メインビジュアル

メインビジュアル

いつものメイクなのに粉を吹いたりヨレたり・・・ベースメイクのクオリティが下がってきたと感じるとき、意外と見落としなのがファンデーションやフェイスパウダーのパフ・スポンジのお手入れ。今回は、きれいな肌を保つためにも欠かせないスポンジの洗い方・お手入れの方法を伝授します。正しい洗い方がわからずに放置している方も、ぜひチャレンジしてみてください。

パフ・スポンジは洗わないとどうなる?

パフ・スポンジは洗わないとどうなる?

パフ・スポンジは洗わないとどうなる?

パフやスポンジを洗わないままずっと使い続けていると、さまざまな悪影響が。パフやスポンジを洗わなくてもメイクできないことはないし・・・と思っている方は、まずどんなデメリットがあるのか知っておきましょう。

雑菌が繁殖して、肌トラブルの原因に

パフやスポンジには、ファンデーションやパウダーの粒子や粉末、さらに皮脂や汗なども付着しています。洗わずに放置していると、たちまち雑菌の温床に・・・!汚れたパフやスポンジでメイクするたびに雑菌が肌に広がり、ニキビなどの肌荒れを招きかねません。

メイクのりが悪くなる

本来、適切な量を取れるはずのパフやスポンジ。汚れがたまると必要な量をしっかり取りにくくなり、ダマやムラの原因になります。ファンデーションやパウダーを何度も塗布しなければいけなくなり、厚化粧になってしまう可能性も。

メイクアイテムの劣化やケーキングを招く

汚れたままのパフやスポンジを使うと、肌だけではなく化粧品自体にも雑菌が付着。アイテムの劣化が早まったり、パウダーの表面が固まってしまう「ケーキング」と呼ばれる現象が起きたりします。せっかく購入した化粧品を長く使うためにも、ツールを清潔に保つ必要があると言えるでしょう。

パフ・スポンジの正しい洗い方

汚れによる悪影響を改めて知ると、今すぐにでも洗いたくなりませんか?洗い方をご紹介しますので、さっそくチャレンジしてみましょう。

パフやスポンジを洗う頻度

きれいな面がなくなったら洗うのが理想的。例えばパウダーファンデーション用のスポンジなら、片面の上半分で1回め、下半分で2回め、裏面の上半分で3回め、裏面の下半分で4回め・・・といったように、1枚で4回使えます。

とはいえ、4回使ってすぐに洗うのはなかなか大変。例えば週に1度・お休みの日の習慣にするなど、無理なくきれいな状態を保てる頻度を決めましょう。

専用洗剤を使うのが基本

パフやスポンジを洗う際は、専用の洗剤を使うのが基本。より簡単かつスピーディーに汚れが落ちるので、ぜひ専用洗剤を用意しましょう。

基本の洗い方

パフ・スポンジ用の洗剤を使った、一般的な洗い方をご紹介します。ただし基本的には、メーカーが指定する使い方に従いましょう。

①乾いた状態のスポンジやパフに、専用洗剤を直接つける

②メイク汚れと洗剤がなじむまで、やさしく揉み込む

③ぬるま湯を張った洗面器に入れて押し洗いする

④汚れが出なくなるまで、押し洗いとすすぎを繰り返す

⑤すすぎが終わったら、手のひらでやさしく押さえて水気を切る

⑥清潔なタオルにくるんで水気を吸い取らせる

⑦風通しの良い日陰でしっかり乾かす(2枚以上あるときは、支え合うように立てると早く乾く)

中性洗剤でも代用できる?

専用洗剤ではなく、中性洗剤でも代用可能。①②の工程を飛ばし、ぬるま湯に中性洗剤を混ぜた洗面器を用意しましょう。混ぜる割合は、ぬるま湯200:中性洗剤1が目安。③以降は、専用洗剤を使った手順と同じです。

ただしパフへのやさしさを考えると、やはり専用洗剤を使うのが無難。パフを傷めずにすんなりとファンデーションが落ちるように作られているので、中性洗剤はあくまでも補助的に使うとよいでしょう。

パフ・スポンジを洗うときの注意点

お手入れの際は、以下のことに気をつけましょう。

強い力を加えすぎない

洗剤をなじませるときやもみ洗いをするときは、力の入れすぎに注意。パフやスポンジが傷みやすくなるので、やさしく行いましょう。洗濯機などで洗うのももちろんNGです。

熱湯は厳禁!必ずぬるま湯で

熱すぎるお湯は、素材の劣化を早める可能性があります。かと言って冷水では汚れが浮きにくいので、ぬるま湯がベストです。

すすいだ後はしっかり乾かす

洗った後は、しっかり乾かしてから元のケースなどに戻しましょう。生乾きの衣類やタオルからにおい・菌が発生するのと同様で、せっかく洗ったのに元も子もない状態になりかねません。

パフ・スポンジの替えどきはいつ?

いくらきれいに洗っていても、パフやスポンジは徐々に劣化していきます。必要に応じて買い替えましょう。

ごわごわしたり弾力がなくなったり、隙間が目立ったり生地がはがれてきたりしたら、思い切って処分を。洗ったばかりなのにメイクのりが悪いなど、本来の用途に支障をきたす場合も替えどきです。常にいくつかストックを用意しておくと、洗い替え用としても重宝しますよ。

まとめ

パフやスポンジを清潔に保つことは、メイクをよりきれいに仕上げ、肌トラブルを防ぐことにつながります。最後にパフやスポンジを洗ったのはいつですか?ドキッとしたあなたは、さっそく実践してみましょう!