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2016.02.01
簡単セルフケアで美肌を目指そう
美白になるためのポイント4つ
昔も今も女性なら誰もが憧れる美白。シミ、そばかす、くすみなどは美白の大敵ですね。シミやそばかすの原因となるのはメラニンです。
メラニンはお肌の基底層で生成され表皮へと移動します。
通常は体外へ排出されますが、これが大量に発生し表皮に滞ってしまうとシミやそばかすとなってしまいます。このメラニンの生成を抑えることが美白へのポイントです。シミやくすみにお悩みの方でも簡単なことで美白に近づく方法をご紹介します。
美白効果のある化粧品を使う。もちろんこれも大切ですがその前に、お肌の受け入れ態勢は大丈夫ですか?お肌の表面が整っていなければせっかくの美容液やクリームも浸透しません。
まずはクレンジングと洗顔をしっかり行い、メイクや皮脂汚れを落とすことが肝心です。クレンジングでメイクを落としたら蒸しタオルで顔を覆うと毛穴が開き汚れが浮き上がります。
洗顔は薄泡(あまり泡立てず)でやさしく包み込むように馴染ませ、ぬるま湯でしっかりと洗い流します。ちゃんと洗顔を行うだけでも黒ずみやくすみが少なくなり、肌色が明るくなります。
洗顔のあとは保湿です。お肌にたっぷりの潤いと栄養を与えていきましょう。このときに美白成分の入った化粧品を使いメラニンの生成を抑えます。
ただしビタミンCなどの美白成分は紫外線に弱いものが多く、せっかく朝お手入れしても機能しなくなってしまうことがあります。朝は保湿に重点を置き、美白ケアは夜行うと効果的です。お肌が生まれ変わる夜は成分が奥まで入りやすいので、しっかりとケアしましょう。
美白成分を含んだ食材やサプリメントを摂取することも大切です。体の内側からも美白できるのです。紫外線はお肌によくないとされていますが、その理由のひとつは活性酸素を発生させるという点にあります。
活性酸素は、細胞を破壊しメラニンを生成する物質を刺激します。またガンや動脈硬化などの病気を引き起こすとされています。この活性酸素を強力に抑制する成分として有効なのがアスタキサンチンです。
アスタキサンチンが含まれている食材は、サケ・イクラ・エビ・カニ・海藻などがあります。中でも特にサケは多くのアスタキサンチンを含みます。
アスタキサンチンは同じく抗酸化作用のあるビタミンCと一緒に取り入れると吸収率が高くなります。最近ではアスタキサンチンを含むサプリメントも販売されていますので簡単に摂取できますね。
そして最後のポイントは日焼け止め。毎日欠かさず塗っていますか?紫外線は想像しているよりもずっと強力です。曇りでも紫外線は降り注いでいるので、ちょっとの外出だからといっても油断は禁物。外出する際には、帽子や日傘、手袋、ストールなどで紫外線からお肌を守ることも大切です。
ただそれでも防ぎきれないのが紫外線。しかし紫外線によりメラニンが作られてしまっても、諦める必要はありません。シミやそばかすになる前に体外へ出してしまえばよいのです。
そこで重要となるのはターンオーバー、お肌の新陳代謝です。お肌は通常28日周期で新しく生まれ変わりますが、その周期が長くなってしまうとメラニンがシミやそばかすとして定着してしまいます。
ターンオーバーを促す方法はこの3つ。
- ・運動や入浴で汗をかく
- ・栄養バランスのよい食事をする
- ・十分な睡眠をとる
つまりは規則正しい生活です。ターンオーバーが正常になるとくすみもなくなり、少しくらいの紫外線には負けない強いお肌が生まれます。
美白というと高い化粧品やエステなどを思い浮かべてしまいがちですが、実は身近なところにカギがあるのです。難しく考えていた方も、美白への一歩を踏み出してみませんか。
<監修> スキンケア大学
スキンケア大学とは?
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