化粧下地でベースメイクの仕上がりUP!くずれない塗り方やアイテム選びのコツとは?

化粧下地でベースメイクの仕上がりUP!くずれない塗り方やアイテム選びのコツとは?

「プライマー」とも呼ばれる化粧下地は、ベースメイクの縁の下の力持ちとして欠かせない存在。しかし役割や選び方、正しい使い方などがわからないという方も少なくないかもしれません。そんな方のために、化粧下地にまつわるあれこれを詳しく解説。ベースメイクの基本についてもお伝えしますので、ぜひ最後までご覧ください。

化粧下地の役割とは?

化粧下地でベースメイクの仕上がりUP!くずれない塗り方やアイテム選びのコツとは?

化粧下地でベースメイクの仕上がりUP!くずれない塗り方やアイテム選びのコツとは?

はじめに、そもそも化粧下地は何のために使うかをおさらいしておきましょう。

化粧下地の主な役割は、ファンデーションのつき・のりをよくし、持ちを高めて化粧くずれを防ぐこと。加えて、肌表面をなめらかにして毛穴や小ジワなどの凹凸を目立ちにくくしたり、肌色を均一に整えて色ムラなどの肌悩みカバーしたりする効果もあります。

また、乾燥や紫外線などの外部の刺激から肌を守るはたらきもあり、保湿に特化したものやテカり対策に適したものなど、得意分野もさまざま。製品ごとに特徴は異なるものの、ファンデーションを塗るうえでの土台となる存在と言えます。

化粧下地の選び方

化粧下地にもさまざまな種類、特徴があります。自分に合ったものを選ぶためのポイントを押さえておきましょう。

肌質や肌悩みで選ぶ

化粧下地を選ぶポイントのひとつめは、肌の特徴やそのときの状態を加味することです。

例えば脂性肌(オイリー肌)の方やテカりが気になる場合は、シリコーンなどの皮脂吸着成分が配合されたくずれにくい化粧下地を。反対に乾燥肌の方や日中の肌のつっぱり感が気になる場合は、美容液成分(保湿成分)が配合されたうるおい重視の化粧下地を選ぶとよいでしょう。

季節や日によって肌の調子が変わる方、顔の部位によって皮脂量が異なる混合肌の方などは、使い分けができるようにタイプの異なる化粧下地をそろえておくのもおすすめです。

肌悩みや理想の仕上がりで色を選ぶ

顔全体の色ムラが気になるならナチュラルなベージュ系、血色感が欲しいならピンク系、透明感が欲しいならラベンダー系といったように、肌悩みを解決できる色味で選ぶのも一手。

ツヤのなさが気になるならパール入りのものを選ぶなど、質感に着目するのもおすすめです。反対にテカりが気になる場合は、マット仕上げの化粧下地で肌をフラットに整えておくといいでしょう。

UVカット効果があればベター

日やけ止めや紫外線カット効果のあるファンデーションを使う場合は必須ではないものの、UVカット機能もチェックしておきたい項目のひとつ。日やけ止め効果のあるアイテムを複数使うことでSPFやPAの数値が足し算されるわけではありませんが、ステップを重ねることで塗り漏れを防ぎやすくなります。

普段使いならSPF50、PA++++以下は全く問題ありませんので、低い数値でもUVカット機能が搭載されているものを選んでみてください。

化粧下地の塗り方の基本

自分に合う化粧下地を見つけたら、正しい使い方を意識しましょう。

化粧下地の使用量

製品ごとの説明に従うのが大前提ですが、基本的には全顔でパール粒大が化粧下地の使用量の目安です。

少なすぎるとムラになり、塗布する際の摩擦にもつながります。反対に多すぎるとファンデーションやフェイスパウダーがよれる原因になるので、きちんと適量を使うことを意識しましょう。

また乾燥肌の場合、一般的な目安量(パール粒大)だと足りないことも。まずは適量を使い、ムラにならないように注意しながら少しずつ追加しましょう。もし多く乗せすぎた場合は、ティッシュオフで調整してみてください。

化粧下地の塗り方

適量を一度手の甲に出したら両ほほ・ひたい・鼻・あごの5点に置き、顔の内から外に向かってのばしましょう。Tゾーン(ひたい・鼻筋・鼻)はやや薄めにしておくと、自然な立体感とくずれにくさを両立できます。

仕上げには、何もついていないスポンジでなじませるのがおすすめ。
スポンジに余計な化粧下地が吸収されて厚塗りを防ぐことができ、密着度もアップします。メイク持ちのよさにもつながるので、ぜひ試してみてください。

ベースメイクの順番とアイテムをおさらい

最後に、化粧下地を含めたベースメイク全体の流れをおさらいしておきましょう。一般的に、下記の順番で仕上げていきます。

・スキンケアで肌を整える
・日やけ止めを塗る
・化粧下地を塗る
・ファンデーションを塗る(パウダーファンデーションの場合はコンシーラーの後)
・必要に応じてコンシーラーを使う
・フェイスパウダーを重ねる

肌悩みはファンデーションやコンシーラーでカバーするのが基本ですが、化粧下地であらかじめ整えておくことでムラや厚塗りも防ぎやすくなり、垢ぬけた印象の美肌に近づくことができます。

なお、日やけ止めとファンデーションは、先にご紹介した化粧下地と同じ要領で塗布すればOK。それ以外のアイテムも量の出しすぎに注意し、肌をこすらないよう丁寧になじませましょう。

まとめ

ファンデーションのつきや持ちをよくし、美しいベースメイクをかなえるために欠かせない化粧下地。この機会に化粧下地の選び方や使い方を見直し、理想の仕上がりを追求してみませんか?