化粧のりが悪い原因とは?化粧のりをよくする方法をマスターしよう

化粧のりが悪い原因とは?化粧のりをよくする方法をマスターしよう

ファンデーションがきれいにのらない、きれいに仕上げたつもりでも毛穴が目立つなど、化粧のりの悪さで悩んでいませんか。化粧のりが悪いと気分が上がらないだけでなく、隠そうとして厚塗りになったりくずれやすくなったりと、デメリットがたくさん。化粧のりが悪くなる原因やきれいに仕上げる方法を解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。

化粧のりが悪い原因

化粧のりが悪い原因とは?化粧のりをよくする方法をマスターしよう

化粧のりが悪い原因とは?化粧のりをよくする方法をマスターしよう

化粧のりが悪くなる原因はいくつか考えられます。思い当たる節がないか、ひとつずつ確認していきましょう。

角層肥厚や毛穴よごれ

土台となる肌がなめらかでなければ、どんなによい下地やファンデーションを使っても密着度が低下します。

肌は日々生まれ変わりを繰り返し、古くなった角質は垢となって自然と剥がれ落ちていきます。このターンオーバーの周期は通常28日と言われていますが、乾燥や紫外線などの外的要因、加齢やホルモンバランスの乱れといった内的要因、そのほかさまざまな理由で乱れることも。本来剥がれ落ちるはずの角層が肌表面にとどまり続けてしまうと、ごわつきやくすみ、毛穴の詰まりなどの肌悩みにつながります。

肌の乾燥

化粧のりがよい肌の条件は、うるおいがありキメが整っていること。

元の肌質や加齢、紫外線や寒暖差などによって肌が乾燥すると、肌表面のキメが乱れて不均一な状態に。凹凸があると下地やファンデーションが密着しにくく、化粧のりの悪さにつながってしまいます。

また、かさつきやつっぱり感がなくとも、実は肌内部が乾燥している「インナードライ」状態であることも少なくありません。

べたつくからといって乳液やクリームを控えめにするなど、保湿をおざなりにしている自覚があったら要注意。一見肌がうるおっているように見えても、肌内部の乾燥が化粧のりの悪さにつながっているかもしれません。

メイクツールのよごれ

ファンデーションやフェイスパウダーをパフやスポンジ、ブラシで塗っている方は、常にきれいな状態をキープできているか振り返りましょう。メイクツールによごれが付着していると、ファンデーションなどを均一に取ることができず、ムラづきの原因になります。

顔のうぶ毛

顔のうぶ毛が化粧のりの邪魔をしているケースも。うぶ毛によって肌表面に凹凸ができると、ファンデーションなどのベースメイクアイテムが肌に密着しにくくなります。

化粧のりをよくする方法

思い当たる原因があったら、適切な対策を講じましょう。

クレンジング・洗顔でよごれを落とす

化粧のりのよいなめらかな肌に整えるためには、肌表面に不要なものを蓄積させないことが大切です。クレンジングや洗顔を見直し、メイクよごれや古い角質、角栓などのよごれを丁寧に落としましょう。よごれがきちんと落ちれば、その後のスキンケアのなじみもよくなって一石二鳥です。

メイクアップ料や日やけ止めに含まれる油性成分は、クレンジング・洗顔で落とすことが大切。メイクをした日はもちろん、日やけ止めを使った日の夜は、クレンジング・洗顔を欠かさないようにしましょう。

洗顔料はレモン大ほどになるまでしっかり泡立て、肌をこすらないようにやさしく洗います。泡が残ると肌あれの原因になる可能性があるので、フェイスラインまでしっかりとすすぎましょう。古い角質によるごわつきがとくに気になるときは、週に2.3回ほど酵素洗顔でスペシャルケアを行ってもOKです。

いずれの場合も、お湯の温度はぬるめがベスト。熱すぎると必要な皮脂まで奪ってしまい、冷たすぎるとよごれが浮きにくくなります。すすぎ終わったら、清潔なタオルでやさしく水気をふきとることも意識してください。

スキンケアでしっかり保湿する

不要なものを落としたら、肌に合うスキンケアアイテムでじゅうぶんに保湿し、キメを整えましょう。

化粧水と乳液は、肌タイプに関係なくセット使用が基本です。べたつきが苦手な場合は、さっぱりとした使用感のものを選ぶといいでしょう。乳液はジェルに近いテクスチャーを選ぶと、快適に使えます。

また化粧水は500円玉大、乳液は10円玉大が使用量の目安ですが、製品ごとの使用量を守って使うことをおすすめします。量が多いと感じたら、2回に分けてつける・最後にティッシュオフするなどの工夫を取り入れてみてください。

メイクツールを清潔に保つ

パフやスポンジはきれいな面がなくなったら洗うのが理想ですが、難しい場合は週に1度でも行うことをおすすめします。専用洗剤を使ってやさしく洗ったら、風通しの良い日陰でしっかり乾かしましょう。お手入れが面倒なら、使い捨てタイプに切り替えるのも手です。

ブラシのお手入れ方法は天然毛か人工毛かで異なりますが、頻繁に洗いすぎると劣化を招くのはいずれも同じ。普段は使用後にティッシュオフする習慣をつけ、よごれが気になったときに洗います。長い期間使っていたら、買い替えも検討しましょう。

シェービングや脱毛でうぶ毛を処理する

化粧のりに影響を与えることもあるうぶ毛には、肌をくすんで見せるというデメリットもあります。かみそりでのシェービングは少なからず肌を傷つける可能性があるので、うぶ毛が目立つ場合はレーザー脱毛なども視野に入れることをおすすめします。

やむを得ずかみそりで処理する場合は、以下の手順で行ってみてください。
・洗顔後、肌が清潔な状態で行う
・顔にはクリームや乳液を塗る
・基本的には毛流れに沿って剃り、処理しきれなかった部分だけ最後に逆さ剃りする
・剃り終わったら、蒸しタオルで肌を温めてやさしくふきとる
・最後にしっかり保湿する

まとめ

落とすケアや保湿、ツール類のお手入れやうぶ毛など、ベースメイクとは一見関係がなさそうなところにも、化粧のりを改善するためのヒントがあります。毎日の習慣を振り返り、できることから改善してみましょう。