おでこや目尻などのシワが気になったら、できるだけ早く対策をはじめることが大切です。シワを放置すると、数が増えたり溝が深くなったりします。部位ごとに対策方法が異なるため、それぞれ詳しくみていきましょう。ここではシワの原因と部位ごとの対策方法について詳しくご紹介します。
【部位別】おでこ、首、目尻のシワ対策にできること
それでは、シワの部位ごとの対策方法について詳しくみていきましょう。
目の下
目の下は皮膚が薄くて乾燥しやすいためシワができやすい部位です。クレンジングや洗顔はやさしく丁寧に使いましょう。入念な保湿ケアと紫外線対策を徹底することも大切です。
おでこ
おでこは紫外線の影響を受けやすい部位です。また表情のクセによって深いシワが刻まれる心配もあります。紫外線対策の徹底と、表情のクセを意識的に改善することが大切です。
眉間
眉間もおでこと同じく、表情のクセでシワが刻まれやすい部位です。怒ったり考え事をしたりするときは、つい眉間にシワが寄ってしまう方は多いのではないでしょうか。意識的に表情のクセを直しつつ、保湿ケアと紫外線対策を徹底しましょう。
首
首は、皮膚が薄く非常に乾燥しやすい部位です。またスマホをみるときに下を向くことで皮膚が寄ってシワが刻まれます。首は衣類に覆われていないため紫外線の影響も受けやすく、注意が必要です。
目尻
目尻は目の下と同じく皮膚が薄いため、乾燥や紫外線の影響を受けやすい部位です。入念な保湿ケアと紫外線対策を習慣づけましょう。
ふだん使っている化粧品・スキンケアを見直してシワ対策!
シワは、ふだん使用している化粧品やスキンケアの方法を見直すことで改善する可能性があります。化粧品の選び方やスキンケアの方法について詳しくみていきましょう。
化粧品
化粧品は次のポイントを押さえて選びましょう。
有効成分配合のものを選ぶ
シワ対策に有効な成分が含まれた化粧品でケアすることが大切です。ヒアルロン酸やコエンザイムQ10が含まれた化粧品を使いましょう。ヒアルロン酸は肌にも存在する成分で、肌にうるおいを与えてバリア機能をサポートします。
コエンザイムQ10は新陳代謝に深く関わる成分です。どちらも、もともと体内に存在する成分ですが加齢とともに減少していきます。化粧品で外部から補う必要があります。
乾燥しやすい部位へは保湿成分配合のものがおすすめ
目元や口元など皮膚が薄く乾燥しやすい部位には、保湿成分が豊富に含まれた化粧品を使ってください。保湿ケアは化粧水、美容液、乳液の順に使用しますが、最後に乾燥しやすいところにだけクリームを塗りましょう。
肌の水分と油分のバランスを整えて、乾燥や紫外線に強い肌へ導くことが可能です。
スキンケア
スキンケアに関しては、クレンジングと洗顔、保湿ケアの方法を見直すことが大切です。ゴシゴシこするシートタイプのメイク落としを使うと、摩擦によって肌が乾燥してシワの原因になります。洗い流すタイプのメイク落としを使いましょう。
また洗顔は、洗顔料を直接肌につけてゴシゴシ洗ったり、熱い湯で洗い流したりすることで肌の水分と油分が失われて乾燥の原因にもなります。そこに紫外線や摩擦などの刺激を受けると、シワだけではなくシミもできてしまいかねません。
洗顔料を十分に泡立てて、肌をやさしく洗ってください。予洗いと洗い流すときは、必ずぬるま湯を使いましょう。熱い湯は皮脂を過剰に洗い流すことで肌の乾燥を招きます。
そして洗顔後はできるだけ早く保湿ケアをしましょう。ハンドプレスで肌になじませるようにケアしてください。
いつもの生活習慣を見直してシワ対策!
それではシワ対策のための生活習慣の見直し方について、詳しくみていきましょう。
表情のクセに気を付ける
目を細めたり眉間にシワを寄せたりする表情のクセを意識的にやめることが大切です。家族や友人に指摘してもらえばクセを直しやすくなるでしょう。
紫外線ケアを徹底する
シワの原因となる紫外線を徹底的にシャットアウトするために、紫外線対策を徹底することが大切です。日やけ止めや日傘、サングラスなどで紫外線を防ぎましょう。日やけ止めは、SPFとPAの値に注目して、外出時間や環境にあわせて選んでください。日傘やサングラスなどはUVカット仕様のものを選びましょう。
UVカット率が高ければ高いほど紫外線を防ぐ効果が高くなります。また外出した日はふだん以上に入念な保湿ケアが必要です。紫外線のダメージを受けた肌を少しでも早く回復させるために、保湿ケアでバリア機能を整えましょう。
そのほか、十分かつ良質な睡眠や栄養バランスのとれた食事なども紫外線ケアに役立ちます。
運動不足には気を付ける
運動不足の状態では、活性酸素が増えて肌細胞の老化が加速します。結果的にシワができやすくなるため運動不足には注意しましょう。1日30分は散歩やウォーキングなどの適度な運動を行うことが大切です。
運動は継続することが重要なので長く続けやすい運動を選んでください。運動不足の方は散歩やウォーキングから始めて、慣れてきたらジョギングや水泳、サイクリングなどを取り入れましょう。
ただし、激しい運動はかえって活性酸素を増やすため、運動強度を上げすぎないようにしてください。
まとめ
シワは紫外線や乾燥、ストレスなどが主な原因で発生してしまいます。また表情のクセや間違ったスキンケアもシワのリスクを高めます。生活習慣や表情のクセ、スキンケア、運動習慣などを見直して、シワができにくい肌を目指しましょう。シワが多いほど老けてみえるため、少しでも減らす努力をすることが大切です。今日からシワ対策を始めて、実年齢よりも若くみえる肌を目指しましょう。