メイクの前に眉毛をお手入れ。失敗しない整え方とは？

眉毛を描く前に、まずは自眉を整えましょう。眉毛がある程度伸びた段階で処理するのがおすすめです。

使用アイテム

アイブロウペンシル、カミソリ・毛抜き、ハサミ、アイブロウコーム

【基本】眉毛の整え方

アイブロウペンシルで理想のバランスに眉毛を描き、はみ出た部分を処理すると失敗が少なく済みます。位置を決めておきたいのは眉尻、眉山、眉頭です。

・眉尻：小鼻と目尻を結んだ延長線上
・眉山：黒目の外側～目尻の間。眉山が高すぎる（角度が急すぎる）と古いイメージが増してしまうので注意
・眉頭：小鼻のまっすぐ上

まず上記3つのポイントにアイブロウペンシルで印をつけ、3か所をつなぐようにフレームをとりましょう。はみ出ている部分の毛をカミソリや毛抜きで処理すれば完了です。

もっとすっきりさせたいときの＋αテクニック

はみ出た部分を処理しても量が多すぎると感じる場合は、アイブロウコームを使いましょう。コームを眉毛の下側から通し、描いた部分からはみ出る毛をハサミでカットします。

また、特に眉頭から眉山にかけての毛が密集しすぎている場合は、毛抜きで“間引き”をします。やりすぎるとまばら眉の原因になるので、あくまでも数本にとどめてください。

【基本】眉毛の描き方

眉毛を整えたら、メイクでもっと理想の仕上がりを目指しましょう。初心者でも扱いやすいアイテムを使った、基本の描き方をご紹介します

使用アイテム

スクリューブラシ、アイブロウペンシル、アイブロウパウダー、アイブロウマスカラ

描き方

①　スクリューブラシを使い、自眉の毛流れを整えます。

②　整えたときと同様のバランスで、眉尻・眉山・眉頭にガイドを描きます。

③　②で描いたガイドに従い、眉山から眉尻を描きます。毛量が少ない場合はペンシルで、毛がしっかりある場合はパウダーをブラシ使いするのがおすすめです。

④　眉山から眉頭に向かい、毛の少ない部分を中心に色をのせていきます。③よりも太めのブラシにアイブロウパウダーをとり、眉のボリュームを増やすイメージでのせましょう。眉頭は塗りつぶさないように注意。アイブロウパウダーの色は、③よりも若干明るめにするとメリハリが出ます。

⑤　全体のバランスを見て、足りない部分をペンシルタイプのアイブロウで描き足します。描きすぎると不自然になってしまうので、あくまでも毛がまばらと感じる部分を埋める程度にとどめるのが大切です。

⑥　アイブロウマスカラを眉毛全体になじませて完成。まず毛流れに逆らうように、その後毛流れに沿ってブラシでとかします。眉頭の毛を立てるようにコーミングすると、今っぽい仕上がりに。

【応用】顔型に合わせればもっと美人に！

顔の形に合わせて眉を描くと、もっと美人印象がアップします。お伝えした描き方を基本にしつつ、以下を参考にアレンジを加えてみてください。

面長の方は眉が長すぎると間延びした印象になってしまうので、短めの平行眉がおすすめ。丸顔の方は自然なアーチ眉にすると、幼く見られがちな雰囲気を打破できます。エラの張りが気になる方（ベース型）はやや長めのアーチ眉がイチオシ。直線の眉はきつい雰囲気・男性的な印象が増してしまうので、眉でやわらかさを出しましょう

眉毛メイクのトレンドは？

これまでにお伝えしたテクニックをベースにしつつ、顔の形、気分やファッション、眉以外のメイクに合わせて変化を楽しむのもおすすめです。

最近流行っているのは、アイブロウマスカラで眉毛を立ち上げる「ボーイッシュ眉」。自眉がしっかりある方は、処理しすぎず毛量を活かしましょう。また、韓国っぽい細めのアーチ眉や平行眉も人気。フェミニンかつアンニュイな雰囲気をまとえます。

また、新しい働き方として定番化したテレワーク時のメイクも話題になる昨今。オンラインミーティングなどで「きちんと感」を演出したいときは、眉山と眉の中央部分をしっかり描いてみましょう。自然でありながら、意思がしっかりとしている印象を与えることができます。

まとめ

目元の印象を、良くも悪くもがらっと変えるアイブロウ。マスク生活が続く今、目元に注目が集まるようなメイクのブームが続いています。眉の正しい整え方と描き方をマスターして、好印象な目元へとアップデートしましょう。