BBクリームの正しい使い方は?CC・DDクリームとの違いや、選び方・使い方を解説

BBクリームの正しい使い方は?CC・DDクリームとの違いや、選び方・使い方を解説

ベースメイクアイテムのひとつとして、すっかり定着したBBクリーム。しかし世に浸透したからこそ、定義や正しい使い方などがいまいちわからないという方も少なくないのではないでしょうか。そこで今回は、BBクリームのあれこれについて改めて解説。選び方や使い方も紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

そもそもBBクリームとは?

BBクリームの正しい使い方は?CC・DDクリームとの違いや、選び方・使い方を解説

BBクリームの正しい使い方は?CC・DDクリームとの違いや、選び方・使い方を解説

そもそもBBクリームとは、どんな化粧品のことを指すのでしょうか。近しいCCクリーム、DDクリームとの違いも踏まえて解説します。

BBクリームとは?

韓国発祥のベースメイクアイテムとして火が着いたBBクリーム。一般的に、化粧水の後、1本で美容液・乳液・クリーム・日やけ止め・化粧下地・ライトメイク効果などがある日中用のクリームを指します。

スキンケアとメイクを同時にできることから、時短したい方や手を抜きたい日のアイテムとして人気。最近では、男性からの需要も高まっています。

「BB」の意味については諸説あるものの、肌の傷や欠点(Blemish)をカバーする「Blemish Balm」の略だとする説が有効です。ほかに、肌を美しく魅せる「Beauty Balm」だとする説も。比較的カバー力が高いものが多い傾向にありますが、スキンケア成分を重視しているものや自然な仕上がりを追求しているものなど、さまざまな選択肢があります。

CCクリーム・DDクリームとの違い

CCクリームの定義は「Color Control(カラーコントロール)」「Complexion Correction(顔色補正)「Complete Correction(完璧な補正)」「Combination Cream(組み合わせクリーム)」など、メーカーやブランドによってかなり異なります。スキンケア効果があることはBBクリームと共通ですが、赤みやくすみなどを整える「肌補正」を掲げているものが多いよう。BBクリームよりも素肌感がある、リラックスメイクに適した仕上がりです。

また数はあまり多くないものの、DDクリームと呼ばれる製品も。「Dynamic Do-All(強力なオールインワン)」もしくは「Daily Defense(日常的な防御)」などを意味するとされ、紫外線防御効果やエイジングケア※効果を重視した製品が多い傾向にあります。
※年齢に応じたお手入れのこと

BBクリーム・CCクリーム・DDクリームには、どれも明確な定義があるわけではありません。それぞれの傾向を把握したうえで、各製品の特徴を確認しながら選ぶといいでしょう。

BBクリームを使うタイミングは?

BBクリームは、一般的に化粧水の後すぐに使えるものが大半。しかし中には化粧水・乳液といった基本のスキンケアの後に使うものもあるので、製品ごとの使い方に従いましょう。 いずれの場合も、スキンケアは肌にしっかりなじんでからBBクリームを塗りましょう。なじみきっていない段階で塗ってしまうとBBクリームが肌に密着せず、ヨレやくずれの原因になります。

BBクリームの選び方

BBクリームを選ぶ際は、次のようなポイントに着目してみてください。

仕上がりの質感で選ぶ

BBクリームの仕上がりは、マットからツヤ、その中間のセミマットまでさまざま。一概にはいえないものの、マットタイプはテカりが気になる肌に、ツヤタイプは乾燥しやすい肌にマッチしやすい傾向があります。 パッケージに記載されている説明なども参考に、メイクの好みや肌質、使用シーンを考えながら選んでみてください。

肌に合う色を選ぶ

一般的に、ファンデーションよりも色展開が少ないBBクリーム。「ライト」「ナチュラル」など2色しかない場合も珍しくなく、色選びで仕上がりの印象が大きく異なってしまうこともあります。可能であればテスターなどをフェイスラインに乗せ、首と顔のどちらにもなじむ色を選びましょう。

機能で選ぶ

美容液・乳液・クリーム・日やけ止め・化粧下地・ライトメイク効果をまかなっていることが多いBBクリームですが、製品によって機能が微妙に異なります。また、中には石けんや洗顔料でオフできるものも。自分が求めている機能を備えているか、説明などを確認してみましょう。

BBクリームの基本の使い方+ツール別の違い

BBクリームの基本の使い方と合わせて、塗り方(ツール)による仕上がりの違いについても解説します。

基本の使い方

まず適量を手に取り、両ほほ・ひたい・鼻・あごの5点に置きます。内から外へ広げながら、ムラにならないようになじませていきましょう。シミや色ムラなどが気になる部分には、重ねづけをするときれいにカバーできます。お好みでフェイスパウダーなどを重ねたら完成です。

指(手)・ブラシ・スポンジによる仕上がりの違い

指で塗ると、マットでハイカバーな仕上がりに。ブラシを使えば、ツヤ感のあるナチュラルな仕上がりになります。 スポンジはほどよくナチュラルなセミマット質感になりますが、水で濡らしたスポンジを使えばより軽やかで自然な肌印象に。肌への密着感が高まるので、夏などにもおすすめです。

まとめ

保湿効果や日やけ止め効果を持ちながら、気になる部分をカバーして肌を均一に整えるBBクリーム。忙しい日にはもちろん、きちんとメイク感を出したい日にもおすすめです。ファンデーション派の方もぜひ取り入れて、毎日のメイクに活用してみてください。