40代、50代向け 【美容と健康とエイジングに効く】この秋オススメの野菜の種類と調理法 | エイジングケア情報
「美容と健康のためにたっぷりの野菜を摂りましょう!」とよく言われますが、今更言うまでもなく、多くの女性が出来るだけ野菜を食べようと気を付けているはずです。しかしいざスーパーのカゴを持って野菜売り場に立った時、どんな野菜を選べば良いのか迷うことはありませんか?そこで今回は、どんな野菜にどんな効果があるのか、美容と健康の視点でご紹介します。
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■小松菜
ポイント:栄養価も高くリラックス作用がある
葉もの野菜ではほうれん草が代表格ですが、実は小松菜の栄養価はほうれん草に勝るとも劣りません。美肌に欠かせないビタミンACE(エース)が豊富なだけでなく、カルシウムがほうれん草の5倍も含まれます。カルシウムは神経の興奮を抑えるため、心の安定に◎です。また、アク(シュウ酸)が少ないので下茹で不要。仕事に家庭に忙しいあなたに特にオススメしたい野菜です。
■トマト
ポイント:血色を良くして、エイジングに効く
強い抗酸化力をもつ赤色色素「リコピン」が豊富です。抗酸化力はビタミンEの100倍とも言われています。血管の若さを保つ、肌の血色を良くするにはぴったりな食材ですね。リコピンは加熱しても壊れにくく、油と一緒に摂ると体内での吸収率が上がります。トマト鍋にしたり、冷やしトマトにオリーブオイルをかけるのもいいですね。
■大根
ポイント:ジアスターゼが胃腸の回復に効果的
日本で最も多く生産されている野菜です。胃腸の働きを良くする消化酵素「ジアスターゼ」を多く含みます。忘年会や歓送迎会が続き、胃腸がお疲れ気味な時にはぜひオススメです。しかしジアスターゼは熱と空気に弱いという弱点があります。食べる際には生の大根おろしが良いですが、食べる直前におろすようにしてください。
■さつまいも
ポイント:ビタミンCが美肌、疲労回復、風邪予防に効く
食物繊維が多く、水溶性食物繊維と不溶性食物繊維をバランス良く含みます。さつまいものでんぷんは70℃前後で分解されるため、電子レンジではなく、蒸し器やオーブンでじっくり加熱すると甘さが引き立ちます。そして、さつまいものビタミンCは熱や空気で壊れにくい特徴があります。でんぷんがビタミンCを守ってくれているからです。美肌に、疲労回復に、風邪予防に、さつまいもは賢くビタミンCを摂るコツです。
また、さつまいもを切った時に出てくる白い液体「ヤラピン」は腸の動きを活発にしてくれるため、食物繊維とヤラピンの相乗効果でお通じを促してくれます。便秘でお悩みの方にオススメ。ヤラピンは皮に近い部分に含まれるため、出来れば皮ごと食べることがポイントです。
■番外編–美容と健康にはきのこもオススメ
番外編ですが、野菜と同様に美容と健康には「きのこ」を常備しておくこともオススメ。きのこは美肌に良いビタミンB群、むくみを解消するカリウム、免疫力をアップさせるβグルカンなどが豊富です。保存方法は冷凍が◎。凍らせることによりきのこの細胞が壊れ、旨味成分や栄養素が流れ出てきます。
今回は仕事に家庭に忙しい女性へ、どんな時にも役立つ美容と健康に有効な野菜を紹介しました。これに加えて季節の旬野菜で食卓に彩りを添えてはいかがでしょうか。ぜひ今日からでも、紹介した野菜を食卓の常連さんにしてくださいね。