湿気の多い梅雨時期にメイクがよれる原因とは?くずれないアイテム&テクニックをマスターしよう

湿気の多い梅雨時期にメイクがよれる原因とは?くずれないアイテム&テクニックをマスターしよう

じめじめとした梅雨の季節はメイクがくずれやすく、気分まで憂鬱に。でもメイクアイテムの選び方や使い方をちょっと工夫するだけで、くずれにくい仕上がりが叶うんです。
今回は、梅雨シーズンに試したいメイクアイテム&テクニックを解説。今年の梅雨シーズンこそは、メイクくずれに悩まされない毎日を送りましょう。

梅雨時期に湿気でメイクがよれやすい原因

湿気の多い梅雨時期にメイクがよれる原因とは?くずれないアイテム&テクニックをマスターしよう

湿気の多い梅雨時期にメイクがよれる原因とは?くずれないアイテム&テクニックをマスターしよう

対策を考える前に、梅雨時にメイクがくずれてしまう原因をあらためて整理しておきましょう。

汗・皮脂・乾燥などの肌状態

湿度が高い梅雨時には汗や皮脂の分泌が増え、メイクが肌に密着しにくくなります。そもそもきちんと密着していないうえに、肌が常に湿っているような状態が続くことでさらにメイクくずれが加速してしまうのです。

また、エアコンの効いた室内と屋外では温湿度の差が大きく、肌の状態もゆらぎがちに。皮脂が多く出たり逆に乾燥したりを繰り返すことで、メイクの持ちが悪くなります。

季節や肌状態に合っていないメイクアイテム

気温自体はそこまで高くないからと、秋冬に使っていたベースメイクアイテムを使い続けていませんか?湿度が高い梅雨シーズンには、保湿力が高すぎる下地やファンデーションだと重すぎることも。気温だけに惑わされず湿度にも着目して、そのときに合ったアイテムに切り替えることが大切といえます。

梅雨のメイクくずれを防ぐためのアイテム選び&使い方のコツ

上記の原因を踏まえ、梅雨のメイクくずれを防ぐためのアイテム選びと使い方のコツを解説。手順に沿って見ていきましょう。

スキンケアでしっかり保湿する

肌のうるおいが不足すると、逆に過剰な皮脂の分泌を招くことも。皮脂や汗による日中のメイクくずれを防ぐためには、肌に合う基礎化粧品できちんと保湿しておくことが大切です。

ただし梅雨時の多湿環境では肌がベタつきやすいので、乳液やクリームといった油性の保湿剤は量を調整し、特に化粧水をたっぷり使うといいでしょう。
スキンケア後に肌表面のベタつきが気になる場合は、軽くティッシュオフしてからベースメイクに取り掛かるのもおすすめです。

くずれにくい下地・ファンデーションで肌を整える

梅雨のメイクくずれを防ぐためには、皮脂吸着剤などが含まれた化粧下地やファンデーションを選びましょう。

全体的には乾燥するのにTゾーンだけがテカる場合は、部位ごとに下地を使い分けるのも手。ツヤ感が強すぎるとくずれのリスクが高まるので、ファンデーションはマット~セミマット仕上げのものがおすすめです。

いずれも、推奨されている量や使い方を守ることも大切。厚塗りはヨレやくずれにつながるので、薄く均一になじませることを意識しましょう。

湿度の高さから汗やほてりに悩んでいるなら、冷感タイプのアイテムも活用してみてください。期間限定商品として発売されることが多く、スプレータイプの冷感ファンデーションやパウダー、肌をひんやりさせる冷感ミストなど、バリエーションも年々増えています。

パウダーでヨレ・くずれ・ベタつきをブロック

化粧下地・ファンデーションの後は、フェイスパウダーを重ねましょう。余分な油分がフェイスパウダーに吸収され、ヨレやくずれ、ベタつきが起きにくくなります。

なお、ツヤ肌派でもパウダーは必須。くずれやすいTゾーンにはマストで使い、その他の部位にはお好みで重ねましょう。パフを使うと比較的マットになり、ブラシならツヤ感を演出しやすくなります。パフの場合は、最後に何もついていないブラシで払うとくずれにくさがアップします。

目まわりのポイントメイクにもひと工夫!

アイブロウ、アイライナー、マスカラなどのにじみやヨレが起きやすいポイントメイクアイテムは、ウォータープルーフタイプをセレクト。アイブロウとアイライナーは、ペンシルではなくリキッドタイプを使うだけでも落ちにくくなります。

またにじみ・ヨレを防ぐためには、目のキワやまゆ毛の中までしっかりとフェイスパウダーをなじませておくことも大切です。小さめのブラシや二つ折りにしたパフを使い、凹凸の多い目のまわりにしっかりとパウダーを仕込んでから、ポイントメイクに進みましょう。

仕上げにフィックスミストを

メイクの仕上げには、キープミストを吹きかけましょう。汗・皮脂プルーフ成分などが配合されているものを選べば、梅雨時でもきれいな肌をキープできます。

2層タイプの場合は容器を10回以上しっかりと振り、顔から15cmほど離してまんべんなく吹きかけるのがポイント。5~6プッシュほど吹きかけたら、乾くまで肌に触れないようにしましょう。

梅雨シーズンのメイク直しのコツ

どんなに気を付けてメイクをしても、日中のくずれが気になってしまうこともあるはず。そんなときの対処法を簡単にご紹介します。

皮脂によるヨレが気になってもあぶら取り紙はむやみに使わず、ティッシュでやさしく押さえる程度にとどめましょう。その後はミスト化粧水などで軽く保湿し、くずれた部分にだけコンシーラーをオン。最後にフェイスパウダーを重ねればOKです。

ポイントメイクのにじみは綿棒で整え、状態に応じてアイライナーやマスカラを足しましょう。あれこれ重ねると汚く見えてしまうので、少ない手数でさっと直すのがポイントです。

まとめ

メイクの悩みが増す梅雨シーズンも、基本的なスキンケアやメイクアイテムの選び方・使い方を見直すことで快適に。お直しの方法まで押さえておけば、いざというときも安心です。気圧の変化から体調もくずれやすくなる季節なので、規則正しい生活を送ることも意識してみてくださいね。