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歳を重ねるごとに、今まではメイクで隠せていたコンプレックスも「なかったこと」にはできなくなってきたと感じる方も多いのではないでしょうか。今の自分に合ったメイクを上手に取り入れることが、大人の女性の美しさを左右します!

■気付けばずっと同じメイクしていませんか?

毎日のメイク、忙しさや面倒さからついつい同じものになってしまいがちですよね。気付けば数年間、同じようなメイクをしていたということも。でも、いざメイクを変更しようとすると何を選んだらいいのか悩んでしまい、目元を明るくしたいけど色の選び方がわからない、ファンデーションの馴染みがよくない、どんなメイクが今の自分に似合うメイクなのかわからない…など悩みは尽きません。大切なのは自然に見えるかどうかのバランスです。

目元を明るくしたくてパールを選ぶ時は、繊細な粒子が含まれているものを選びましょう。その方が瞼に自然になじみ、瞼の皮膚も美しく見えます。大粒のパールは浮いてしまうので避けた方がいいでしょう。
ファンデーションを塗る時も、量にこだわりすぎず足し算引き算をすれば大丈夫。最近のファンデーションはとても優秀なので簡単にムラなく仕上げることができます。自信がない方はファンデーションを塗った後に、スポンジで顔全体を軽くトントンとパッティングしてみましょう。小鼻の毛穴が目立つ方も、小鼻をパッティングすると目立ちにくくなります。

■メイクのポイント~肌作り編~

メイクのポイント~肌作り編~

メイクのポイント~肌作り編~

大人の女性がメイクで大切にしたいのは、何といっても艶感です。肌や髪に艶がなければどんなに美容に気を使ってもあまり意味はありません。スキンケア・食事・睡眠・運動などで健康的な肌を目指しつつ、下地作りには保湿成分のあるものやリキッドファンデーションを選びましょう。

では具体的なポイントをあげていきます。
下地クリームは乳液のように軽く塗り、ファンデーションも頬の内側におき、親指以外の指で髪の生え際や輪郭方向に伸ばします。目や口の周り、鼻や額には付け足さず指についている残りのファンデーションをつければOKです。塗り足したい時も、同じく頬の内側から塗り始めると厚塗り感なく仕上げられます。

色ムラやシミはファンデーションではカバーしにくい場合が多いので、コンシーラーをプラスしましょう。ファンデーションの後、硬い質感のクリームタイプのコンシーラーで、カバーしたい部分にトントンとのせていきます。色ムラが隠れたら、スポンジでパッティングし、密着度を高めます。その上にパウダーファンデーションで重ね塗りし、一日くずれない完璧な仕上がりになります。伸ばすように塗るとコンシーラーが取れてしまうので、注意です。コンシーラーの色は、ファンデーションと同じ色か、やや白い色がおすすめ。納得できる色がなければ混ぜて作るのも一案です。

仕上げのお粉は、パウダーファンデーションと使い分けましょう。お粉は透明でしっとりした質感のものを選びます。肌を艶っぽく見せてくれ、艶の光が顔を立体的にも見せる効果も期待できます。手の甲にのせた時に、白く残るようなものや、大きな粒のパールが含まれているものは避けた方が無難です。

■メイクのポイント~アイメイク編~

メイクのポイント~アイメイク編~

メイクのポイント~アイメイク編~

アイメイクは控えめにすることが、大人女性の目元では大切。目を大きくみせるためというよりは、目元をはっきりさせ、瞳がイキイキ見えるようにと考えればいい仕上がりになるかもしれません。アイライナーはリキッドライナーを使いましょう。ペンシルの方が慣れているという方もいると思いますが、大人女性の瞼には滲みやすく細かく引くのが難しくなってしまいます。筆部分が適度な硬さのもので、細いラインが引けるかを手の甲で必ずチェックしましょう。最初に実践するのは、まつ毛とまつ毛の間を埋めることです。線を引くというより、点々と置いて白い部分を埋めるようにします。次に0.5ミリほど、まつ毛の生え際よりも上にラインを引きましょう。目尻は少しだけはね上げるように長く引き、はね上げた部分と目尻にできた凹みを埋めます。入れ過ぎず、はねすぎないことがポイントです。

様々な色があるアイシャドウは目元に陰影をつけて躍動感を出しますが、色が浮かず自然に仕上がる王道はやはりブラウンです。瞼が腫れぼったいならダークブラウンで引き締め、逆に瞼が窪んでいるなら黄色寄りのブラウンがよいでしょう。いずれも指で触った時にしっとりしているものを選びましょう。

メイクには基本的なテクニックが必要です。さらに、年齢とともに必要なメイクも変わっていきます。20代前半ごろ、ファンデーションも必要ないくらい肌はきれいで、マスカラやチーク、グロスだけでも十分だったかもしれません。20代後半は顔の余分な肉が取れ始め、大人の顔にさしかかり流行のメイクもいちばん似合う時期かもしれません。
大人女性のメイクには、自分らしいメイクを探してみることが大切です。今まで似合うと思っていたメイクが薄くなってきた、濃くなってきたなどの変化をしっかりと捉え、メイクを年齢に応じて変えていきましょう。自分らしいメイクで美しさに磨きをかけることも可能ですよ!