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日本人に多いと言われる奥二重。親しみやすく、クールにもキュートにも見えるという特徴はあるものの、メイクが難しいと感じている人も多いのでは?

今回はアイシャドウとアイライナーを中心に、奥二重のアイメイクテクニックを解説。いつもうまくいかない、メイクがワンパターンになりがち、といった悩みを抱えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

奥二重とは?

奥二重とは?

奥二重とは?

その名の通り「奥まった二重」ともいえる奥二重。二重の幅が狭いうえにまぶたが重く、二重の線が隠れて見えなくなっている場合がほとんどです。 状態は人によって異なり、どこまでを「奥二重」と呼ぶのかの定義もあいまいですが、主に以下の2パターンに分類されます。

一重に近いタイプ

二重の幅は並行なものの狭く、目頭から目尻までまぶたの上の皮膚が二重部分を覆っている状態。しっかりと目を開けてもほとんど二重が見えないことも。

いわゆる「末広二重」

目頭の蒙古(もうこ)ひだに二重の線が隠れていて、目尻に向かうにつれて二重の幅が広くなっているパターン。日本人に多いと言われています。

まぶたの厚さや二重の幅にもよりますが、いずれのパターンとも目元に重い印象を与えがち。しかしきりっとした二重に比べると、やさしくおだやかに見えるというメリットもあります。また、実はメイクで雰囲気を変えやすいのも魅力のひとつ。奥二重のよさを活かしたメイクのテクニックを身につけましょう。

【アイシャドウ編】奥二重のメイクテクニック

今回はアイメイクの中でも、特に重要なアイシャドウとアイライナーのポイントを解説します。まずアイシャドウのコツを見ていきましょう。

グラデーション&下まぶたメイクにトライ

やさしく見える分、のっぺりとした印象になりがちな奥二重。アイシャドウではグラデーションをしっかりつけて、目の立体感を演出してみてください。

また奥二重は、まぶたが厚いことで目の縦幅が狭く見えがち。下まぶたには明るい色のアイシャドウをのせて、目を縦に大きく見せましょう。

2色以上がセットされたパレットを選ぶと、自然なグラデーションを作りやすくなります。ハイライトカラーを下まぶたに使うこともできるので、とくにメイク初心者さんはパレットタイプを1つ用意しておくのがおすすめです。

一重に近い場合は、ハイライトの範囲と色を工夫

一重に近い奥二重の場合は、ハイライトを広範囲に入れすぎると腫れぼったく見えてしまいます。ピンク系は特に注意。明るめのベージュなどを、アイホールのみに入れるようにしましょう。

また、締め色をしっかり太めに入れるのもおすすめ。細すぎると隠れてしまうので、思いきって太めに入れることで、目を開けたときにフレーム効果が出ます。

末広二重に近い場合は、濃すぎる締め色に注意

末広二重に近い場合は、濃すぎる締め色を選ばないように注意。わずかに見えている二重幅が塗りつぶされてしまい、目が小さく見えてしまいます。ハイライトカラーと中間色でほぼ仕上げ、締め色はアイライナーに重ねるくらいの細さにとどめましょう。

【アイライナー編】奥二重のメイクテクニック

続いて、アイライナーのテクニックをお伝えします。

極細ラインが基本

タイプの違いに関わらず、奥二重の場合はアイライナーを極細にするのが基本。「線を描く」というよりも、まつげの隙間を「点で埋める」イメージです。目尻の終わりの位置で自然に終わらせるか、やや長めにしてもよいでしょう。

一重に近いなら太め、末広二重なら半分のみでもOK

細めが基本ではあるものの、一重に近いならアイシャドウと同じく太めでもOK。極細のラインを入れるのが難しい場合や、目をさらにはっきり見せたいときは、思いきって太めにしてみましょう。アイシャドウの締め色をアイラインに重ねるようにすると、簡単かつ自然に仕上がります。

末広二重に近い人は、目頭にはアイラインを引かないのもあり。黒目の上くらいから、まつげの隙間を埋めるように細く入れてみてください。

蒙古ひだがあるなら、「目頭切開ライン」は控える

蒙古ひだがある場合、「目頭切開ライン」は控えたほうが無難。まぶたの皮膚が目頭にかぶさっているので、目頭から目の形に添ってラインを入れることが難しいためです。特にメイク初心者の場合は、無理に挑戦するのはあまりおすすめしません。

ブラック以外も試してみよう

アイライナーの色はブラック一択という方も多いのでは?ブラックのラインは目がくっきり見える一方、収縮効果で逆に目が小さく見えてしまうことも。特に、末広二重の場合は要注意です。

ブラウンやグレーなら、目力を演出しつつ抜け感も出ます。奥二重の方ならではのやさしい印象も引き立つので、ぜひ試してみてください。

にじみにくいものをチョイス

まぶたがかぶさっている分、アイラインがにじみやすい奥二重。ウォータープルーフやスマッジプルーフのものを選んだり、ペンシルよりもリキッドやジェルを選んだりと、アイテム選びにも気を付けてみてください。

また、アイメイクの前にきちんとフェイスパウダーを使うこともお忘れなく。パフを二つ折りにして、まぶたや目の際などの細かい部分にまでフェイスパウダーをなじませておきましょう。パウダーが皮脂や汗を吸着するので、にじみを防ぎやすくなります。

まとめ

メイク方法に頭を抱える方も多い奥二重ですが、アイシャドウやアイライナーの使い方・選び方を工夫すれば、悩んでいた部分がチャームポイントに変わります。奥二重のよさを生かして、あなたらしい素敵なメイクを楽しんでくださいね!