずつていねいに塗るというよりは、メイク前の保湿ケアで肌の水分と油分のバランスを整えることを意識しましょう。ファンデーションがのりやすい肌に整えることで、シワをしっかりカバーできます。
シワにファンデがたまりがち
シワにファンデーションがたまりがちな場合は、次のように対処しましょう。
・たまった部分のファンデは一度除去する
シワにたまったファンデーションは除去することが大切です。シワに入り込んだファンデーションを無理にのばしても、シワは目立ったままになるでしょう。
・重ねづけはせずティッシュと綿棒でなおす
顔全体をティッシュオフしたうえで、乳液をつけた綿棒でシワに入り込んだファンデーションを取り除いてください。指や乾いた綿棒でファンデーションをかき出すと、肌にダメージが及びます。赤みやくすみの原因になるため、必ず乳液をつけた綿棒で取り除きましょう。
マスクしているときファンデがすぐ崩れる
マスクしているときにファンデーションが崩れやすい方は、次の2つを意識してみてください。
・薄くのばすことを心がける
ファンデーションを厚く塗ると、マスクによって蒸れたときに崩れてしまいます。ファンデーションは薄くのばすことを心がけましょう。少量を手にとって、少しずつていねいに塗ってください。
・下地をていねいに塗る
下地を厚塗りするとマスクで蒸れたときに簡単に崩れてしまいます。下地をていねいに塗ることを意識しましょう。下地をていねいに塗っても、肌が乾燥しているとマスクによる蒸れで崩れやすくなります。入念な保湿ケアと下地をていねいに塗ることはセットです。
まとめ
シワを隠したいときは、リキッドファンデーションを均一かつていねいに塗ることが大切です。もし、シワにファンデーションが入り込んだら顔全体をティッシュオフしたうえで乳液をつけた綿棒で取り除いてください。40~50代で気になりやすいシワは普段のメイクでカバーできます。シワの正しいカバーメイク術を身につけて、若見え肌を目指しましょう。