毛穴をうまくカバーするファンデーションの塗り方とは？

ファンデーションをただ塗るだけでは毛穴はなかなか隠れません。それどころか毛穴につまって目立たせる心配もあります。毛穴をうまくカバーするファンデーションの塗り方について詳しくみていきましょう。

ファンデを少量とる

ファンデーションは、少量を手にとることが基本です。何度も手にとるのが面倒だからといって一度に大量に塗るとムラができてしまいます。少量ずつ手にとって顔にのせましょう。リキッドファンデーションは、両頬とおでこ、あごにのせてください。

顔の中心から外側へ広げて顔全体にムラなくなじませる

ファンデーションは、顔の中心から外側へ広げていくことが基本です。外側から顔の中心へ広げる場合、スムーズに塗れないでしょう。脂肪や筋肉のつき方の関係で、顔の中心から外側へ向けて塗った方がスムーズに塗れます。

ファンデーションは顔全体にしっかりなじませましょう。ムラができると顔の色調に違和感が生じたり、毛穴が目立ったりする可能性があります。

毛穴の気になる部分にのせる

毛穴の気になる部分にファンデーションをのせることが大切です。厚塗りは毛穴がかえって目立つため、薄くつけながら丁寧に押さえましょう。このとき毛穴を何度も強く押したりこすったりすると、くすみになる恐れがあります。やさしく丁寧にのせることを心がけましょう。

毛穴にフェイスパウダーをふんわりのせる

ファイスパウダーは、毛穴をカバーしてくれる便利な化粧品です。ただし厚くのせると毛穴が目立つため、適量をふんわりのせましょう。フェイスパウダーは余分な皮脂を吸収するためテカリやメイク崩れも防止できます。

ファンデの種類別！毛穴をどうカバーしてくれるの？

ファンデーションによって、毛穴をカバーする仕組みが異なります。リキッドファンデーションからクッションファンデーションまで、毛穴をカバーする仕組みについて詳しくみていきましょう。

リキッドファンデーション

リキッドファンデーションは、肌と一体化して質感を整え、毛穴を目立ちにくくする特徴があります。毛穴周りと他の部位の質感が異なると、毛穴が目立ちます。肌全体の質感が統一されることで、毛穴が目立ちにくくなります。

パウダーファンデーション

パウダーファンデーションを使えば、リキッドファンデーション後にのせるフェイスパウダーが不要です。複数の化粧品を使うことによる厚塗りを防げるため、毛穴を隠しやすくなります。適量を塗ることでナチュラルな仕上がりになるでしょう。

クリームファンデーション

クリームファンデーションは、毛穴と肌との境目をぼかすことで毛穴を目立ちにくくします。保湿効果とカバー力に優れているため、乾燥で肌のキメが乱れがちな方におすすめです。

クッションファンデーション

クッションファンデーションは、毛穴の凹凸をカバーしつつ、ツヤのある明るい肌を演出してくれます。保湿成分が配合されたものも多く、乾燥が原因の毛穴トラブルに悩む方におすすめです。

ファンデーションでうまく毛穴をカバーするコツ！

ファンデーションは、塗り方や事前準備に問題があると毛穴を目立たせてしまいます。ファンデーションで毛穴をうまくカバーするコツを詳しくみていきましょう。

肌をきちんと保湿しておく

ファンデーションを塗る前に、肌を十分に保湿することが大切です。乾燥した肌にファンデーションを塗っても、肌になじみません。塗ってすぐはなじんでいるようにみえても、すぐに崩れてしまいます。何度もメイク直しをすることで結果的に厚塗りになり、毛穴が目立つ心配があります。

メイク前には、化粧水、美容液、乳液、クリームの順で保湿ケアをしてください。ヒアルロン酸やセラミドが含まれた化粧水や美容液で保湿することで、肌にしっかりうるおいを与えられます。乳液とクリームは油分を補うためのものです。

おでこや頬、あごなどは皮脂の分泌が活発なため、クリームが不要な場合もあります。目もと、口もとなど、皮膚が薄く乾燥しやすい部位を中心に塗りましょう。

化粧下地は薄めにのせる

ファンデーションの前に、化粧下地を塗ってください。化粧下地には、ファンデーションを肌に密着しやすくする役割があります。ただし毛穴をカバーしたいからといって、化粧下地を厚く塗ってはいけません。ファンデーションを薄くのせても、結果的に厚塗りになって毛穴が目立ちます。

化粧下地は次のように塗りましょう。

（1）1円玉大の量を手にとる
（2）両頬、おでこ、鼻先、あごにのせて外側へ広げつつ全体へなじませる
（3）ムラなく塗れているか確認する

毛穴が気になるところには、部分用下地を塗ってから通常の化粧下地を重ね塗りしてもよいでしょう。厚塗りには注意してください。

毛穴にファンデを重ねない

毛穴は化粧下地やファンデなど、複数の化粧品を組み合わせてカバーしてください。ファンデーションだけでカバーしようとすると、自然に厚塗りになります。かえって毛穴が目立つため、ファンデーションは重ねないようにしましょう。

まとめ

毛穴はファンデーションと化粧下地、フェイスパウダーでカバーしてください。薄づきを心がけて、毛穴をうまくカバーしましょう。毛穴を隠そうとファンデーションを重ねると、かえって目立ちます。保湿ケアで肌を整えたうえで正しくメイクして、自然に毛穴を隠しましょう。