ツヤ肌とは?テカリとの違いやメイクポイントを解説

ツヤ肌とは?テカリとの違いやメイクポイントを解説

「トレンドのツヤ肌に仕上げたいけれど、テカリに見えてしまう」「透明感のある理想の仕上がりにならない」と悩んでいませんか?

ただうるおっているだけではない洗練されたツヤ肌に仕上げるためには、ちょっとしたコツが必要です。テカリとツヤの違い、ツヤがなくなる原因から、ツヤ肌をつくる具体的なテクニックまで解説します。

そもそも「ツヤ肌」って?テカリとの違いは?

ツヤ肌とは?テカリとの違いやメイクポイントを解説

ツヤ肌とは?テカリとの違いやメイクポイントを解説

ツヤとテカリは表裏一体。違いは、光が当たってつややかに見える部分や範囲です。

骨格に沿った、肌の高い位置のみがつややかであれば「ツヤ」。主に鼻筋、目の下からこめかみにかけてのCゾーン、顎先などにあると理想的です。

一方で、顔の立体感と関係なく光が当たっているように見えてしまう場合は「テカリ」に見える可能性が。例えば小鼻やフェイスライン、頬全体など、高さやハリがない部分が光っているとテカリに見えます。

テカリは清潔感に欠ける印象を与えてしまうので、適切な部分にのみツヤをつくることが重要。位置と量を調節すれば「ツヤっぽく仕上げたつもりが、テカテカしたオイリー肌に見えてしまった・・・!」という失敗を防げます。

肌のツヤがなくなる原因は乾燥やハリの低下。スキンケアで対策を

ツヤがなくなる原因は、肌の乾燥やハリの低下が主な原因。加齢とともに肌のうるおいが低下したりターンオーバーが乱れたりするので、年齢を重ねるほどにツヤのなさが目立ち始めます。

スキンケアでは改めて保湿を強化し、うるおいによる自然なツヤを手に入れましょう。水分と油分、どちらもしっかり補うことが大切です。夜はもちろんメイク前の保湿を入念に行うことで、メイクの仕上がりにも差がつきます。

成分としては、肌の水分保持能力を改善すると認められた有効成分「ライスパワーNo.11」や、うるおいを抱え込んでキープするヒト型セラミド、肌になじみやすい「シアバター」をはじめとする油性成分などがおすすめ。基本の化粧水・乳液だけでなく、美容液やクリーム、オイルを追加することも検討しましょう。

また、生活習慣の乱れなどによる体内の不調が原因で、肌の水分・皮脂のバランスが崩れることも。食事や睡眠などにも気を配ることが、美しいツヤ肌への近道です。

トレンドのツヤ肌をつくるメイクテクニック

スキンケアも重要ですが、簡単にツヤ肌を手に入れるためにはメイクの力を借りましょう。トレンドのツヤ肌をつくるメイクのテクニックやポイントを、順に沿ってお伝えしていきます。

セミマットな下地で肌をフラットに整える

スキンケアでしっかり保湿したら、下地で肌を整えます。ファンデーションだけでなく下地までツヤツヤにすると、「テカリ」に見えてしまうことも。ツヤ系のファンデーションを活かすためには、ややマットな下地を合わせるテクニックがおすすめです。

気になる部分にはコンシーラーを使う

何もかもファンデーションで隠そうとすると、ツヤ肌とはほど遠い厚塗りな仕上がりに。シミや色ムラ、クマなどの気になる部分は、あらかじめコンシーラーでカバーしておきましょう。

ファンデーションはリキッドやクッションがおすすめ

ツヤ肌づくりには、リキッドタイプやクッションタイプのファンデーションがおすすめ。パウダーファンデーションはセミマット~マットになりやすいので、控えるのがベターです。

リキッドやクッションにもさまざまなタイプがありますが、ツヤ肌仕上げを謳ったものを選びましょう。また、保湿やエイジングケア※を重視しているものはつややかに仕上がる傾向にあるので、ぜひチェックしてみてください。

※エイジングケアとは、年齢に応じたケアを指します

ツールと塗り方を工夫して、つやっぽい仕上がりに!

ファンデーションのつけすぎは厚塗りやムラにつながるので、まずは一度手の甲に出します。クッションファンデーションの場合は、スポンジに含ませたら一度手の甲でポンポンとなじませましょう。

リキッドファンデーションは、ツヤを重視するなら指やスポンジよりもブラシでつけるのがおすすめ。磨くようにつけることで、自然とツヤっぽく仕上がります。なお、指>スポンジ>ブラシの順でマットになりやすくなります。

適量を取ったら、どの部位も顔の内から外に広げるようにしてなじませましょう。顔全体に薄く均一に塗布したら、カバーしたい部分にだけ少しずつ重ねていきます。最後は、ムラや不自然な部分がないか大きめの鏡できちんと確認を。とくにフェイスラインなどは要注意です!

ツヤ系のフェイスパウダーをブラシ使い

ツヤ肌でもパウダーは必須。ツヤ肌だからといって仕上げのフェイスパウダーを使わないと、まさに「テカリ」に見えてしまったり、化粧崩れが起きやすくなったりします。

重要なのは選び方と使い方。タイプはプレスト(固形)ではなくルース(粉状)で、繊細なパールが含まれていたり、パウダーが保湿成分でコーティングされたりしているものを選びましょう。

パフはマットに仕上がってしまうので、ブラシ使いがおすすめ。テカリに見えやすい部分にはしっかり、ツヤを残したい部分にはさらっと乗せる程度で問題ありません。

ハイライトでさらにツヤをON

フェイスパウダーまで使ったら基本のツヤ肌ベースメイクは完成!ですがもっと印象的な仕上がりを目指すなら、最後にハイライトをプラスしましょう。

入れるのは鼻筋・Cゾーン・顎先。入れすぎるとテカリに見えてしまうので、広げすぎないのがポイントです。とくにCゾーンや鼻筋の付け根部分はマスクをしていても見えるので、明るく華やかな表情を演出できますよ。

まとめ

洗練されたツヤ肌を手に入れるためには、テカリとの違いを理解することが大切!スキンケアとメイクのアイテム・使い方を工夫すれば、一気にあか抜けた雰囲気をつくれます。

若々しく見えたり立体感が出たりと、ツヤのある肌には魅力がたくさん。テカリとは一線を画すツヤ肌で、美人度アップを狙いましょう。