就活メイクをマスター!基本からシーン別のコツ、面接前の直し方のポイントも

 就活メイクをマスター!基本からシーン別のコツ、面接前の直し方のポイントも

いつものメイクと同じでいいのか迷ったり、普段メイクをしない方は何から手を付ければいいかわからなかったりと、就職活動時のメイクに困っていませんか?今回は、初心者さんにもわかりやすく就活メイクのポイントをレクチャー。揃えるべきアイテムや使い方などをお伝えしますので、大切なシーンにぜひお役立てください。

普段のメイクとは何が違う?
就活メイクはここがポイント!

 就活メイクをマスター!基本からシーン別のコツ、面接前の直し方のポイントも

 就活メイクをマスター!基本からシーン別のコツ、面接前の直し方のポイントも

いつものメイクから就活メイクにシフトチェンジするには、いくつかのポイントを意識しておきましょう。

清潔感が第一!

限られた時間の中で好印象を与えるためには、清潔感が第一条件。各パーツの細かいニュアンスよりも、全体を見たときに清潔感があるかどうかを重視しましょう。

血色感のある健康的な印象

「清潔感」にもつながりますが、自然な血色感を意識すると健康的に見せることができます。ただクリーンなだけでなく、ナチュラルなあたたかみを感じる仕上がりを目指しましょう。

企業の雰囲気に合わせる

面接先の企業や業界に特色がある場合、その雰囲気に合わせるのもワンランク上のテクニック。金融業界や公務員などの堅実さが求められる業界なら眉をキリッと描く、アパレルや航空業界なら華やかな色を使う、サービス業の場合は爽やかかつ清楚な雰囲気にするなど、ちょっとした工夫を取り入れてみましょう。

メイク初心者さんも必見!就活メイクのやり方

ノーメイクだと血色が悪く見えたり、野暮ったい印象を持たれてしまったりすることも。普段メイクをしない方も、就職活動のときには最低限のメイクをしましょう。メイク初心者さんでも挑戦しやすい、就職活動のときに押さえておきたいメイクのポイントをパーツごとにご紹介します。

ベースメイク

表情の雰囲気は、面積を多く占める肌によって左右されます。化粧下地で肌をフラットに整え、ファンデーションで色ムラや凹凸をカバーしましょう。どちらも種類が豊富ですが、初心者さんは肌質に合わせて選んでみてはいかがでしょうか。

下地は、テカリが気になるならサラッと仕上がるくずれ防止タイプを。かさつきやすいなら、美容液成分配合の保湿特化タイプを選びましょう。

ファンデーションも選択肢が多くありますが、初心者さんには固形のパウダーファンデーションやクッションファンデーションがおすすめです。パフの上半分ほどが半顔を仕上げる目安量。頬や額などの広い部分からなじませ、スポンジに残った分で鼻や口の周りを仕上げます。

最後にはフェイスパウダーを使い、メイクくずれを防ぎましょう。初心者さんにはルーセント(透明)タイプもしくはほんのりベージュがかった、ノンパールタイプがいちおし。顔全体がサラッとするまで、しっかりなじませるのがポイントです。

眉(アイブロウ)

面接などで強い意志を見せるためには、眉(アイブロウ)をきちんと整えましょう。初心者さんは、繰り出しタイプのペンシルとスクリューブラシ一体型のアイブロウを用意すると便利。髪よりもやや明るい色を選ぶとあか抜けて見えるので、黒髪の場合はグレーやダークブラウンがおすすめです。

はじめにスクリューブラシで眉をとかし、毛流れを整えます。ペンシルで眉山から眉尻に向かって描いたら、眉山から眉頭にかけてボリュームが足りない部分にのみ描き足しましょう。最後に、眉頭をスクリューブラシでしっかりぼかすと自然になります。

描きすぎると不自然になるので、控えめに少しずつ足していくのがコツ。失敗しても焦らず、スクリューブラシで消してから描きなおしましょう。

アイシャドウ

就活メイクに無難なのはブラウンやベージュ系ですが、コーラルやピンクなどのやわらかい色味を少し取り入れる程度であれば問題ないでしょう。マットすぎるものや大粒のラメ、グリッターなどは避け、繊細なパールが入っているアイシャドウを選んでみてください。

明るいハイライトカラーをアイホール全体になじませ、ミディアムカラーを二重幅よりやや広いくらいの範囲にぼかしたら、アイラインを引くように締め色をのせれば完成。下まぶたにはごく細くハイライトカラーをのせると瞳の輝きが増し、健康的な印象を演出できます。ただし下まぶたを盛りすぎると就活メイクにしては派手になってしまうので、あくまでも控えめを意識しましょう。

マスカラ・アイライナー

マスカラもアイライナーも、目のフレームを強調するために欠かせないアイテム。少し取り入れるだけで一気に印象が変わりますが、そのぶん華美になりすぎないように気を付けましょう。

色はブラックが無難なものの、人によっては顔がきつく見えてしまう場合も。ダークブラウンやブラックブラウンなど、ブラウン系のニュアンスカラーもチェックしてみてください。自然な雰囲気に仕上がるので、普段メイクをしない方でも使いやすいでしょう。

アイライナーは目尻を伸ばしすぎないように注意。まつ毛の隙間を埋めるように細く引き、目のフレームからはみ出しすぎないところでラインを終わらせると◎です。

就活メイクでのマスカラの目的は、まつげを「盛る」ことではなく自然な目力を引き出すこと。目指したいのは、ダマのないナチュラルにカールしたまつげです。アイラッシュカーラーで上げたまつげの根元にマスカラをあて、横にジグザグと小刻みに動かしながら、徐々に毛先へとスライド。最後は力を抜き、毛先からマスカラをすっと離すと自然に仕上がります。

リップ

マットリップやグロスは避け、適度なツヤがあるセミマットタイプのリップがおすすめ。リップの定番・赤はきつく見えてしまうので、イエローベースの肌には赤みのあるコーラル系、ブルーベースの肌にはソフトなローズ系などを選んでみてはいかがでしょうか。

最近はあえてフレームをぼかすラフな塗り方もトレンドですが、就職活動のときは輪郭を取ってきちんと仕上げたいところ。とくに口角や唇の山をしっかり縁取ると、フォーマルな印象を与えることができます。細身のスティックタイプを使う、リップブラシを使う、チップタイプを使うなどして、細部まで整えましょう。

チーク

血色感を演出するために欠かせないチークは、色選びと入れ方がポイント。トレンド感たっぷりのベージュやブラウンなどは、おしゃれなものの就活メイクには向きません。ピンク系はよくも悪くもかわいらしい印象が強いので、コーラル系やレッド系がおすすめです。リップの色味と合わせると統一感がアップしますよ。

微笑んだときに高くなる頬骨のあたりを起点にし、ブラシをくるくると動かしながらふんわり広げます。丸く入れすぎると幼く見えてしまうので、やや楕円くらいを意識するといいでしょう。広げすぎると不自然になるので、黒目の内側には入れないのもポイントです。

髪型(ヘアスタイル)

髪型も、就職活動時の印象を大きく左右します。髪の長さやスタイルに関わらず意識したいのは、髪のぱさつきやアホ毛、後れ毛を抑えること。だらしなく見えてしまうので、スタイリング剤を使ってきちんとまとめましょう。

いつでも準備万端!
面接前のメイク直しはここをチェック

家で万全に仕上げて終わりではなく、面接直前にも最終確認を。くずれやすいTゾーン、口もと、目もとは最低限チェックしておきましょう。

ベースメイクがくずれていた場合は、ティッシュなどで軽く押さえてからパウダーをやさしく重ねます。アイメイクがにじんでいたら綿棒でそっと拭い、必要に応じてアイシャドウを足しましょう。リップは全体の薄れだけでなく、輪郭がにじんでいないかも要チェック。塗った後に綿棒でリップラインを整えると、一気にきちんとした印象が増します。

まとめ

何かと気を遣ううえに、わからないことも多い就活メイク。絶対という答えがあるわけではないものの、好印象を与えるために意識しておきたいポイントはいくつか挙げられます。自分らしさを第一にしつつTPOにも合わせ、自信をもって就職活動に臨んでくださいね。