若返り印象をアップさせたい!
正しいスキンケアと見直したい
習慣・対策をチェック
加齢とともに増えていく肌の悩み。時間を巻き戻すことはできなくても、どうにか若々しい印象をキープしたいと多くの女性が願っているのではないでしょうか。
老化といっても、悩みや肌の状態は人それぞれ。年齢肌に多い肌悩みとその原因、スキンケアや日常生活での対策方法をお伝えします。
肌の老化は年齢のせい?肌が老化する原因を解説
対策を講じるためには、原因を理解することが大切。肌の老化につながる主な3つの原因と、起きやすい肌悩みについて解説します。
加齢にともなう糖化:黄ぐすみ・たるみ
年齢を重ねるごとに、肌内部では「糖化」という現象が起きやすくなります。
糖化の原因は、ハリを司るコラーゲン・エラスチンなどのタンパク質が糖と結びつくこと。AGEという物質が発生して、黄ぐすみやたるみ・シワをつくってしまうと考えられています。
加齢とともに起こりやすいとはいえ、糖分が多い食事や飲酒、喫煙も原因になるため、年齢関係なく注意が必要です。
光老化:シミ・乾燥・シワ・たるみ
肌にあらゆる影響をもたらす紫外線には、UV-A・UV-B・UV-Cの3種類があります。それぞれ波長が異なり、UV-Cは地上に届きません。
紫外線と聞くとイメージしやすいシミは、UV-Bによるもの。メラニンが過剰に作られ、シミとなって肌表面に現れます。
一方、肌のハリや弾力を支えるコラーゲン・エラスチンを変性させるのがUV-A。肌の土台が弱まり、乾燥・たるみ・シワにつながります。
紫外線による影響は、長年かけて肌にじわじわと蓄積されていくもの。年齢を重ねるほど紫外線を浴びた時間が長くなるので、加齢とともに現象が目に見え始めます。
ホルモンバランスの乱れ:乾燥・シワ・たるみ・くすみ
40歳過ぎごろのいわゆる「更年期」になると、ホルモンバランスが乱れがちに。とくに肌のハリ・ツヤを生み出す女性ホルモン「エストロゲン」の減少が顕著です。 乾燥・シワ・たるみだけでなく、肌のターンオーバーが乱れることでくすみにもつながります。
正しいスキンケアで肌老化対策
実際の年齢を若返らせることはできなくても、お手入れによって若々しい肌の印象はキープできます。年齢や肌状態に合わせたケアで、肌老化を対策しましょう。
肌の若返り印象をアップさせるスキンケア
肌の若返り印象をアップさせるためには、基本の保湿ケアとスペシャルケアを取り入れるのがおすすめです。
基本の保湿
保湿はあらゆる肌におけるケアの基本。乾燥はシワ・たるみにつながるだけでなく、ハリ・ツヤがなくなり見た目にも疲れた印象が増してしまいます。 さらに、年齢を重ねるとともに肌のうるおいは失われていく傾向にあるので、今まで以上に保湿を心がけましょう。
スペシャルケア(シワ改善)
基本の化粧水・乳液に加えて、スペシャルケアとしてぜひ取り入れたいのがシワ改善効果のあるアイテム。
おすすめは、ナイアシンアミドなどのシワ改善有効成分を配合した医薬部外品。広く流通しているのはクリームタイプです。
これまで化粧品(医薬部外品)では難しかった、表皮・真皮のシワにアプローチする効能効果が認められています。
普段のケアにプラスして、肌老化によるシワの改善を目指しましょう。
すこやかな印象を目指すための生活習慣
肌も体の一部。外からのケアだけでなく、健康的な生活を送って体の内部を整えることが大切です。
生活習慣の乱れは、ホルモンバランスにも直結します。栄養バランスの取れた食事をとり、良質な睡眠を確保し、適度な運動を心がけましょう。日常的に紫外線対策することもお忘れなく。
間違ったエイジングケア※に要注意!
毎日しっかりとケアしているつもりでも、方法が不適切だと台無しに。
せっかくの努力を無駄にしないよう、間違ったケアをしていないか今一度確認しましょう。
※エイジングケアとは、年齢に応じたケアのこと
肌への摩擦
スキンケアやメイクは毎日の習慣なので、無意識に手を動かしていることが多いもの。
洗顔やクレンジングはもちろん、化粧水や美容液といったスキンケアから下地・ファンデーションなどのメイクまで、塗布する際はとにかく肌をこすらないように気を付けましょう。
角質層の厚さは約0.02mm、たとえるなら食品用ラップほどしかなくデリケート。少し力を入れるだけでキメが乱れ、さまざまな肌悩みにつながることもあります。
無意識に力を入れてしまっていることも多いので、「肌に触れるときはとにかくやさしく」をあらためて意識してみてください。
使用量が不十分
意外と多いのが、スキンケアの使用量が不十分なこと。メーカーは既定量使うことを想定しているので、けちってしまうと実感が得にくくなることも。
また量が少ないと摩擦につながるため、推奨されている使用量をきちんと守りましょう。
製品ごとの説明に従うのが基本ですが、特に指定がない場合は以下を参考にしてみてください。
・クレンジング:さくらんぼ粒大
・洗顔:フォームなら2~3cm
・化粧水:500円玉大
・美容液:ポンプなら2~3プッシュ
・乳液:10円玉大
・クリーム:パール粒大
1回の量が多いと感じる場合は、何回かに分けて使うのもアリ。決められた量を惜しみなく使えるアイテムを選び、正しく活用しましょう。
まとめ
過ぎた時間は巻き戻せませんが、若々しい印象を目指すための方法はたくさんあります。スキンケアアイテムや使い方、生活習慣を見直して、いつまでも美しい肌をキープしましょう。
関連コンテンツもチェック!