海やプールで濡れても落ちない「防水メイク」のコツは?アイテムや方法を伝授!

海やプールで濡れても落ちない「防水メイク」のコツは?アイテムや方法を伝授!

徐々に暖かい日が増えてきて、海やプールなどへ行く予定を立て始める方もいるのではないでしょうか。しかしそこで気になるのが、メイクのくずれやすさ。水に濡れても落ちにくくするためには、アイテム選びや使い方を工夫する必要があります。来るレジャーシーズンに向けて、今からチェックしておきましょう!

海やプールでくずれやすい箇所

海やプールで濡れても落ちない「防水メイク」のコツは?アイテムや方法を伝授!

海やプールで濡れても落ちない「防水メイク」のコツは?アイテムや方法を伝授!

海やプールなどの水辺で特に落ちやすいのは、アイブロウやアイライン、マスカラなどの目もと。黒やブラウンなどの暗く濃い色を使うことが多いので、にじみやヨレがより目立ってしまいます。加えてベースメイクやリップも落ちやすいので、全体的に対策をする必要があるといえるでしょう。

プールや海で濡れても落ちないメイク術&おすすめアイテム

プールや海で濡れても落ちないメイクをするためには、ウォータープルーフやロングラスティングの化粧品を使いましょう。パーツ・アイテムごとに、使い方や選び方のコツを伝授します。

ベースメイク・チーク

下地もファンデーションも、ウォータープルーフなどの皮脂や水に強いと謳われているものを選びましょう。

ただし、メイクアイテムは重ねるほどくずれやすくなる傾向が。下地は薄く均一にのばし、ファンデーションはカバーしたい部分にだけピンポイントでのせるなど、初めからミニマムに仕上げておくとくずれにくくなります。

仕上げにはさらさらとした質感のフェイスパウダーを重ね、下地やファンデーションをフィックスさせましょう。チークを使う場合は、フェイスパウダーの前にリキッド(もしくはクリーム)チークを仕込んでおくと落ちにくくなります。最後に何もついていないブラシで余計なパウダーを払うと、自然な仕上がりと持ちのよさが叶います。

アイブロウ

いきなり眉を描く前に、フェイスパウダーを小さめのブラシに含ませてなじませておきましょう。眉と周辺の肌の皮脂を抑えることで、持ちがよくなります。

アイブロウは、耐水性が高いリキッドと自然に仕上がるパウダーの併用がおすすめ。眉尻などの足りない部分をリキッドアイブロウで描き足したら、パウダーアイブロウをふんわり重ねてぼかしましょう。

また、眉が全体的に薄い方や毛がほとんど生えていない部分がある方は、前日の夜までに眉ティントを仕込んでおくテクニックも。当日は少し整えたり描き足したりするだけでよく、時短にもつながります。

アイカラー・アイライナー・マスカラ

まずは眉と同様、目もとにもフェイスパウダーをなじませておきます。小さめのブラシを使うほか、パフを2つ折りにしてなじませてもOKです。

アイカラー

アイカラーを使う前にはアイカラーベースをオン。上まぶただけでなく下まぶたにもなじませておくと、パンダ目を防ぎやすくなります。ベースを仕込んでしまえば、どんなアイカラーを重ねてもOK。ただし、チークと同じくリキッドやクリームの方が落ちにくい傾向にあるので、アイテム選びの参考にしてみてください。

アイライナー

言うまでもなく、リキッドやジェルのウォータープルーフタイプがおすすめ。まつ毛の隙間を埋めるように少しずつ描きましょう。しっかり描いてしまうと落ちてしまったときに汚く見えがちなので、目じりだけなど必要最低限にしておくのも手です。

マスカラ

マスカラも、アイライナーと同じくウォータープルーフタイプをセレクト。マスカラ下地を使ってからメインのマスカラを使うと、にじみにくくなります。下地の後とマスカラの後にホットカーラーを使い、仕上げにトップコートを塗るとさらに効果的です。

リップ

リップはティントタイプや落ちにくい事を訴求しているアイテムを選びましょう。一度塗った後にティッシュオフし、その後に再び塗ると色持ちがアップします。

フィックスミスト

最後はフィックスミストを使い、仕上がりをロック。二層式の場合はよく振り、肌から20cmほど離して顔全体にまんべんなく吹きかけましょう。ミストが乾くまで、顔に触れないように気をつけてください。

海・プールでのメイクの注意点

海やプールでメイクをする場合の注意点や、事前に確認しておくべきことも知っておきましょう。

そもそもメイクNGな施設がある

海水浴場やプール施設によっては、メイクが禁止されていることも。行き先が決まったらルールを確認し、NGとされている場合は日やけ止めのみで過ごすことも検討しましょう。

肌質に合わない場合もある

普段と異なる耐水性重視のメイクは、肌質によって負担になることも考えられます。不安な方は別の日に試し、問題がなかった場合にのみ取り入れるようにしましょう。初めて使う製品は、パッチテストを行っておくことも大切です。

きちんと落とす

落ちにくいメイクをした日は、いつもより丁寧なクレンジングが必須。目もとや口もとにはポイントメイクリムーバーを使い、ベースメイクはオイルインのクレンジング料できちんと落としましょう。メイクだけでなく日ざしの影響も懸念されるので、落とした後はいつもより集中的に保湿することも意識してください。

まとめ

メイク落ちを気にするあまり、海やプールでのひとときを楽しめないのはもったいないもの。いつものメイクとは少し視点を変え、落ちにくいアイテムや方法を取り入れてみてください。水に濡れてもなるべくきれいな仕上がりをキープして、せっかくのレジャーを心置きなく楽しみましょう。