美肌を目指す方は、スキンケアや生活習慣、食事の習慣を見直すことが大切。どれか1つでも欠けると、肌の調子が悪くなる可能性があります。すでに食事や生活、スキンケアに気をつかっている方も、この機会にもう一度見直してみてはいかがでしょうか。今回は美肌を作るためのスキンケアの方法や生活習慣、食生活について詳しくご紹介します。

間違ったスキンケアや栄養の偏った食事は、どちらも肌に悪影響を及ぼします。何気ない習慣が肌に負担をかけるため注意したいところです。また、間違ったスキンケアや栄養の偏った食事を続けると、肌の老化を加速させて、年齢肌に悩みがちになるでしょう。将来、年齢肌に悩まないためにも習慣を見直すことが大切です。

美肌を目指すには、身体の内側から肌を整えることが必要です。まずは、睡眠習慣を見直しましょう。次のように睡眠習慣を見直してみてください。

毎日最低でも６時間以上は寝る

睡眠不足は、肌のコンディションを悪化させる原因に。最適な睡眠時間には個人差がありますが、最低でも1日6時間以上は寝ることが大切です。ただし、1日5時間でも朝スッキリ起きられて肌のコンディションも悪くない方もいます。自分に合った睡眠時間を見つけましょう。

なるべく同じ時間に寝るようにする

毎日、就寝時間がバラバラだと、睡眠のリズムが整いません。寝つきが悪くなったり、睡眠の質が低下したりして、肌に悪影響を及ぼすことも。なるべく、同じ時間に寝るようにしましょう。そのためには、毎日同じ時間に起床しなければなりません。

夜ふかしは睡眠のリズムを崩す原因のため、なるべく避けましょう。

寝る１時間前はスマホをいじらない

寝る1時間前は、なるべくスマホをいじらないことが大切。スマホやタブレット、パソコンなどの画面は強い光を発しているため、目がさえてしまいます。眠りへと誘うメラトニンの分泌が抑えられ、寝つきが悪くなったり睡眠の質が低下したりするため注意しましょう。

肌の健康を守るには、身体の内側からアプローチすることが大切。肌を作るのは、タンパク質やビタミン、ミネラルなどの栄養素です。どれか1つでも不足していると、肌のコンディションが乱れがちに。次のような食生活を習慣づけて、肌のコンディションを保ちましょう。

抗酸化作用のある野菜や果物を摂取

抗酸化作用のある栄養素を含む野菜や果物を意識的に食べましょう。抗酸化作用とは、活性酸素による肌の酸化を抑える働きのこと。例えば、紫外線を浴びると活性酸素が大量に発生して肌の酸化を招きます。

長年の蓄積で肌のハリやツヤが失われ、年齢肌を感じやすくなる原因に。抗酸化作用のある栄養素には、ビタミンA、ビタミンC、ビタミンEなどがあります。緑黄色野菜や果物全般に含まれているので意識的に食べることが大切です。

保湿力を高める肉、魚、大豆を摂取

肉や魚、大豆などには肌を作るタンパク質が含まれています。タンパク質が不足すると肌の新陳代謝が低下して保湿力が低下することに。肉や魚に含まれる動物性タンパク質と、大豆に含まれる植物性タンパク質を1:1でとりましょう。

発酵食品で腸内環境を整える

肌と腸内環境は密接に関係しているといわれています。腸内環境が乱れていると肌トラブルが起こりがちに。ヨーグルトや納豆、キムチなどの発酵食品を食べて、腸内環境を整えましょう。発酵食品に含まれている善玉菌が腸内環境を整えます。

ストレスは、ホルモンバランスを崩すことで肌のコンディションを乱します。次のようなストレス解消法を実践して、ストレスを溜めないことがポイント！

適度に運動をする

適度な運動は気分転換になるため、ストレス解消に役立ちます。また、血流がよくなることで肌に栄養と酸素がしっかり行き渡るようになるため美肌効果も期待できます。

ゆっくりお風呂に入る

ゆっくりお風呂に入るとストレスが解消されるのを実感する方は多いのではないでしょうか。のぼせないように、ぬるめの湯にゆっくりつかることがポイントです。

スキンケア習慣は、肌のコンディションに深く関係しています。次のようなスキンケア習慣は肌に負担がかかるため避けましょう。

肌に刺激の強いケアをしている

頻繁にピーリングや毛穴吸着パック、酵素洗顔などをすると、肌がダメージを受けてしまいます。角質がはがれて肌の保湿力が低下して、乾燥するでしょう。肌が乾燥すると、紫外線や摩擦などのダメージが強くなり、肌トラブルのリスクが高まります。

時間をかけすぎるクレンジング

クレンジングは、メイク汚れを落とすためのスキンケアです。時間をかけすぎると、必要な皮脂まで落ちて肌の保湿力が低下することに。メイクの濃さやタイプにあったクレンジング剤でスピーディにメイクオフしましょう。

熱いお湯で洗顔

熱いお湯で洗顔をすると気持ちよく感じる方もいますが、肌には大きな負担がかかります。肌を守る皮脂が熱いお湯で流れてしまうため、洗顔後に肌のツッパリや乾燥を感じることに。皮脂の分泌が活発な方は、つい熱いお湯で洗顔しがちです。

かえって皮脂を落としすぎて乾燥すると、肌トラブルのリスクが高まるため注意しましょう。