UVケアには、日やけ止めファンデーションがおすすめです。ファンデーションでUVケアができれば、日やけ止めを上塗りする必要がありません。さまざまなタイプの日やけ止めファンデーションがあるので、自分に合ったものを選びましょう。ここでは、日やけ止めファンデーションの種類や選び方について詳しくご紹介します。
紫外線対策に!日やけ止めファンデーション
そもそも日やけ止めファンデーションとは、紫外線カット効果があるファンデーションのことです。肌の凹凸やくすみなどをカバーするファンデーションの効果と、紫外線をシャットアウトするUVカット効果の両方を得られます。
メイクの仕上げに日やけ止めを塗る必要がないため、朝の準備時間を短縮できます。日やけ止めクリームと同じくSPFの値が定められているため、シーン別に選ぶことが大切です。また、通常のファンデーションと同じように、使用感や機能性でいくつかの種類に分かれます。
【種類別】日やけ止めファンデーションの選び方
日やけ止めファンデーションには、さまざまな種類があります。それぞれの特徴と選び方を詳しくみていきましょう。
パウダーファンデーション
パウダーファンデーションは固形タイプで、マットな質感に仕上がります。こまめに塗りなおしやすく、日やけ止め効果が高いことが特徴です。化粧崩れやテカりも起こりにくいため、手軽に使えます。
つけすぎると粉っぽくなるため、さっと塗るのがコツです。
リキッドファンデーション
水分が豊富に含まれており、保湿力が高いことが特徴です。肌への密着性が高く、肌の悩みをしっかりカバーしてくれるため、肌が乾燥しがちな方におすすめです。水分が含まれているため、テカりやすいことが難点ですが、正しく使えば問題ありません。
クッションファンデーション
スポンジクッションにファンデーションが染み込んでいるタイプです。カバー力と保湿力はパウダータイプとリキッドタイプの中間で、さまざまな肌質に対応できます。手を汚さずにファンデーションを塗れるのもうれしいポイントです。
日やけ止め効果はいまひとつのため、日やけ止めクリームの上塗りが必要でしょう。
【効果別】日やけ止めファンデーションの選び方
日やけ止めファンデーションは、シーンに合わせて選ぶことが大切です。次のように選びましょう。
普段の買い物や散歩に
日常使いには、SPF15~25ほどのものがおすすめです。SPFは、シミの原因となるUVBの影響が出るまでの時間を引き延ばす効果を示します。SPF15の場合、225~300分はUVBの影響が現れません。ただし、日やけ止めファンデーションは汗で流れ落ちるため、実際には2~3時間で影響が現れ始めるでしょう。
アウトドアやスポーツ
炎天下でのアウトドアやスポーツには、SPF30~50のもの選びましょう。また、ファンデーションは汗で流れてしまうため、こまめに塗り直すことが大切です。塗り直しやすいパウダーファンデーションがおすすめです。
マリンスポーツ
水に濡れるマリンスポーツには、ウォータープルーフタイプの日やけ止めファンデーションがおすすめです。また、炎天下でのマリンスポーツの場合は、SPF30~50のものを選びましょう。念のため、日やけ止めクリームを上塗りした方がいいでしょう。
日やけ止めファンデーションでよくあるお悩み
日やけ止めファンデーションには、さまざまな悩みを抱える方が多いのではないでしょうか。ここでは、日やけ止めファンデーションのよくある悩みにお答します。
日やけ止めファンデーションはスキンケアの順番だとどのタイミングで塗るとOK?
日やけ止めファンデーションは、通常のファンデーションと同じく化粧下地の次に塗りましょう。日やけ止めファンデーションは、通常のファンデーションに日やけ止め成分が含まれたものですが、メイク用品としての性質に違いはありません。
そのため、通常のファンデーションと同じように扱ってください。
日やけ止めファンデーション使うとついヨレたりそのあとにメイクをのせるとポロポロはがれてくる
日やけ止めファンデーションの次のメイクが崩れやすいのは、肌にしっかり吸着していないためです。ファンデーションが肌に吸着するには、肌が十分にうるおっている必要があります。肌を触ってみて、カサカサしているようなら保湿ケアが不足しているのかもしれません。
化粧水で水分を補うだけではなく、乳液やクリームで油分も補いましょう。油分が足りない肌では、時間が経つと肌の水分が大きく失われます。十分に保湿ケアをして、肌がもちもちになってから化粧下地と日やけ止めファンデーションを塗りましょう。
それでもヨレたりメイクが落ちたりする場合は、リキッドタイプのものを試してみてください。吸着力が高いため、悩みが解消する可能性があります。
日やけ止めファンデーションをぬると時間がたつと浮いてくる
日やけ止めファンデーションは、通常のファンデーションと同じく、厚塗りしてはいけません。厚塗りすると、時間がたつと浮いてきます。ファンデーションだけで肌の凹凸やキメの乱れを隠すと、自然に厚塗りになるでしょう。
日やけ止めファンデーションは、さっと塗って、肌トラブルはコンシーラーやチークでうまく隠すことが大切です。ファンデーションの使用を最小限にとどめることで、化粧浮きを抑えられます。それでも浮いてくる場合は、汗や皮脂が原因の可能性があります。
汗をかいたり皮脂が過剰に分泌されたりすると、メイクが浮いてしまうのです。室温を調整したり、冷たいタオルで首の後ろを冷やしたりしましょう。
まとめ
日やけ止めファンデーションは、シーンや悩みに合わせて選ぶことが大切です。使用感やSPF、機能性など、さまざまなタイプがあるため、自分に合ったものを見つけましょう。日やけ止めファンデーションに変えてから化粧が浮きやすくなった場合は、事前の保湿ケアや塗り方を見直してください。日やけ止めファンデーションをうまく使って、朝のメイク時間を短縮しましょう。