旅行は準備をしているときから楽しいもの。でも、持っていくコスメの種類や方法で悩んだことはありませんか?そこで今回は、旅行に持っていく化粧品の基本ラインアップから、旅行先やシーンごとのポイントまでご提案。最後には注意点にも触れますので、これからの旅行にぜひお役立てください。
【基本】旅行先に持っていくべき化粧品はコレ!
まずはカテゴリ別に、基本の持ち物をご紹介します。人によって差がありますので、あくまでもひとつの案として参考にしてみてください。
スキンケア編
・クレンジング(メイク落とし)
・洗顔料
・化粧水
・乳液
・好みや肌の状態に合わせてフェイスマスク、美容液、クリームなど
いつも使っているものを詰め替え用容器に移し替えるのはもちろん、1~2泊なら試供品やトライアルセットを活用するのもおすすめ。宿泊先によってはアメニティとして用意されていることもありますので、事前に確認して足りないものだけを持っていくのもいいでしょう。ただし、敏感肌の方などは肌に合わない可能性があることも考え、使い慣れたものを持っていくのが無難です。
メイク編
・化粧下地
・ファンデーション
・フェイスパウダー
・アイブロウ
・アイカラー
・リップ
・チーク
・マスカラ
・アイライナー
・アイカラー
・アイラッシュカーラー など
メイクアイテムは好みによるところが大きいので、使いたいものを持っていけばOK。旅先でのファッションとの相性を考えて選ぶのもおすすめです。
ボディ・ヘアケア編
・シャンプー
・トリートメント
・ボディソープ
必需品はこの3つですが、宿泊先のバスルームに備え付けてあることも多いもの。1泊だけだから気にならないという方は、必ずしも持参する必要がないこともあるかもしれません。
しかし、洗い流さないトリートメントやボディクリーム、入浴剤などのプラスαアイテムはアメニティにないことも。ホテルなどは乾燥することも多いので、用意しておくと少しでも快適に過ごせるでしょう。
【旅行先・シーン別】あると便利な化粧品・アイテム選びのコツ
ひとくちに「旅行」といっても、目的地やシーンごとに必要な化粧品は異なるもの。持っていくと便利なものやアイテム選びのコツを、旅行先・シーン別にご提案します。
軽さ・かさばらないことを重視
とにかく荷物を軽くコンパクトにしたいなら、パウチタイプのサンプルを活用しましょう。かさばらないうえ、ステイ先で捨ててしまうので帰りの荷物がほとんどなくなります。短期の旅であれば使うアイテムにこだわりすぎず、ホテルのアメニティを調べて足りないものだけ持っていくのも手。
スキンケアはオールインワンタイプにする、メイクはリップ&チーク、アイブロウ&アイカラーなど、複数の機能を兼ねたアイテムを活用するのもおすすめです。
帽子・マスク着用が多そうな場合
帽子・マスクを着用することが多くなりそうな旅には、くずれにくいアイテムを味方につけましょう。とくに化粧下地やファンデーション、フェイスパウダーなどのベースメイクアイテムは、皮脂くずれ防止に特化したものがおすすめです。メイクキープミストもあると便利。替えのマスクは多めに持っていきましょう。
気温が高いエリア
気温が高い地域へ行くなら、ひとつ前の項目と同じくやはりくずれにくいアイテムは必須。加えて日差しが強いことも予想されるので、顔・からだどちらにも使える日やけ止めを忘れないようにしましょう。
宿泊先での乾燥対策
旅館やホテルなどの乾燥が気になる方は、就寝中の肌を乾燥から守るナイトクリーム・スリーピングマスクなどをプラスしてみてはいかがでしょう。顔だけでなくからだや髪なども乾燥しやすいので、全身を保湿できるアイテムを多めに持っていくと安心です。
海外旅行
現地での購入が難しかったり、肌に合うものが見つからなかったりする可能性があることも考え、海外旅行には肌に合った化粧品を持参することをおすすめします。このあと解説する注意点も参考にしてみてください。
旅行で化粧品を持ち運ぶ際の注意点
最後に、旅行時に化粧品を持ち運ぶ際の注意点を3つお伝えします。旅先で慌ててしまうことがないよう、今一度確認しておきましょう。
キャップ・カバーはしっかり締める
愛用しているアイテムを詰め替え用容器に入れ替えて持っていく場合、キャップやカバーはしっかり締めましょう。万が一液漏れしてしまうと、使うはずだった化粧品が空になってしまったり、他の荷物を汚したりする恐れも。念のために、ファスナー付きのプラスチックバッグなどに入れておくことをおすすめします。
車中・気温の高い屋外に放置しない
車で移動したりアウトドアを楽しんだりする旅では、化粧品を車や気温の高い屋外に放置しないように注意。高温の影響で固形の化粧品(口紅やバームなど)が溶けたり、樹脂製の容器が膨らんだり、エアゾール容器は破裂する可能性もあります。車移動の場合は必ずポーチを持ち出し、アウトドアの場合は直射日光のあたらない常温の場所に置くようにしましょう。
飛行機の場合は、機内持ち込み制限を確認する
飛行機で移動するときは、機内へ持ち込める数や量を事前に確認しましょう。
国内線の場合は、ひとつの容器あたり0.5L(kg)まで、合計2L(kg)までの液体を、機内へ持ち込む手荷物・預け入れ荷物のどちらにも入れることが可能。よほどのことがない限り、オーバーしてしまうことはないでしょう。
しかし国際線の場合、機内持ち込みルールが国内線よりも厳しいため要注意。ひとつあたり100mL(g)以下の容器に入れ、それらを容量1L以下の無色透明なジッパー付きプラスチック袋に入れる必要があります。袋の大きさは縦・横の辺が合計40cm以内、かつマチのないものが目安。なお、袋はひとりにつき1枚までとされています。
化粧水やクリームなどの基礎化粧品はもちろん、パウダー以外のファンデーションやマスカラ、ジェルや液状のリップなどもすべて対象。対象外になる固形のアイテムなども活用し、制限内に収めましょう。