美白もエイジングケアも!肌あれしない手肌を守るためのハンドクリームの選び方

美白もエイジングケアも!肌あれしない手肌を守るためのハンドクリームの選び方

手もとは年齢が現れやすい部分で、ケアをしている人とそうでない人では大きな差が出ます。美しく健康的な手肌を保つためには、適切なハンドクリームを選ぶことが重要です。この記事では、美白とエイジングケアの両方を実現し、肌あれを防ぐためのハンドクリームの選び方をご紹介します。

ハンドクリームで始めるエイジングケア

手は日常生活のなかでもとくに使う頻度が高い部分です。しかし、顔よりもケアがおろそかになってしまうことも多く、手は顔よりも早く老化するといわれています。そこでここでは、ハンドケアの重要性やケア方法について詳しく見ていきましょう。

● ハンドケアの重要性
● 手もとから若々しさをキープするためのケア方法

それぞれの内容について詳しく説明していきます。

ハンドケアの重要性

手は一般的に顔よりも5〜10年早く老化するといわれていることはご存じでしょうか。手が老化しやすい理由はさまざまですが、主な理由は次の4つです。

<手が老化しやすい理由>
● 手には皮脂腺が少ない
● 一年中露出している
● 外部からの刺激を受けやすい
● 顔に比べてケアが重視されにくい

手は自分ではあまり気にしていなくても、顔と同じくらい見られるパーツでもあります。そのため、若々しい見た目を保つためには、顔と同じように手のお手入れも入念に行うことが重要です。

日々のハンドケアを丁寧に行うことで、手の老化を効果的に防ぎやすくなります。このように、手のケアは美容において見逃せない重要な要素なのです。

手もとから若々しさをキープするためのケア方法

ここでは、手もとの若々しさをキープするための3つのケア方法をご紹介します。

ハンドクリームで保湿する

手肌は乾燥しやすいため、こまめな保湿が欠かせません。手を洗った後や水に触れた後は、すぐにハンドクリームを塗るようにしましょう。ハンドクリームを塗ることで、手肌にうるおいをあたえ、水分を逃がしにくくなります。

UVケアを忘れずに行う

日やけは肌トラブルの原因になるため、若々しい肌を保つためには日々のUV対策をしっかり行うことが重要です。UVカット効果のあるハンドクリームや手袋を活用して手肌を紫外線から守りましょう。

ハンドパックを活用する

ハンドパックは美容液がたっぷり含まれた手袋型のシートマスクです。10分程装着するだけで、簡単に集中的なハンドケアができます。ハンドパックを使うことで、乾燥による手あれやシワ、シミの改善が期待できるでしょう。
若々しい手肌を作るには、日々の小さな習慣の積み重ねが重要です。ここでご紹介したようなケア方法を日常生活に取り入れることで、手の老化を防ぎ、若々しい印象を長く保てます。ぜひ試してみてください。

美白効果のあるハンドクリームの選び方(お悩み)

美白もエイジングケアも!肌あれしない手肌を守るためのハンドクリームの選び方

美白もエイジングケアも!肌あれしない手肌を守るためのハンドクリームの選び方

ハンドクリームは、含まれている成分によって期待できる効果は異なります。そのため、自分の肌状態やお悩みに合ったものを選ぶことが大切です。ここでは、手肌のお悩み別にハンドクリームの選び方を見ていきましょう。

● 乾燥
● シワ
● シミやくすみ
● 肌あれ

それぞれの内容について詳しく説明していきます。ハンドクリームの選び方に悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。

乾燥

ハンドクリームを選ぶときには、乾燥を防ぐ成分が含まれているかどうかが重要なポイントです。具体的には、以下のような保湿効果が高い成分が含まれているかをチェックしましょう。

● ヒアルロン酸
● セラミド
● ホホバオイル
● アーモンド

油分が多く含まれたこってりとしたテクスチャーのハンドクリームもおすすめです。塗った後も長時間しっとり感が続き、手のカサつきを防ぎやすくなります。

シワ

シワの悩みを解消するためには、以下のような成分が含まれるハンドクリームを選ぶとよいでしょう。

高保湿成分 乾燥によるシワを防ぎ、手にうるおいとツヤをあたえる成分です。 ヒアルロン酸・セラミド・シアバターなどがあります。
抗酸化成分 肌の老化を防ぐために、ビタミンEやコエンザイムQ10などの抗酸化成分が含まれているものを選びましょう。
コラーゲン生成促進成分 ナイアシンアミドなど、コラーゲン生成を促進する成分が含まれているハンドクリームもおすすめです。

また、紫外線は肌の老化を促進します。日やけ止め効果のあるハンドクリームを使用することも重要なポイントです。

シミやくすみ

シミやくすみの悩みを解消し、きれいな手を目指すためには、シミの元となるメラニンを排出する成分が含まれているハンドクリームを選びましょう。シミ予防に効果的な成分には、以下のようなものがあります。

● ビタミンC誘導体
● カモミラET
● プラセンタエキス
● ナイアシンアミド など

一方、すでにあるシミやくすみを薄くしたい場合は、メラニンを直接分解するものや、肌のターンオーバーを促進する成分が含まれているものが効果的です。たとえば、グリセナジーMK(オゾン化グリセリン)やトラネキサム酸などが、シミの改善や美白に効果が期待できるとされています。

肌あれ

ハンドクリームを選ぶときは、肌あれを防ぐ効果があるかどうかも確認しましょう。たとえば、抗炎症作用のあるグリチルリチン酸が配合されていると、皮ふの炎症やアレルギー反応を抑える効果があります。また、ビタミンE(トコフェロール)には血行を促進する効果が期待できるため、肌あれ防止に効果的です。

肌あれは乾燥によるバリア機能の低下が原因となることもあります。そのため、先ほどお伝えした乾燥を防ぐ成分(ヒアルロン酸・セラミド・ホホバオイル・アーモンドなど)も、肌あれ防止に効果的です。

美白効果、肌あれを防ぐハンドクリームの成分とは?

ここでは、美白効果が期待でき、肌あれを防ぐハンドクリームの成分についてご紹介します。具体的な成分は、次の4つです。

● シワ改善有効成分(リンクルナイアシン)
● 美白有効成分(トラネキサム酸)
● コラーゲンケア成分(スキンフュージョニングエレメント、乳化カプセル)
● 保湿成分(ヒオウギエキス、植物性スクワラン)

それぞれの成分について詳しく見ていきましょう。

シワ改善有効成分(リンクルナイアシン)

リンクルナイアシンは、ナイアシンアミドとも呼ばれる成分で、ビタミンB群の一種です。リンクルナイアシンは、主にシミやシワの改善・美白効果・肌あれの予防など、幅広い美肌効果が期待できます。肌への刺激が少ないため、幅広い肌質の方が使用しやすいでしょう。

また、リンクルナイアシンには、肌にもともと存在する保湿成分「セラミド」の生成を助けるはたらきもあります。このように、リンクルナイアシンは幅広い美肌効果と使いやすさを兼ね備えた成分です。

美白有効成分(トラネキサム酸)

トラネキサム酸は、美白効果が期待できる成分として広く知られています。もともとは、医療用に使用されるたアミノ酸の一種として開発され、炎症やアレルギー反応を抑える効果があることが知られていました。 現在では、美容分野でも活用され、シミや肝斑の対策・美白ケアに用いられています。

<トラネキサム酸の美白効果>

メラニン生成の抑制

シミのもととなるメラニン色素の生成を抑え、シミやソバカスを予防する

炎症の抑制

炎症を抑える作用があり、ニキビや日やけ後の色素沈着を防ぐ

肝斑の改善

顔に現れる肝斑の治療に有効であり、その効果は厚生労働省からも認められている


保湿成分(ヒオウギエキス、植物性スクワラン)

ハンドクリームを選ぶ際は、保湿成分が含まれているかどうかも重要です。たとえば、以下のような成分は高い保湿効果が期待できます。

ヒオウギエキス

ヒオウギエキスは、アヤメ科の植物「ヒオウギ」の根茎から抽出されるエキスです。ヒオウギエキスには、ヒアルロン酸やコラーゲンの生成を促す成分が含まれており、肌にうるおいをあたえます。

植物性スクワラン

植物性スクワランは、オリーブオイルやサトウキビなどの植物から抽出される成分です。 肌の水分を保持して乾燥を防ぐ効果や、肌にすばやく浸透し、ほかの美容成分の吸収を助ける効果があります。

これらの成分が入ったハンドクリームを使うと、手肌をよりしっとりと保てるでしょう。

エイジングケアと美白を同時に!おすすめのハンドクリーム

最後に、エイジングケアと美白の両方を目指すためのハンドクリームの選び方についてご紹介します。

複数の効果を兼ね備えたアイテムで効率的なケア

エイジングケアと美白の効果を同時に得たい場合、複数の効果を持つハンドクリームを選ぶとよいでしょう。忙しい日常でも一度でさまざまなケアができて便利です。

とくに以下のような効果があると、より効果的に手肌をケアできるでしょう。

効果 効果の内容 成分の例
保湿効果 乾燥を防ぎ、手肌にうるおいをあたえる セラミド・ヒアルロン酸・ホホバオイルなど
美白効果 シミやくすみを防ぎ、手肌を明るくする トラネキサム酸・コウジ酸・アルブチン・プラセンタなど
抗炎症作用 炎症を抑え、肌あれや赤みを軽減する グリチルリチン酸・ビタミンEなど
UVカット効果 紫外線から手肌を守る  

自分の手肌の状態やライフスタイルに合わせて、自分に合うハンドクリームを選んでみてくださいね。

まとめ

この記事では、ハンドケアの重要性や若々しさを保ためのケア方法、ハンドクリームの選び方についてご紹介しました。手は意外と人から見られる部分ですが、ハンドケアはついつい怠りがちです。

しかし、手は顔よりも早く老化するといわれているため、日々のこまめなケアが重要です。ぜひ今日から、手洗い後や就寝前にハンドクリームを塗る習慣をつけてみてはいかがでしょうか。

自分に合った成分を含むハンドクリームを選び、継続的にケアすることで、若々しく美しい手肌を手に入れてください。手もとから始める美容習慣は、あなたの自信や魅力をさらに引き立ててくれるはずです。