乾燥肌にオイルがおすすめ?オイル美容のHow toが知りたい!

乾燥肌にオイルがおすすめ?オイル美容のHow toが知りたい!

乾燥肌の方は、水分と油分の両方を十分に補うことが大切です。そこで始めたいのがオイル美容。オイル美容液で肌に油分と栄養素の両方を補給することで、健やかな肌へと導けます。ここでは乾燥肌対策に役立つオイル美容の方法やオイル美容液の選び方、注意点について詳しくご紹介します。

オイル美容液は種類が豊富

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オイル美容液の種類は豊富なため、それぞれの特徴を踏まえて自分にあったものを選ぶことが大切です。それではオイル美容液の種類ごとに特徴を詳しくみていきましょう。

ミネラル系(鉱物油、ワセリンなど)

石油由来のワセリンは鉱物油に属し、ミネラルを豊富に含むことが特徴です。分子が大きいため、角層へ浸透せずに表面に留まることで水分の蒸発を抑えます。

植物系(アルガン、アボカド、アーモンドなど)

アルガンやアボカド、アーモンドなどの植物油脂を主成分とするオイル美容液です。体内で合成できない必須脂肪酸やビタミンEなど、肌の健康に役立つ成分が含まれています。

動物系(魚、鳥、馬など)

魚や鳥、馬に由来する油脂を主成分とするオイル美容液もあります。人の肌になじみやすいことが特徴です。

オイル美容が乾燥肌におすすめの理由

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乾燥肌の方がオイル美容を行うことで、肌の調子が整う可能性があります。オイル美容が乾燥肌におすすめできる理由について、詳しくみていきましょう。

低刺激のものも多い

乾燥肌はバリア機能が低下しているため、少しの刺激で赤みやかゆみなどのトラブルがおこります。オイル美容液には低刺激なものが多いため、肌トラブルがおこる心配はほとんどありません。

肌を柔らかくしてくれる

オイル美容液には、角層を柔らかくして水分を浸透しやすくする働きがあります。硬い角層に化粧水を塗っても十分に浸透しません。そこでオイル美容液と化粧水を混ぜて使うことで水分の浸透力を高められるのです。

皮脂の代わりとなって潤いをキープしてくれる

皮脂の役割は、外部刺激から肌を守るとともに肌の水分を保つことです。乾燥肌の方は皮脂が不足しているため肌の水分が失われやすく、摩擦やクレンジング、洗顔などの影響で乾燥が悪化します。オイル美容液によって皮脂の役割をサポートすることで、肌の水分を保ちやすくなるのです。

ホコリなどの外部刺激から肌を守ってくれる

肌のバリア機能が低下すると、空気中のホコリや花粉、化学物質などの影響で肌トラブルがおこりやすくなります。オイル美容液を使うことで肌のバリア機能をサポートできるため、外部刺激による肌トラブルのリスクが低下します。

【How to】乾燥肌の人がオイル美容を取り入れるなら

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乾燥肌の人がオイル美容を取り入れるなら、次の方法を選びましょう。

ブースターとして使う

化粧水で水分を補給してから、オイル美容液を塗ることで、次に塗る乳液やクリームに含まれる水分や栄養素が肌に浸透しやすくなります。

乳液やクリームと混ぜて使う

乳液には水分と油分、クリームには主に油分が含まれています。オイル美容液と混ぜて使うことで肌に効率よく水分と油分を補給できます。

最後の仕上げとして使う

化粧水、乳液、クリームを塗った後の仕上げにオイル美容液を使う方法もあります。肌のバリア機能を高めるとともに、肌の水分の蒸発を防ぐ効果が期待できます。

乾燥肌の人のオイル美容液の選び方

乾燥肌の人は、次のようなオイル美容液を選びましょう。

低刺激

乾燥肌は外部刺激によるダメージを受けやすいため、低刺激のオイル美容液を選ぶことが大切です。ワセリンを選ぶ場合は、純度が高い白色ワセリン以上のものを選びましょう。また、「低刺激」と記載されていても肌にあわない場合があるため、まずは少量から試してみてください。

保湿力

ホホバオイルや馬油、エミューオイルなど、保湿力が高いオイル美容液を選びましょう。ただし、主成分が同じでも、商品によって保湿力が異なるため、さまざまな商品を試してみてください。

また肌への刺激が強いものは肌トラブルのリスクを高めます。保湿力が高くて低刺激なオイル美容液を選びましょう。

テクスチャー

オイル美容液には、「さらさらタイプ」、「とろとろタイプ」があります。さらさらタイプのオイル美容液は、肌につけるときに指で摩擦しやすいため、とろとろタイプのものがおすすめです。ただし、肌への摩擦は注意すれば防げます。テクスチャーだけではなく、刺激性や保湿力、価格などとのバランスを踏まえて選びましょう。

乾燥肌の人がオイル美容液を使うときの注意点

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乾燥肌の人がオイル美容液を使う場合は、次の注意点を守りましょう。

オイルが酸化していないか確認する

オイルが酸化すると、過酸化脂質という刺激性がある物質に変化します。そのためオイル美容液を使用する前に、オイルが酸化していないか確認が必要です。オイルが酸化すると不快なニオイや変色がおこります。

直射日光を避けて保管する

オイル美容液は、高温の環境で劣化するため直射日光を避けて保管しましょう。キッチンの窓際やベランダ、庭などではなく、戸棚の中や床下収納などの冷暗所に保管してください。

オイル以外のスキンケア(水分を入れる化粧水など)もしっかりやる

オイル美容液を塗るだけで、乾燥肌が改善するわけではありません。乾燥肌は水分量が少ないので、まずは化粧水で水分を補う必要があります。

そしてオイル美容液や乳液、クリームなどで油分を補給して、肌の水分の蒸発を防ぎましょう。基本の保湿ケアにオイル美容液をプラスすることで、うるおいとハリのある健やかな肌へと導けます。

まとめ

乾燥肌の方はオイル美容を試してみてはいかがでしょうか。低刺激で保湿力が高いオイル美容液を使うことで、肌の水分の蒸発を抑えたりバリア機能を高めたりできます。もちろん、化粧水や乳液、クリームを使った基本の保湿ケアを行うことも大切です。肌に水分と油分を十分に補給して健やかな肌へと導きましょう。