アロマテラピストの中野智美です。
早速ですが、みなさん、年を重ねるって素敵なことだと思いませんか？
経験や実績が増えて、人間としての「味」が出てくるというのは、生きている奇跡がなければ実現できないことです。女性としての魅力もきっと増していくはず。

画像出典：無料写真素材　写真AC

とはいえ、言葉で「年を重ねる」と言うのは簡単でも、女性は特に「エイジレス思考」が難しいことがありますね。世間からの「若さ」＝「魅力」というメッセージに圧倒されることも多々あります。若ければいいというものではないけれど、でも・・・の繰り返し。

■エイジングをポジティブに捉えることから始めませんか？

わたしはお客様の心と体のケアをする仕事をしていますが、若さやエイジングの捉え方には「自己受容」が大きく関係していると強く感じます。つまり何歳であろうと自分をそのままの状態で受容できているのかどうかで、エイジングをポジティブにとらえられるか、ネガティブになってしまうか違ってくるのです。

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思い返せば、若いときだって何かしらエイジングへの悩みがあったのではないでしょうか。他人と比較して悩むことが少なくありませんが、20代のときは20代で誰かと比較しては悩むものです。40代でも50代でも同じことで、まずは自分を丸ごとすっぽりと腕に抱きしめるように受け入れることが、前向きなエイジングへの第一歩だと思うのです。

■花開くこと、すなわちエイジング

生き物であればエイジングは生長としてとらえられる極自然なことです。アロマテラピーで使うエッセンシャルオイルの原料は植物ですが、中でも「花」のアロマはゴージャスで豊満なイメージを思わせたり、爽やかで可憐な少女に似ていたり、色々な女性の姿を想起させる魅力的な香りです。

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アロマテラピーでは「花」のアロマはワンランク上の香りとして位置づけられていて、大抵のものが高額です。この花という器官は、成熟してはじめて形成されるものです。つまりエイジングしなければ花は咲かないのです。エイジングしてこその魅力。エイジングした先にあるのが花といえます。エイジングとはまさに「花開く」こと。アロマテラピーからそんなことを学びました。

■アロマで脳を刺激する

エイジングをポジティブにするための自己受容のサポートとして、わたしはメンタルアロマテラピーをお客様に提供しています。メンタルアロマテラピーとは、心への影響に特に重点を置いたアロマテラピーのこと。

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香りは目に見えないものですが、嗅覚を介して脳に刺激を与えます。香り同様、目に見えない心の動き（大脳）にとても影響を与えることがわかっています。好きなアロマを嗅ぐとリラックスして気分に作用し、さらに睡眠にも良い影響を及ぼします。結果、お肌も輝き、素敵な雰囲気が醸し出されるのです。

■香りでエイジレスな魅力を

まずは偽りの無い「そのままの自己」を受け入れること。そこから本当の意味で、ポジティブエイジングへの道が目の前にリアルな道筋となって伸びていきます。エイジングしてこその美しさのサポートにアロマテラピーは必ず有用だと思います。