乾燥肌でもメイクに悩まない!アイテムの選び方から使い方まで解説

乾燥肌でもメイクに悩まない!アイテムの選び方から使い方まで解説

ファンデーションがきれいにのらなかったり、時間の経過とともにファンデーションが浮いてしまったり、ひび割れてしまったり・・・乾燥肌さんのメイクには何かと悩みがつきもの。特に秋冬は悩みが顕著になるという方も多いでしょう。いくつかのポイントを押さえれば、乾燥肌でも仕上がりや持ちに満足できるメイクが叶います。どんなに保湿しても変わらないと悩んでいる方も、ぜひ参考にしてみてください。

乾燥肌のメイクには、土台のスキンケアがとくに大切

乾燥肌でもメイクに悩まない!アイテムの選び方から使い方まで解説

乾燥肌でもメイクに悩まない!アイテムの選び方から使い方まで解説

肌質に関わらず、メイクをきれいに仕上げるためには事前のスキンケアが重要。とくに角層の隙間を埋めるうるおいが不足している乾燥肌の場合は、メイク前の保湿で肌表面をなめらかに整えておくことが大切です。

化粧水はたっぷり使う

うるおい不足は油分だけで補おうとせず、まずはきちんと水分を与えることが大切。化粧水はたっぷり使い、肌に充分な水分を補いましょう。どんなに塗っても乾燥してしまう場合は、うるおいが肌へ均一に届きやすくなるシートマスクを活用するのもおすすめです。

油分が含まれる乳液・クリームでフタをする

化粧水の後は、油分が含まれる乳液・クリームできちんとうるおいにフタをしましょう。油分を含むアイテムでフタをするのは必須ですが、肌表面に残ってしまうとヨレやくずれの原因になります。適量を使ってしっかりハンドプレスしたら1~2分置き、それでも肌がべたつくと感じた場合は、やさしくティッシュオフするとよいでしょう。

スキンケアの仕上げには日焼け止めを使う

スキンケアの最後には日焼け止めを塗ることも忘れずに。ベースメイクアイテムに含まれていれば省いてもOKですが、層をつくることで紫外線だけでなく乾燥も防ぎやすくなります。下地やファンデーションとは別で、日焼け止めを使うのがおすすめです。

【乾燥肌のメイク術】うるおい重視のベースメイクを

肌質によって悩みが大きく左右されるのは、やはりベースメイク。アイテムの選び方や使い方を工夫して、うるおいをキープできる肌をつくりましょう。

下地からうるおいを仕込む

乾燥しない肌をつくるためには、下地できちんと土台をつくることが大切です。セラミドやヒアルロン酸などの高保湿成分が配合されているもの、かつマットではなくツヤが出るタイプを選びましょう。

使用量の目安

目安はパール粒1~2個分ですが、肌が乾燥していると物足りない場合も。まずは適量を使い、様子を見ながら調整してみてください。塗った後に多すぎると感じたら、軽くティッシュオフしましょう。

使い方のポイント

適量を一度手の甲に出し、ひたい・両ほほ・鼻・あごの5点に置いてから、顔の内から外に向かってのばしましょう。乾燥肌とはいえ、皮脂の分泌が多いTゾーン(ひたい・鼻筋・鼻)はやや薄めに塗るのがおすすめです。ムラがないか、最後に鏡でしっかり確認しましょう。

ファンデーションはリキッドやクリームタイプを

ファンデーションのタイプは、リキッドやクリームなどの「液状」がおすすめ。パウダーファンデーションでは粉っぽくなりやすいので、できれば避けることをおすすめします。化粧下地と同じように、高保湿成分が配合されているかをチェックしてみてください。

クッションファンデーションでも差し支えありませんが、ツヤ肌仕上げかどうかが選ぶポイント。マットなものも多いので、仕上がりの質感を確認しましょう。

使い方のポイント

量や基本の使い方は下地と同じでOK。最後に何もついていないスポンジでなじませると、肌への密着感がアップしてムラや厚塗りが減り、よりきれいに仕上がります。

また、肌に合った色を選ぶのも大切。首と顔のどちらにもなじむよう、フェイスラインに2~3色を出し、最も自然な色をチョイスしてください。

フェイスパウダーも忘れずに

フェイスパウダーを塗ると乾燥しそう・・・というイメージをお持ちの方もいるかもしれませんが、メイクもちをよくするためには必須のアイテムです。選び方や使い方を工夫して、必ず取り入れましょう。

乾燥しにくい処方として、パウダーをアミノ酸やヒアルロン酸などの保湿成分でコーティングしたものも。また、プレスト(固形)よりもルース(粉状)のほうがツヤを出しやすい傾向にあります。繊細なパールが入っているものもおすすめです。

使い方のポイント

ブラシでつけるとツヤ感がアップします。パフでつける場合も、最後にブラシで余計なパウダーを払うとよいでしょう。顔にのせる前にブラシやパフにしっかり粉を含ませると、ムラづきを減らせます。

ポイントメイクでも乾燥対策!選び方や使い方のポイント

乾燥が気にならない仕上がりを叶えるためには、主にベースメイクが要ではあるものの、ポイントメイクにもコツがあります。チークやアイシャドウなどはリキッドやクリーム・バームタイプを選ぶと、しっとり仕上がりツヤ感も出やすくなります。

また、乾燥肌はクレンジングの際に負担がかかることも多いため、落としやすいものを選ぶのも有効な対策のひとつ。石けんで落ちるミネラルコスメを使うのもおすすめです。

日中に乾燥が気になったら、メイクの上から「追い保湿」

日中に肌が乾燥すると感じたら、メイクの上からの「追い保湿」がおすすめです。蒸発しにくい油分を適度に補える、バームやスティックタイプの保湿アイテムが大活躍します。

バームやスティックを指先に少量取り、乾燥する部位にトントンとなじませてみてください。顔全体が乾燥する場合は、バーム・スティックを同じく少量取って手のひらでよくのばします。手で顔を包み込むようにやさしくハンドプレスすると、メイクをくずさずにうるおいを補給できますよ。

まとめ

乾燥肌のメイクは、事前のスキンケアとメイクアイテムの選び方・使い方が重要。メイクの仕上がりに満足できるのはもちろん、日中もうるおいが続く肌を目指して、少しの工夫を取り入れてみませんか。