クリームでこんなにツヤ顔! おすすめクリーム最新情報
以前は肌のテカリが気になっていたのに、最近あぶらとり紙がいらなくなったエテルナ世代のみなさん、実はそれ、肌の皮脂量が減ってきているのです。うるおいが少なくなり、肌の自然なツヤ感がなくなってきているのです。そこで活用したいのが、肌の“ツヤ出し”に欠かせないクリーム。クリームを上手に使えば、肌の質感やハリ感、見た目の美しさに違いが出てきます!
美肌の近道にクリームが必須なワケ
●クリームの効果と役割
過剰な皮脂の分泌は、ニキビや毛穴の開きといった肌トラブルを引き起こします。一方で、適度な皮脂は、肌にとって柔らかさやつややかさを保つために欠かせない“ナチュラルオイル”といえます。この“ナチュラルオイル”である肌の脂分が減ってくるのが、エテルナ世代にあたる40代前後。「そういえば、あぶらとり紙を使わなくなった!」という方も多いのではないでしょうか。皮脂量が低下し始めるエテルナ世代にとって、“ナチュラルオイル”の代わりとなるのがクリームの油分です。例えば、乾燥した革のバッグにオイルを塗ると表面につややかさがよみがえるように、肌に油分を補うことでなめらかなツヤ感が生まれます。スキンケアにおいて、クリームは必要な油分を補って肌を生き生きと輝かせる効果があるのです。
●クリームを使うタイミングと使い方
洗顔後、一般的なお手入れの順番は、化粧水〜美容液〜乳液〜クリームです。クリームは他のアイテムに比べて油分が多く、こってりとしたテクスチャーなので、お手入れの最後に使うのがいいでしょう。
では、乳液とクリームの主な違いはというと、水分と油分の配合バランスです。乳液を使った後部分的に乾燥するという方は、その部分に保湿効果の高いクリームを重ねましょう。また、乳液では保湿効果が足りないと感じるときは、乳液の代わりにクリームを使います。季節や肌の状態に合わせて、乳液とクリームを両方使ったり、それぞれを使い分けたりするのが賢い手です。
美肌の人はみんなやっている! クリームで顔マッサージのコツ
●手軽にできるクリームを使ったマッサージ
「マッサージは美肌づくりにいいって聞くけど、時間もないし、どうやればいいのかわからない…」という方は、クリームを塗るときに指先で軽くクルクルしながらなじませるお手軽マッサージがおすすめです。無意識にただクリームを塗るのではなく、マッサージしながらクリームをなじませるケアなら、毎日できそうですね。
●マッサージに使うクリームはどんなのがいいの?
もちろん、本格的にケアしたい方はマッサージ用のクリームでお手入れするのがベスト。マッサージ用クリームは、指滑りを考慮してテクスチャーにもこだわっているので、肌に負担なくケアできます。一方、もっと簡単にマッサージがしたいという方は、保湿用クリームを普段より少し多めに使ってマッサージクリームの代用に。ときどき、「クレンジングクリームでマッサージしてもいいの?」と聞かれますが、汚れが混ざったクレンジングクリームを長く肌にのせた状態は避けるのが無難です。クレンジクリームはあくまでメイク落としとして使いましょう。
●クリームを使った顔マッサージの方法とコツ
クリームを手にとったら、手のひらで軽くほぐして温めてから使いましょう。
額、鼻、両頰、アゴの順にクリームをのせ、中指と薬指の腹を使って軽く円を描くように伸ばしていきます。指滑りが悪いときはクリームを足してください。
- 額の眉間のあたりから生え際に向けてクルクルと円を描くようにマッサージし、最後はこめかみ部分を軽く押す。
- アゴから頰のフェイラインを外側に円を描くように軽く引き上げていく。
- 頰の内側から、ななめ上に向かって外側へ軽く引き上げるようにマッサージ。
- 鼻の頭から小鼻に向かって優しく指先でさするようにマッサージ。
- 口元は、下唇の真ん中から口角を上げるように、上唇の鼻下から頬骨に沿って流れるようにマッサージ。
- 目元は、薬指で目頭から目尻にスーッとなでるように伸ばして。次に眉頭から眉尻へ、そのまま目の下に回って目頭まで一周。最後はこめかみを軽く押す。
顔をクルクルと指先でマッサージするようにクリームをなじませることで血行が促され、明るくつややかな肌印象に。さらにマッサージで肌の血行が良くなると代謝が高まり、むくみ予防にもつながります。マッサージ後は、顔が引き締まってスッキリ!
●マッサージをするときの注意点
マッサージをするときに大事なのは、クリームの滑り具合です。クリームの量が少ないと摩擦が生じて肌への刺激になります。また、必要以上のマッサージはシワやたるみの原因になるので、マッサージ中は強くこすったり、すりこんだりするのは避けましょう。クリームが肌になじんできたらマッサージは終了です。摩擦が気になるからとクリームを大量につけすぎると、肌荒れや大人のニキビ、テカリなどを引き起こすこともあるので、肌に残った余分なクリームはティッシュで軽く拭き取っておきましょう。
顔用クリームはこんなことにも使えて便利!
●お顔そりに
顔のうぶ毛をそる場合、シェービング用クリームは必須です。何もつけずに剃ると肌を傷つけてしまいます。皮膚の角質に傷がつくと肌荒れや乾燥、色素沈着の原因になるので注意しましょう。シェービング用クリームがないときは、顔用クリームで代用します。肌への保湿ケアになって一石二鳥です。
シェービング前にはホットタオルで肌を温め、皮膚を柔らかくしておくと肌への負担が軽減されます。顔そりが終わった後は冷たいタオルを軽くのせ、肌の炎症を抑えましょう。化粧水、乳液、クリームなど肌に優しい保湿ケアを心がけてください。●ボディケア
顔用のクリームは、もちろんボディの保湿ケアとしても秀逸です。シワが気になる首やデコルテ、カサついやすい腕や肘などにのばして潤い効果を実感してください。
●メイクの上から使って肌のツヤ出し
基本的にクリームはメイク前に使うものですが、少量のクリームを指先または綿棒に取り、軽くトントントンとしながら、ハイライト部分にあたる頬骨の上の方からこめかみあたりになじませると肌のツヤ出しにつながります。ただし、パウダーファンデーションの後に使うと、粉がよれて化粧崩れにつながるので、仕上げにフェイスパウダーを軽く重ねておくのがポイントです。化粧直しに行う保湿ケア&ツヤ肌作りとしてもおすすめです。
こんな肌状態のときはこのクリームで決まり!
●肌の悩みに合わせたクリームの選び方
クリームは美肌成分が多く含まれる万能アイテムのひとつ。肌の悩みに合わせたクリームを選んで、なりたい肌を目指しましょう!
【カサカサする、皮むけする、粉がふくなどの乾燥に】
お肌にうるおいを与えられるクリームがおすすめ。ヒアルロン酸、セラミド、アミノ酸、スクワラン、コエンザイムQ10などが配合されているクリームを、乾燥しやすい部分に軽くおさえるようになじませましょう。
【フェイスラインのもたつきをキュッと引き締めたい】
若々しさが必要な肌には、コラーゲンやエラスチン、アスタキサンチンなどが配合されたクリームがおすすめ。フェイスラインを意識したクリームでの顔マッサージも忘れずに行いましょう。
【目尻や口元が気になる】
ビタミンAの一種であるレチノール、ポリフェノールやアスタキサンチンといった抗酸化成分が配合されたクリームがおすすめ。紫外線はシワを増やす原因になるので、日焼け止めクリームは必須です。
【広がってきたシミや目立ってきたシミに】
ビタミンC誘導体、コウジ酸、トラネキサム酸、アルブチン、エグラ酸などの成分を含んだクリームがおすすめ。日中は紫外線を防ぐ日焼け止めクリームを忘れずに使いましょう。もし紫外線によって炎症が起こったら、水分をたっぷり与えてから美容の調子を整える効果のクリームを塗りましょう。
●夏や暑いときにベタつかないクリームの選び方
クリームと一言でいっても、使い心地やテクスチャーはそれぞれ。冬の乾燥する時期は、こっくりとした重めのクリームで保湿ケアされていた方も、夏の暑い時期はもう少し軽めのクリームを選びたいもの。クリームのテクスチャーをジェルっぽい感触に変えると、ベタつき感が解消され心地よく使えます。
まとめ
クリームは肌のツヤ感アップに欠かせないアイテム。肌悩みや使い心地、季節の変化に合わせて最適な一品を選びましょう。クリームをただ塗るのではなく、軽くマッサージなどを取り入れることでより理想の肌に近づけます。
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