日常的にマスクが手放せなくなった昨今、“マスク映え”するメイクに注目が集まっています。いつも通りのメイクだとしっくりこなかったり、ムレて崩れやすかったり。なんだか肌トラブルも増えてきたような・・・。そんなお悩みをクリアしつつ、マスク映えを狙えるメイク術を深掘りしていきます。
マスク時代にメイクはどこまで必要?
マスクを着用すると、顔の半分が隠れてしまうため、「どんなメイクをすればいいの?」と疑問に思っている人も多いでしょう。
さらにマスク生活に加えて、新しい働き方として在宅ワークが話題に。「自宅で仕事する日はどこまでメイクが必要?」ますます疑問は増えるばかり・・・。
みんなのハテナを解消するマスク時代にぴったりのメイク術をご提案します。
マスク映えを狙うアイメイク術
マスクメイクの肝となるのは、やっぱり「目元」。
目ヂカラUPを叶えるアイメイクテクをマスターしましょう。
テク① ブラウン系のアイシャドウを濃い色から順にぼかす
目ヂカラのある目元を目指すには、ブラウン系のアイシャドウパレットをセレクトするのが吉!目頭から目のキワに濃いめのブラウンを入れたら、オレンジブラウンやピンクブラウンなど血色感のある明るめのブラウンをアイホール全体にぼかします。
ポイントは、濃い色から順にぼかしてグラデーションをつくること。目元の立体感を演出します。
テク② 上向きカールをキープするマスカラ下地を仕込んで
マスクを着用すると、湿気によりまつ毛が下向きになりやすいので、カールキープ力の高いマスカラ下地を取り入れましょう。マスカラとアイラインは、パンダ目になりにくいウォータープルーフタイプがおすすめ!
テク③ 濃淡のあるメリハリ眉が◎
眉毛は、ブラシで毛流れを整えたら、ペンシルで眉尻を描きます。パウダーで眉全体をふんわり描いたら、さらに黒目の真上にもう一度パウダーを重ねましょう。濃淡がうまれて、メリハリのある眉が完成!
在宅ワークには“すっぴん風”がおすすめ
ばっちりメイクをする必要はないけれど、すっぴんだと気が引き締まらない。 そんな在宅ワーク中のメイクは、すっぴん風のナチュラルメイクがおすすめ。長時間メイクをしていると肌に負担をかけてしまうため、在宅ワークの時こそナチュラルに仕上げて肌を休息させるチャンスです。
ベースメイク
ベースメイクは普段遣使いのファンデーションより、紫外線や乾燥などの外部刺激からも肌を守るBBクリーム・CCクリームがおすすめ。クリームのほか、リキッド、スプレーなどさまざまなタイプがあるので、お好みの使用感のものをチョイスしましょう。
アイメイク
顔の印象を決めるアイブロウは、他のメイクとバランスをとることが大切。すっぴん風メイクでは、アイブロウも描きすぎずふんわりと色をのせていきましょう。オンライン会議に参加する日のアイシャドウは、目元に適度な陰影をつけてくれる明るめのブラウンやベージュがおすすめです。濃いブラウンやカーキ、ネイビーなどは、画面上では影になりくすんで見えてしまうため要注意!
チーク&リップ
すっぴん風メイクに欠かせないのが、血色感のあるアイテムをナチュラルに取り入れること。透明感がありほんのり発色するチークとリップをチョイスしましょう。オンライン会議がある日は、チークをいつもより外側に入れると、Web上でも肌をきれいに見せる効果が。
マスクによるメイク崩れのお悩みを解決!
マスクメイクのお悩みで多くの女性を悩ませるのが、メイクの崩れ。
メイクが崩れやすくなる原因として、主に3つがあげられます。まずひとつめが「マスク着用による湿気やムレ」。マスクをすると口や鼻が覆われてしまうため、マスクの中が湿気でいっぱいになりムレやすくなります。このムレによって、時間が経つごとにメイクがヨレてしまう結果に。
2つ目は、ムレることで肌の水分が奪われ、「肌の乾燥」が進むこと。肌が乾燥すると、皮脂分泌が多くなりメイクが浮きやすくなるため、崩れやすくなります。
3つ目は、「マスクと肌の摩擦」があげられます。マスクと肌が擦れることで、メイクがヨレる落ちる・・・といった悲惨な状況に。
そんなさまざまな原因によるメイク崩れのお悩みを解決するにはどうしたら良いのでしょう。
持久力はもちろん、心地よさも叶えるマスク時代の“崩れにくい”最新ワザをご紹介します。
乾燥や湿気に負けない!マスク時代のベースづくり
崩れにくい土台づくりのポイントは、「内側しっとり、外側さらさら」の肌を叶えるアイテムをチョイスすること。まずは、テカリやヨレを防ぎ、美容液成分配合の下地を肌全体に均一に伸ばします。ファンデーションは、薄づきだけどカバー力もあるパウダリーファンデーションがおすすめ。肌に密着させるように、顔の中心から外側に向かってなじませましょう。赤みや毛穴などの気になる箇所は、トントンと叩き込むように塗ると密着度がアップ!
摩擦に負けない!マスク時代のアイテム選び
マスクと肌の摩擦による肌トラブルには、低刺激な保湿アイテム取り入れてケアをしましょう。マスク着用前、気になる箇所に塗り込めば、肌にうるおいのラップをかけて外部刺激から守る予防効果も。
またサイズの合わないマスクをつけると、口を動かすたびにマスクも動いてしまい肌が擦れる頻度が高くなります。マスクと肌の摩擦を極力減らすためにも、自分に合ったサイズのマスクを選ぶようにしましょう。
マスクによる肌トラブルを救うスキンケア
毎日マスクを着用していると、乾燥、摩擦による赤み色素沈着などの肌トラブルが起きやすくなります。さらに、メイク崩れの原因でもある「ムレ」がマスク内で起こることで、過剰な汗でかゆみが出てきたり、細菌が繁殖しやすくなり口周りにニキビができたりというトラブルも。
そんな時はこれ以上悪化をさせないために、きちんとスキンケアをして肌トラブルを最小限に抑えましょう
マスク荒れ対策に重要なのは「低刺激」「うるおい」
マスク荒れしてしまった肌は、バリア機能(皮膚を守るためのバリア)が低下しがち。このような肌状態には、低刺激のスキンケアアイテムをチョイスしましょう。
クレンジングはとろみやクッション性のあるテクスチャーを選べば、肌に負担をかけずに汚れを落とすことができます。洗顔料はたっぷり泡立ち、やさしく汚れを落とすタイプが◎。
さらにバリア機能を立て直すために、洗顔後はしっかり保湿をすることが重要です。マスク着用時は、マスク内の湿度が高いため、肌がうるおっていると勘違いしている人も。しかしこのムレは、肌の水分を奪いより乾燥を深刻化させてしまうため、通常よりも入念な保湿ケアが必要です。保湿効果の高い化粧水や乳液は手のひら全体で、クリームは手のひらでそっと肌を押さえるようになじませましょう。
なにかと迷いがちなマスク着用時のメイク。
マスク映えするアイメイク術はもちろん、崩れにくさを叶える最新ワザ、マスク荒れ対策もぜひマスターして、着用中も外した時もキレイをキープしてください。